2025年8月12日（現地時間） – Nvidia は、Studioドライバの最新アップデートをリリースしました。
8月の NVIDIA Studio Driver アップデート
8月のNVIDIA Studioドライバは、FLUX.1 Kontext NIMの登場や、Marmoset ToolbagのNVIDIA DLSS Super Resolution用の最新Transformerモデルへのアップデートを含む、最新の新しいクリエイティブアプリケーションやアップデートに最適なサポートを提供します。
FLUX.1 Kontext NIM
FLUX.1 Kontext NIM がサポートされ、RTX GPU で最適化されたパフォーマンスを提供するようになりました。
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Marmoset Toolbag
Marmoset Toolbagは、次期アップデートでNVIDIA DLSS スーパー解像度が最新のTransformerモデル（DLSS4）に更新される予定です。これにより、画像の安定性が向上し、ゴースティングが低減され、アンチエイリアシング品質も改善されています。
DLSS については詳しく触れられていませんが、次の記事でMarmoset Toolbagの次期アップデートの新機能を確認することができます。
修正リスト
今回のアップデートでは、特定のアプリケーションや一般的なシステム環境で発生していた多数の不具合が修正されています。
修正されたアプリケーションのバグ
- Blender： 参照画像に黒い点が表示される問題 [5339988]
- Cloudflare WARP： Advanced Optimus搭載システムで表示モードの変更が妨げられる問題
- World of Warcraft： レイトレーシングを有効にするとアーティファクト（表示の乱れ）が発生する問題
- Battlefield 2042： ゲームプレイ中に光源の周りにランダムな四角いアーティファクトやちらつきが発生する問題
- Marvel’s Spider-Man Remastered： R575ドライバへの更新後にパフォーマンスが低下する問題
- Starcraft Remastered： オブジェクトに軽微なアーティファクトが表示されることがある問題
- Cyberpunk 2077： VSYNCを有効にすると微小なカクつきが観測されることがある問題
- JX Online 3： 水面にアーティファクトが表示されることがある問題
- 32ビットゲーム： 起動時にDXVK変換レイヤーを使用するとクラッシュする問題
- Control： レイトレーシングを有効にするとゲームがクラッシュすることがある問題
- ABZU： 水の描写に表示の破損が観測される問題
- EA Sports FC 25： 全体的な安定性に関する問題
- Dirt 5： 起動時にゲームがクラッシュする問題
修正された一般的なバグ
- Samsung 57″ Odyssey Neo G9： デスクトップでアイドル状態の際にちらつきやアンダーフローが発生する問題
- 一部のノートPC： 外部HDRモニターを接続し、表示モードを「NVIDIA GPUのみ」に設定すると、ディスプレイが暗く表示されることがある問題
- DSCモニター接続時： NVIDIAコントロールパネル/NVIDIA AppからGPUスケーリングのオプションが表示されなくなる問題
- Windows フォト： ビデオをトリミングすると色調が変化することがある問題
- NVIDIA Smooth Motion有効時： GPUビデオメモリがわずかに低い速度で動作する問題
- ハイブリッドグラフィックスモードの一部システム： dGPUがスリープ状態に移行しないことがある問題
- Samsung 57″ Odyssey Neo G9： ウィンドウサイズ変更時に一時的なちらつきが観測されることがある問題
- LGE 27GX790A-B： DisplayPort 2.1モードでHDRを実行すると画面が真っ暗になる問題
ダウンロード
以上の最新アップデートをサポートする新しい8月のNVIDIA Studioドライバ（580.97）が利用可能です。
ドライバはNVIDIA アプリまたはこちらのドライバのダウンロードページからダウンロードすることができます。
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