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Red Giant 2026 がリリース!Maxon Studio の強化、Davinci Resolve でのオンスクリーンギズモ追加など

プラグイン

2025年9月10日(現地時間)- Maxon は、同社の開発する製品スイート Maxon One の2025年秋のアップデートのリリースを発表しました。今回の主要な発表には、ZBrush 、Redshift、Red Giantのアップデート、そして新しく統一されたブランドビジュアルが含まれています。

ここでは、Red Giant 2026.0 の新機能を紹介したいと思います。

新機能ハイライト

2025年9月10日にリリースされた最新バージョンでは、ワークフローを大幅に効率化する新機能が追加されました。

Red Giant Fall Release 2025

Maxon Studio の強化

アセットサポートの強化 (Asset Support)

Maxon Studioのカプセルは、After Effectsでサポートされているビデオファイル、画像、その他のアセットタイプを使用するカプセルの作成に対応しました。

作成したカスタムカプセル内にアセットが直接埋め込まれるようになったので、自由にプロジェクト間での持ち運びが可能です。カプセル化するコンポジションに含まれる任意のアセットを同梱するか除外するかを選択することもでき、読み込みも同様に簡単です。必要なアセットファイルがカプセルにまとめてバンドルされているため、確実にプロジェクトを共有できます。

エフェクトカプセル (Effects Capsules)

Maxon Studioでは、After Effectsの特定レイヤーにあるすべてのエフェクト設定を含むカプセルを作成できるようになりました。

通常のカプセルのように、そのレイヤー上の任意のエフェクトのコントロールを登録(Publish)し、再利用可能なビジュアル処理として保存することが可能です。作成したエフェクトカプセルは、後から別のレイヤーに適用するだけで、複雑なエフェクト設定を瞬時に再現できます。

DaVinci Resolve サポートの拡大

最新のアップデートでは、Resolve内でサポートされているRed Giantツールセット全体に、オンスクリーンギズモ(位置コントロール)が追加されました。

Fusionページでも利用可能なこの機能により、座標を持つあらゆる要素の配置が画面上で直接、かつ直感的に行えるようになり、作業速度が飛躍的に向上します。スポットブラーの精密な配置、ソフトグラデーション背景の調整、クロマティックグロウマスクの微調整などが、これまで以上に簡単になりました。

また、Universe 2026 では、DaVinci Resolveで、フラクタル背景をジェネレーターだけでなくフィルターとしても使用できるようになりました。これにより、エフェクトをフッテージに直接適用し、ブレンドモードのメリットを最大限に活用できます。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

今後のアップデート

今後のアップデートでは、AIが映像の奥行きを自動で理解する「自動深度推定ツール」が登場予定です。これにより、3Dの文字やエフェクトを、まるでその場にあるかのように自然に配置することが、誰でも簡単にできるようになります。

価格とシステム要件

Red Giant 2026 のシステム要件の確認はこちらから

価格は Red Giantのすべての製品が含まれるライセンスが14,960円/月 または 111,540円/年。

ビデオトランジションとエフェクトプラグインのUniverse 単体が、5,720円/月 または 37,400円/年です。

また、Cinema 4D 、Redshift 、RedGiant はMaxonの製品が全て利用できる『MAXON ONE』の一部としても利用できます。

その他詳しい価格の確認はこちらから


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