AMD、Unreal Engine 5.8対応の最新FSRプラグインを公開 ― 機械学習アップスケーリング「FSR 4.1.1」搭載

CGソフト

2026年8月27日(現地時間)- AMD は、AMDは、Epic Gamesの最新ゲームエンジン「Unreal Engine 5.8」に対応した最新の「AMD FSR Unreal Engineプラグイン」を発表しました。

今回のアップデートは最新の「FSR “Redstone” SDK 2.3」を統合したもので、最先端のマシンラーニング(機械学習:ML)ベースのアップスケーラーとML駆動のフレーム生成技術(Frame Generation)が含まれています。これにより、ゲームタイトルやリアルタイム3Dコンテンツにおいて、ネイティブレンダリングと同等あるいはそれ以上の描画クオリティを保ちながら、大幅なフレームレート向上を実現します。

主な更新内容

FSR Upscaling 4.1.1への刷新とRadeon RX 7000シリーズへの対応拡大

この度公開された最新のプラグインでは、プラグインに収録されている「AMD FSR Upscaling」がバージョン4.1.1へと引き上げられました。機械学習を活用したFSR Upscalingは、従来のFSR世代と比べてアップスケーリング時の画質やディテールの再現性が大きく向上しています。

さらに、従来このMLベースのアップスケーリングは、AMD RDNA 4アーキテクチャを採用したグラフィックスカード(AMD Radeon RX 9000シリーズ)向けに提供されていましたが、本アップデートにより、RDNA 3アーキテクチャを採用するAMD Radeon RX 7000シリーズのディスクリートGPUでも利用可能となりました。

これにより、Unreal Engine 5環境において、より幅広いAMDハードウェアで高品質なMLアップスケーリングの恩恵を受けられるようになります。

なお、RDNA 3.5やRDNA 2、およびそれ以前のアーキテクチャを搭載したGPUに対しては、従来の「AMD FSR 3」による解析的(Analytical)アップスケーリングパスが提供され、堅牢な後方互換性が維持されています。

MLフレーム生成「FSR Frame Generation 4.0.1」

プラグインには、最新のフレーム生成ソリューションである「AMD FSR Frame Generation 4.0.1」も含まれています。この機能は、機械学習アルゴリズムを用いて2枚の連続した入力フレームから高品位な中間フレームを補間生成し、見た目上のフレームレートを大きく引き上げる技術です。

AMD FSR Upscalingや後述の「Radeon Anti-Lag 2」と組み合わせることで、特にAMD RDNA 4アーキテクチャ搭載グラフィックスカードにおいて、超低遅延で非常に滑らかなゲームプレイを実現します。

今回のv4.0.1アップデートでは、モーションベクトル(動きベクトル)およびカメラパラメータの入力処理が改善され、特定のエッジケースにおける視覚品質がさらに向上しました。

入力遅延を低減する「Radeon Anti-Lag 2プラグイン」もUE 5.8対応

また、FSRプラグインと合わせて、「AMD Radeon Anti-Lag 2プラグイン」もUnreal Engine 5.8対応版へとアップデートされました。

Radeon Anti-Lag 2は、GPU負荷が高いシナリオにおいてシステム全体の入力遅延(エンドツーエンドの遅延)を削減する機能です。FSR Frame Generationと併用することで、フレーム生成に伴う遅延を抑え、より応答性の高い操作感を提供します。

FSR統合とアップデートをシンプルに保つ取り組み

AMDは、開発者にとっての統合およびアップデート作業をシンプルに保つ取り組みを継続しています。

「AMD FSR 3.1」で導入された「AMD FidelityFX API」を活用することで、プラグインを通じてFSRを導入した開発者は、将来のアップデートもスムーズに行うことができます。

将来のAdrenalinドライバ連携による自動更新

今後リリースされるグラフィックスドライバ「AMD Software: Adrenalin Edition」を通じて、ゲーム内で使用されるFSR UpscalingおよびFSR Frame Generationのバージョンを自動的に最新版へアップデートできるようになります。これにより、ゲームタイトルごとにパッチを配布しなくても、プレイヤーは常に最新のFSR機能を利用できるようになります。

ダウンロード

プラグインは公式ダウンロードページから入手できます。

最新バージョンAMD FSR Upscaling / Frame Generation 4.1.1(FSR SDK 2.3ベース)
対応Unreal EngineUnreal Engine 5.3 〜 5.8
ファイルサイズ約1.9GB

AMD FSR Unreal Engine プラグイン導入ガイドはこちらから


AMD FSR plugin updated for Unreal Engine 5.8

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