2021年11月10日(現地時間)Topazlabsは、画像のアップスケーリングソフトウェアの最新アップデート Gigapixel AI v5.7 をリリースしました。
Gigapixel AI v5.7 新機能
このアップデートでは、新しいスタンダードAIモデル、改善されたトリミング体験、多くのユーザビリティーの改善などがされています。
アップデートされたスタンダード(Standard)AIモデルと自動設定
Gigapixel AIのStandardモードでは、アップサンプリングモデルとパラメータ選択モデルの両方が大幅に改善されました。
新しいアップサンプリングモデルは、より多様なデータセットと追加の最適化目的でトレーニングされており、パラメータ選択モデルでは、新しい構造を適用して、写真のノイズやぼかしのレベルをより適切に推定します。
新しい一般モードオートの設定(General mode Auto setting)を有効にすることで、両方のモデルを同時に使用することができ、多くの写真で劣化のない改善された品質を提供します。


クロッピング機能の向上
アップスケーリングのワークフローにおいて、クロッピングは重要な作業の一つです。Shiftキーを押しながらクロップのアスペクト比を固定できるようになったほか、自由形状のクロップ寸法を反転できるようになり、ISO A4が新しいアスペクト比プリセットとして追加されました。
その他、多数のバグフィックスと操作性の改善
Gigapixel AI v5.7には、多数のバグフィックスとユーザビリティの向上が含まれており、より安定した、合理的なユーザーエクスペリエンスを実現します。具体的には、
- 特定の数値フィールドのキーボードショートカットの修正
- macOSで欠落していたビューモードのショートカットの追加
- ウィンドウサイズ変更時の様々なレイアウトバグの修正
- 特定の状況下でのプレビューウィンドウの信頼性の向上
- スケール変更時に比較ビューが更新されない問題の修正
などが含まれています。
すべてのアップデート内容の確認はこちらから
価格とシステム要件
Gigapixel AI v5.7 は、MacOS 10.13 High Sierra 以降、Windows 7*, 8, 10 (64 bit only)の、スタンドアロンアプリケーションまたは、Adobe LightroomClassic、Photoshopプラグインとして利用できます。より詳しいシステム要件はこちらから
価格は、99ドル(約11000円)です。
コメント