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Topaz lab、最大4Kの解像度にアップスケール可能な動画向けクリエイティブアップスケーラー「Astra」をプレビュー!

CGソフト

2025年6月11日(現地時間)- Topaz lab は、新しい動画向けのアップスケーリングツール「Astra」の情報を公開しました。

動画向けクリエイティブアップスケーラー「Astra」

今回発表された「Astra」は、AI動画を最大4Kの鮮明な解像度にアップスケール(高画質化)することに特化した、クリエイティブ アップスケーラーです。

先日、ウェブベースの画像向けクリエイティブアップスケーラー「Bloom」が発表されましたが、「Astra」はこの動画版かと思います。

次の動画では、ユーザーの目的に合わせて使い分けられる2つのアップスケールモードと、映像の滑らかさを向上させるフレーム補間機能が紹介されています。

Introducing: Astra

主な特徴

Astraの最大の特徴は、ユーザーの目的に合わせて使い分けられる2つのアップスケールモードと、映像の滑らかさを向上させるフレーム補間機能です。

2つのアップスケールモード

Creativeモード

Creativeモードは、元の動画が持つディテールをAIが再解釈し、さらに創造性豊かな映像へと進化させます。

特にAIで生成された動画との相性が良く、想像力を掻き立てるような表現が可能です。創造性の度合いは、以下の2つのオプションから選択できます。

  • Subtle(繊細): 元の雰囲気を尊重しつつ、穏やかにディテールを追加します。
  • Bold(大胆): AIがより大胆な解釈を行い、独創的なディテールを付与します。

現時点では最大15秒の動画に対応しており、この制限は今後拡張される予定です。

Preciseモード

Preciseモードは、元の動画の見た目を忠実に保ちながら、細部のディテールを復元・強化したい場合に最適なモードです。用途に応じて、処理速度と品質のどちらを優先するかを選択できます。

  • Speed(速度優先): 従来のモデルと比較して4倍速く、コストを3分の1に抑えながら処理を実行します。
  • Quality(品質優先): 最もパワフルなモデルを使用し、最高品質の仕上がりを追求します。

フレーム補間

映像のフレームレート(1秒あたりのコマ数)を最大120fpsまで向上させ、より滑らかな動きを実現することができます。

また、最大8倍のスローモーション効果も可能で、アクションシーンや物語性のある映像に映画のような品質を加えることができます。

利用について

現在Astraはまだ開発段階にあり、利用することはできませんが、こちらから早期アクセスのウェイトリストリストに登録することができます。


Topaz lab ウェブサイトへ

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