2026年7月3日(現地時間) – Reallusionは、Character Creator 用のAI搭載の3Dヘッドジェネレータープラグインの最新アップデートとなるHeadshot 3.1を発表しました。
主な新機能
今回のHeadshot 3.1は、Character Creator向けのプラグイン内に、本格的なテクスチャ編集やペイント機能を直接統合した大規模なアップデートとなります。
これにより、外部の画像編集ソフトを行き来する手間がなくなり、3Dキャラクターのテクスチャ制作ワークフローがこれまで以上にスムーズになります。
Headshot内で完結するテクスチャペイント
外部のエディタとの煩雑なデータのやり取りはもう必要ありません。Headshot 3.1では、高品質な顔のテクスチャリングのために専用設計された、本格的なブラシベースのペイントシステムが導入されました。これにより、3Dビューポート上で直接作業に集中することができます。
ディフューズマップの編集
3Dメッシュ上に直接スケッチ、ブレンド、ペイントを行える、多彩な機能を持つブラシが利用可能です。直感的な操作で、テクスチャの細部まで調整することができます。

ステンシルブラシモード
横顔の画像や、インポートした任意の写真を使用し、3Dビュー上のモデルへ直接テクスチャを投影してペイントすることができます。写真が持つ現実のディテールを瞬時にモデルへ反映させることが可能です。
クローンブラシ
指定したソース領域をサンプリングし、見えているテクスチャを複製する機能です。肌のシミを正確に消去したり、複雑な皮膚のパターンを自然に馴染ませたりする作業に最適です。
非破壊の補正レイヤー
ベースとなるテクスチャを上書きすることなく、何度でも試行錯誤を行える全く新しい非破壊的なレイヤーシステムが用意されました。これにより、元データを保ったまま安全にテクスチャの調整を進めることができます。
一般的なブレンドモードと専用シームレスブラシ
ブラシツールは、Normal(通常)、Darken(比較・暗)、Multiply(乗算)といった画像編集ソフトでお馴染みのブレンドモードにしっかり対応しています。
さらに、顔のテクスチャに見られる不自然な境界線をなくし、ワンストロークでエッジをきれいに馴染ませるために専用調整された「シームレスブラシ」も導入されました。
柔軟なテクスチャワークフロー管理
ユーザーは作業の目的に応じて、ソースとなる正面画像と側面画像を今後の編集のために個別に残しておくか、ディフューズチャンネルに統合してファイルサイズを節約するかを自由に選択できるようになりました。

ステンシルペイント向け4KプロファイルAI画像生成
正面からの画像生成機能はすでに高度に最適化されていますが、Headshot 3.1では横顔のAI画像生成に大幅なアップグレードが行われ、側面からの入力でも同じく高品質な結果が得られるようになりました。
側面の4KウルトラHD AI生成
横顔のAI画像生成が、鮮明な4K解像度を正式にサポートしました。これにより、横顔の画像からでも毛穴レベルの微細な肌のディテールを抽出できるようになります。
側面画像向けのスマートな髪の毛除去
横顔の画像専用の新しいオプションにより、顔の表面や輪郭を隠してしまう髪の毛を効率的に取り除くことができます。これにより、肌のテクスチャが遮られることなく、よりきれいにベイク処理を行えるようになります。

より高速で正確なモデルマッチング
アライメント(位置合わせ)のプロセスが見直され、初心者からプロフェッショナルまで、誰もが簡単かつ確実にマッチングを行えるように改善されました。
新しいフリップ(反転)機能
側面の位置合わせステップにおいて、オーバーレイ画像を即座に左右反転できるようになりました。これにより、より直感的かつ素早く特徴点を合わせることができます。
ポイント配置のガイダンス機能
重要な配置ポイントを強調表示する、わかりやすい視覚的なガイドが追加されました。明確な「良い例」と「悪い例」の図解が用意されているため、迷うことなく正確な配置が可能です。

その他の新機能および修正点
安定した制作環境を提供するため、機能の最適化やいくつかの重要なパイプラインのバグ修正が行われています。
- 高齢者の顔やデフォルメされた顔など、これまで処理が難しかった横顔の画像に対するエッジ検出が最適化されました。
- ZBrushでの編集後、LOD 1およびLOD 2においてモデルのディテール(忠実度)が正しく維持されるようになりました。
- 頭のスケールを変更した後に「Refine Face」機能を使用しても、キャラクターのメッシュが歪まなくなりました。
- テクスチャを置き換えた際に、体の色が意図せず変わってしまう問題が修正され、色合いが正しく保たれるようになりました。
- Windowsのユーザー名に英数字以外の文字が含まれている環境で、写真インポート時にランドマーク(顔の特徴点)が正しく検出されない問題が修正されました。
価格について
Headshot は、Character Creator 5(CC5)プラグインとして利用可能です。
プラグイン単体は $199.00 で提供されています。また、これからCC5本体を購入される方向けに、CC5とHeadshot 3がセットになった「Character Creator 5 + Headshot 3 Creator Bundle」も用意されています。こちらは現在 $329.00(通常 $498.00、期間限定で1,100 AI Points付属)で購入可能です。
また、「Character Creator 365 Pro」や、アニメーションソフトのiClone 8等も含まれる最上位プラン「Reallusion 3D Suite 365」などのサブスクリプション一部としてもHeadshot 3を利用することができます。
























コメント