プロシージャル2Dアニメーションツール「Cavalry」無料のパブリックベータ版が利用可能に(2020年2/10投稿)
プロシージャル2Dアニメーションツール「Cavalry」が無料のパブリックベータ版として利用可能になりました。現在、Mainframe North のスピンオフ開発チームScene Groupによって開発されています。
Mainframe North とは
Mainframe Northは、2016年にMayaに統合された3Dモーショングラフィックツールセット「MASH」の開発元です。
Cavalryは、モーションデザイン、ジェネレーティブアート、キャラクターアニメーション、データの視覚化、FUI、視覚効果などに対応したプロシージャル2Dアニメーションソフトウェアです。キーフレーミング、カーブ編集、やグラフエディタなど3Dアニメーターに馴染みのあるワークフローが組み込まれています。
特徴
Cavalryの機能は、最新の革新的なアーキテクチャに基づいて構築されており、幅広いアプリケーションに対応するために考案されました。
・Do it with Data
Cavalryで動作するようにデータを配置します。情報を美しくする場合でも、さまざまな作品を作成する場合でも、.csvファイルをインポートするか、Googleスプレッドシートで共同作業して、外部データでコンテンツを操作します。
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・Duplication and Distribution
レイアウトタスクは簡単です。画像ベースの分布を使用して、グリッドを作成し、パスに沿って要素を配置し、形状を配置します。 Cavalryでは数回クリックするだけです。
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・Best Behaviour
ボクセル化形状、パスに沿った変形、位置値の振動など、ビヘイビアは創造的なレシピのCavalryの材料です。それらを一緒に混ぜたり、複数の要素に広げて、美しく興味深いエフェクトを生成します。
・Just your Type
日付、文字列、値を作成してから、簡単に文字を結合、スクランブル、または置換します。パスに沿ってテキストを変形するか、フォールオフを使用して「文字ごと」の位置をアニメーション化します。可変フォントのサポートに加えて、テキストアニメーションには制限がありません。
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・View on GPU
CavalryのレンダラーはGPUで実行されるため、アニメーションをリアルタイムで再生し、変更をライブで更新できます。アイデアを反復することは、これまで以上に遊び心があり、同じくらい速くなりました。
[8/14更新] Cavalry 商用版がリリース
8月12日(現地時間)Scene Groupは、パブリックベータ版を終了し、商用版であるCavalry 1.0 をリリースしました。すべてのパブリックベータユーザーは無料ユーザーになるということです。無料ユーザは、透かし入りでエクスポートが960x540pxに制限されます。
Cavalry 1.0 is live!
Sign up for FREE or upgrade to the PROFESSIONAL plan at the Trailblazers discounted rate of £12/m. Link in bio.
A huge thank you to all our beta testers! All Beta users are now FREE users so just grab the latest installers and pick up where you left off. pic.twitter.com/FxrEcQt7BL— Cavalry (@cavalry__app) August 11, 2020
価格とシステム要件
Cavalryは、Windows 10、macOS 10.12以降で利用できます。
価格はサブスクリプションのみで、£20/月(約2,500円 /月)または、£144/年(約18,000円 /年)です。今のところ、支払はクレジットカードのみで、paypalには対応していなさそうです。
無料版も利用でき、透かし入りでエクスポートが960x540pxに制限されます。
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