Nodes Interactive によるBlenderアドオン「Loop Cut Pro」の紹介です。
Loop Cut Proとは
ループカットの追加は、Blender のモデリング作業でよく使われる操作のひとつです。「Loop Cut Pro」は、このループカット操作の手間を減らし、モデリングのワークフローをよりスムーズにするための専用アドオンです。
このアドオンを使用することで、特に、大量のモデルを扱う場面やリトポロジー作業では、作業時間を大きく短縮することができます。
主な機能
ワンクリックでループカットを追加
標準の機能では、ループカットの追加位置を確定するために複数のクリックや調整が必要になることがありますが、Loop Cut Proを使用すると、マウスカーソルの直下にワンクリックでループカットを追加できるようになります。
標準のループカットツールと比較してクリック数を大幅に減らすことができ、メッシュを継続的かつシームレスに編集することが可能になります。
形状を維持する「Shape Preserve」モード
曲面や有機的な形状にループカットを追加する際、既存のメッシュのカーブを崩さずに分割したい場面があります。このアドオンに搭載されている「Shape Preserve(形状維持)モード」を活用することで、周囲の形状の流れに沿った自然なカットが可能です。
Blender標準の「スムーズ(Smoothness)」機能では意図せずエッジの滑らかさが失われてしまうようなケースでも、Loop Cut Proを使用すれば、素早く正確に元の曲面を保つことができます。
操作方法とショートカット
Loop Cut Proのデフォルトのホットキーは Alt + R に設定されています。また、以下のモディファイアキーを組み合わせることで、状況に応じたカットを行うことができます。
これらのモードは同時に組み合わせて使用することも可能です(例:形状維持+均等配置など)。
| Alt | 形状を維持(Preserve Shape) |
|---|---|
| Ctrl | 中央にスナップ(Snap to Center) |
| Shift | 均等に配置(Even) ※ F キーで均等の基準面を反転(Flip Even) |
インストールとカスタマイズ
インストールは非常にシンプルで、ダウンロードしたZIPファイルをBlenderのビューポートにドラッグ&ドロップするだけで完了します。
また、通常のアドオンと同様にBlenderのプリファレンス(設定)画面から、ショートカットキー、ハイライトのカラー、ビューポート上のオーバーレイ表示などを好みに合わせてカスタマイズ可能です。作業中は、編集モードの「エッジ(Edges)」メニューからもツールにアクセスできます。
より詳細な仕様については、公式のドキュメンテーションをご参照ください。
今後のアップデート予定
開発元によると、今後のアップデートにおいて「Multiple Cuts(複数のカットを一度に追加する機能)」の実装が計画されているとのことです。
価格とシステム要件
Loop Cut Proは、Blender 5.1 以降で利用できます。
本アドオンの価格および対応バージョンは以下の通りです。
シングルユーザーライセンス。個人利用および商用利用が可能です。






















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