2026年7月2日(現地時間)、Abstractは、7月にリリース予定の「InstaLOD 2026」に搭載される新機能を発表しました。
今回のリリースでは、Maxon Cinema 4DおよびNvidia Omniverse向けの2つの新しいインテグレーションが提供され、ユーザーが普段使用しているツール内で直接機能を利用できるようになります。
また、プロダクションワークフロー向けに自動で四角形(クアッド)トポロジーを生成する、新しい「Quad Remesher(クアッドリメッシャー)」機能が導入される予定とのことです。
Maxon Cinema 4DおよびNvidia Omniverseへの統合
Cinema 4DやOmniverseを使用する制作チームは、各ソフトウェア内でInstaLODの最適化技術に直接アクセスできるようになります。
Cinema 4D向けのInstaLODにより、モーショングラフィックス、放送、ビジュアライゼーションの分野で広く利用されている同ソフトウェアにて、高度なメッシュ最適化とジオメトリ処理が可能となります。
また、Omniverse向けのInstaLODは、USD(Universal Scene Description)ベースのパイプラインにおいて同様の役割を果たし、ユーザーはOmniverseの環境から離れることなく、InstaLODのすべてのジオメトリ処理スタックを利用することが可能となります。
新しい「Quad Remesher」の導入
InstaLOD Studioには、アップデートされた「Quad Remesh」機能が搭載されます。この機能は、ポリゴンが密集していたり構造が乱雑なメッシュを、現在のサブディビジョンやプロダクションワークフローに適した、きれいなオールクアッド(すべて四角形ポリゴン)のトポロジーへと自動的に再構築します。手作業で行うと数時間かかるようなリトポロジー作業を自動化し、手持ちのジオメトリから直接、サブディビジョン可能なクアッドメッシュを生成することができます。
さらに、新しいQuad Remeshには2つのモードが追加され、エッジフローを改善するための適応型のクアッドレイアウト生成が行えるようになりました。これにより、多様なメッシュタイプに対して、より意図に沿った結果を得やすくなります。
また、三角形ポリゴンからのクアッドメッシュ生成だけでなく、既存のクアッドメッシュを簡略化する機能も備えており、スムーズなメッシュ操作に必要となるエッジループやサポートフローのみを保持することが可能です。
主なハイライト
- 手動リトポロジーの省略: 従来、手作業でのエッジループ配置に費やしていた時間を削減します。スカルプトデータ、スキャンデータ、ハイポリゴンモデルを、ボタン一つでプロダクション対応のクアッドメッシュに変換できます。
- 即座にサブディビジョン可能: 出力されるメッシュは、Catmull-Clarkなどのサブディビジョンアルゴリズムで滑らかに細分化できるように設計されており、手動でのクリーンアップ作業を必要としません。
- イテレーションの高速化: 手動でのリトポロジー作業に時間を取られることなく、ポリゴン数の多いコンセプトスカルプトから、編集しやすいローポリゴンのベースメッシュへと素早く移行できます。
- クアッドメッシュの最適化: DCC(Digital Content Creation)ツールでの操作を軽量化するため、密度の高いクアッドメッシュを、形状維持に必要な最小限のループとサポートエッジまで削減します。
今回発表されたすべての新機能やインテグレーションに関する技術的な詳細情報は、まもなく行われるリリースに合わせて公開される予定です。
正式にリリースされましたら、改めて詳しくご紹介いたします。
InstaLOD Comes to Cinema 4D and Omniverse — and That’s Not All!































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