2024年7月2日(現地時間)- Tyson Ibele Productions は、3dsMax用プラグインの最新アップデート tyFlow v1.111 をリリースしました。
新機能ハイライト
最新アップデートのtyFlow v1.111は、3ds MaxでStable Diffusion(AI画像/アニメーション生成)を統合したtyDiffusionの最初の公式リリースとなっています。
tyDiffusion
tyDiffusionは、ComfyUIを使用した3ds MaxのStable Diffusionの高度な実装です。様々なControlNets、LoRA、プロンプトスタイル、その他のテクニックを使って、ビューポート上でAIイメージやアニメーションを生成できます。
ビューポートの情報(色、深度など)を直接AIエンジンに伝えることができるので、tyDiffusionは単なるランダム画像ジェネレーターではなく、完全なシーンレンダラーとして使用することができるとのことです。
その他のアップデート
- Max 2023+用のtyDiffusionモジュールによるStable Diffusionのサポートが追加
- 実験的な tyDiffusionTexGen モディファイア追加
- tyDiffusion/interpolation パラメータを tyPreview に追加
- tyCacheエクスポート設定に新しい “pivot ” エクスポート チャンネルが追加され、キャッシュがシェイプのピボットオフセット情報を保持できるようになりました(Multifratureメッシュとの互換性が向上)
- (上記の “pivot “チャンネルでエクスポートされた)tyCacheからピボットを修正したデータを適切にインポートできるようになり、フローからキャッシュ、キャッシュからフローへのデータの全体的な一貫性が向上。
- Alembic Point Cloud エクスポーターに名前プリセットのメニューが追加
- Alembic Point Cloud エクスポーターにカスタム浮動小数点/ベクトル接頭辞(float/vector prefix)オプションが追加
- Terrain Display オペレータの MAXScript リスナーにグリッドの高さ情報を表示するオプションが追加されました。Unreal Engine への変換のための追加情報も出力されます。
- Terrain Tile オペレータに命名規則オプションが追加
- Export Terrain オペレータに Unreal Engine 互換のリサンプル解像度が追加
- Actor Animation オペレータにアニメーションループの開始/停止と時間の正規化(normalize time) モードが追加
- tyFlowオブジェクトに “editor_close() “MAXScript functionが追加
- フロー更新オペレータから冗長な “delete if not found ” 設定が削除されました(オペレータは現在、ソースフローに一致するIDがないパーティクルを削除(または送信)するために使用できる Test rollout を備えています)。
- Find Targetの “cycle through target list “オプションは、最後のターゲットが見つかった場合、最初のターゲットにループバックするように。
- Find Targetの “cycle through target list “モードに “randomize cycle order “オプションを追加しました。
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
tyFlow については以下の記事をご覧ください
3dsMax用の多機能パーティクルプラグイン tyFlow 1.100 がリリース!メッシュのブール演算と破砕を行う新しいエンジンPRISMが追加
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