ComfyUI、ワークフローをWebアプリに変換する新しいツール「App Mode」「App Builder」と共有プラットフォーム「ComfyHub」を発表!

CGソフト

2026年3月11日(現地時間)- ComfyUI、ワークフローをインストール不要のWebアプリに変換する新しいツールと共有プラットフォームを発表しました。

ワークフローをインストール不要のWebアプリに変換可能に

ComfyUIは、ユーザーがすべてのノード、接続、パラメータを完全に把握し、思い通りに構築できる強力なワークフローツールとして広く支持されています。しかし、ノードグラフの操作に不慣れなクライアントや共同作業者にワークフローを共有する場合、その複雑な仕組みを理解してもらうための学習コストが大きな障壁となっていました。

この課題を解決するため、ComfyUIチームは2026年3月11日、作成したワークフローをノードの知識がなくても実行可能な共有アプリへと変換する新しいツール群、「App Mode」「App Builder」「ComfyHub」を発表しました。

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App Mode:ノードを隠し、直感的な操作画面へ

App Mode は、ComfyUI のワークフローを“目的に集中できるシンプルな画面”で動かすための新しいビューモードです。

このモードに切り替えると、複雑なノードグラフはいったん隠れ、ユーザーが操作に必要な入力項目だけがスッキリ表示されます。切り替えは簡単で、ワークフロー上部の 「Enter App Mode」 をクリックするだけです。

そしてポイントなのが、App Mode が 別アプリではなく、今動いている ComfyUI の上でそのまま動作するというところです。 バックエンドやキューは通常の ComfyUI と共通なので、ワークフローの仕組みは一切変わりません。UI だけが切り替わるイメージです。 そのため、新しいノードやモデル、カスタム拡張など、ComfyUI で使える機能は App Mode でもそのまま即利用できます。

App Builder:公開する項目を自由にカスタマイズ

App Builder は、App Mode の画面をどう見せるかを設定するためのインターフェースです。App Mode 内の Build ボタンから開くこともできますし、トップバーからいつでも起動できます。

基本の考え方はとてもシンプルで、 「どのノード入力をアプリ側の入力として見せるか」 「どのノード出力をアプリ側の出力として見せるか」 を選ぶだけです。 それ以外の部分はすべてノードグラフ側に残り、エンドユーザーには見えず、触れないように固定されます。

たとえば、テキスト→画像のワークフローには、サンプラー、ステップ数、CFG、スケジューラー、LoRA の重み、シード、解像度など、設定できるパラメーターが山ほどあります。でも、特定の用途ではそのうち 3 つだけ見せれば十分、というケースもよくあります。

App Builder を使えば、その「必要な 3 つ」だけを選んで公開できます。名前を変えたり、順番を入れ替えたり、グループ化したりと、ユーザーにとって扱いやすい形に自由に整えられます。 ワークフロー自体は裏でいつもどおり動くので、設定したとおりの処理が毎回安定して実行されます。

URLによる簡単な共有

アプリを作ったら、1 本の URL だけで共有できます。この URL には、アプリを開いて実行するために必要な情報がすべて含まれています。 ワークフローの設定、App Mode のレイアウト、ノードの紐づけ(bindings)まで、全部 URL にエンコードされています。

リンクを受け取った人は、その URL を開くだけでブラウザ上からアプリを使えます。 生成を実行したり、インターフェースを操作したりできますが、裏側のノードグラフを見る必要はありませんし、Comfy Cloud 上では何かをインストールする必要もありません。

ComfyHub:クリエイターのための新たなコミュニティプラットフォーム

これらのツールに合わせて、完成したアプリやワークフローをコミュニティと共有するための専用プラットフォーム「ComfyHub」が公開されました。今回のリリースでは、まず プレビュー版として、いくつかのワークフローが公開されており、自由に閲覧・実行できます。

開発者がカスタムノードを公開するための場所が「Comfy Node Registry」であるならば、完成したアプリやワークフローを公開する場所が ComfyHub という位置づけになります。

一般のユーザーにとってComfyHubは、複雑な仕組みを理解せずともコミュニティの優秀なワークフローを素早く見つけて利用できる場所です。一方、ワークフローの作成者にとっては、自身の作品のポートフォリオを構築し、多くのオーディエンスを獲得するためのプラットフォームとして機能します。

現在、プロフィールを作成してワークフローを公開したいクリエイター向けに、早期アクセスの申し込みフォームが受付中です。今後数週間で、より多くのクリエイターが公開できるよう順次拡大予定です。また、公開中のプレビュー版は comfy.org/workflows から誰でも体験することができます。

提供状況と対応環境

「App Mode」「App Builder」および「URL共有」の各機能は、発表日よりクラウド版の「Comfy Cloud」およびローカル環境向けの「Comfy Local」の両方で利用可能です。

Comfy Local では、NVIDIA GeForce RTX 5090やAMD Radeon RX 9070 XTといった最新のコンシューマー向けGPUハードウェアに完全に最適化された状態で提供されています。

ComfyHub Preview は、誰でも comfy.org/workflows から利用できます。


 From Workflow to App: Introducing App Mode, App Builder, and ComfyHub

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