2026年6月25日(現地時間)- Boris FXは、写真編集および視覚効果プラグインの最新アップデート「Optics 2026.5」を発表しました。
主な新機能
今回のアップデートでは、対応するホストアプリケーションの拡充をはじめ、アナログフィルムの質感を再現する新しいフィルター、AIを活用したマスキング機能の強化など、クリエイターのワークフローを支援する多数の新機能が追加されています。
対応プラグインホストの拡充
既存の制作フローを維持したまま、お気に入りのアプリケーション内でOpticsを利用できるようになりました。新たに以下のアプリケーションがサポートされています。
- Apple Photos
- Capture One
- Affinity Photo

1つのライセンスを所有していれば、サポートされているすべてのホストアプリケーションでOpticsを使用することが可能です。
アナログフィルムの質感を再現する「S_FilmBurn」
実際の写真を傷つけることなく、露出オーバーになったフィルム特有の予測不可能な質感を再現する「S_FilmBurn」が追加されました。主な特徴は以下の通りです。
- オリジナルフィルムのスキャンデータ: 実際に損傷したセルロイドフィルムの高解像度スキャンを基に構築されています。
- 詳細なツールセット: ライトリーク(光漏れ)、レンズフレア、自然なフィルムの粒子感(グレイン)をレイヤーとして重ね合わせることができます。
- リアルなアーティファクト: フィルムのパーフォレーション(送り穴)のゴースト、リーダー部分の要素、焼け焦げたスプロケット跡など、本物ならではの痕跡を再現します。
- 柔軟なコントロール: わずかな経年劣化の表現から、全体的なフィルムの焼き込みまで、好みに合わせて調整が可能です。
背景作成を拡張する「S_Grunge」の強化
背景のバリエーションを広げる「S_Grunge」がアップデートされました。新しい撮影用背景セットを用意することなく、多彩なテクスチャを生成できます。
- 手作業で制作された新しい高解像度スタンプが追加されました。
- 油絵、チョーク、インク、スポンジ、スプラッター(飛沫)、花柄、ダマスク織などの質感から選択可能です。
- シード値のスライダーを操作することで、スタンプの見た目や雰囲気を手軽に変更できます。
- 60種類以上のプリセットが用意されているほか、被写体に基づいた色の変更を含め、すべての要素を細かくカスタマイズできます。
高速で柔軟なパーティクル機能
Particle Illusionのアップデートにより、写真へのエフェクト追加がよりスムーズになりました。
主な改善点は以下の通りです。
- アニメーション処理の改善と、カメラコントロールの操作性が向上しています。
- 写真家のニーズに合わせて独自に設計された、手作りの新しいパーティクルスプライトが収録されています。
- 30種類以上のプリセットが新たに追加されました。
- FPS(フレームレート)設定の更新により、さまざまなフレームレートでシネマグラフを書き出すことが可能になりました。

「Face ML」による瞬時のAIフェイスマスク作成
AIを活用したマスキングツール「Face ML」により、ポートレート編集の作業効率が大幅に向上します。顔の領域を自動的に検出し、個別のマスクに分割するため、手作業でのマスク作成にかかる時間を削減し、部分的なレタッチや色調整に集中できます。
- セグメンテーション(分割)オプション: 肌、眉、目、唇、口、歯、ひげに加え、新たに「鼻」と「首」の領域分割に対応しました。
- AIモデルの更新: アップスケーリング用のAIモデル(UpRes ML)が更新され、より高精度な結果が得られるようになっています。
直感的な Color Mixer ツール
新機能のColor Mixerツールを使用することで、写真の色調を直感的かつ正確に調整できるようになりました。
シンプルなスライダー操作のワークフローを採用しており、色相、彩度、輝度(ルマ)の各チャンネルを調整して特定の色を細かくカスタマイズすることが可能です。また、すぐに活用できる16種類のプリセットも付属しています。
なお、このColor Mixerは、Opticsの「Essentials」「Landscapes」「Portrait」の各フィルターカテゴリに収録されています。


Sapphireフィルターの拡充
OpticsにはSapphire(2026版)のアップデート内容が統合されており、映像制作現場で評価されている高品質なフィルターを利用できます。
Film BurnやGrungeといったフィルターのほか、8種類の新しいプロ仕様レンズフレアや、アーティストによってデザインされた厳選プリセットが追加されました。これにより、現代的でシネマティックなエフェクトを写真にすばやく適用することができます。


伝統技法を模した装飾的なフレーム機能
ティンタイプ(湿板写真)などの伝統的な写真技法の質感を好むユーザー向けに、Optics 2026.5ではボーダーライブラリが拡張されました。
今回のアップデートにより、伝統的な手法を用いて手作業で作成された10種類以上の新しいボーダープリセットが追加されています。これらのプリセットはそのまま手軽に使用できるだけでなく、個々のボーダー要素を細かく調整できるため、用意されたデザインをベースにして独自のフレームを作り上げることも可能です。

新しいLooksパック – Gilded Paw Looks Collection
Optics 2026.5のリリースに合わせて、別売りの新しいLooksパック(プリセットコレクション)「Gilded Paw Looks Collection」も公開されました。
このパックは、ティンタイプ(湿板写真)やアンティークなスタジオ撮影の美しい世界観を再現できるコレクションとなっています。Renee Robyn氏によって丁寧に制作された10種類のLookが収録されており、ペット(もちろん人物にも適用可能)の写真を、古き良きビクトリア朝のようなクラシックな雰囲気に変換できます。

期間限定オファー
投稿時点で、「Gilded Paw Looks Collection」は50%オフの特別価格24.95ドル(通常価格49.95ドル)で提供されています。
このLooksパックを使用するには、Optics 2026.5(アクティブなサブスクリプション、または試用版)の環境が必要です。
Gilded Paw Looks Collection の詳細はこちら
価格とシステム要件
Optics 2026は、macOSとWindowsで動作するAdobe PhotoshopとLightroomのプラグインまたは、スタンドアロンアプリケーションとして利用することができます。
価格はサブスクリプションライセンスは 9ドル/月、99ドル/年、永久ライセンスは12か月の無料アップデート&サポートを含み、149ドルとなっています。アップグレード&サポートプランは年額49ドルです
| ライセンス | 価格 |
|---|---|
| サブスクリプションライセンス(月額) | 9ドル/月 |
| サブスクリプションライセンス(年額) | 99ドル/年 |
| 永久ライセンス 12か月の無料アップデート&サポートを含む | 149ドル |
| アップグレード&サポートプラン | 49ドル/年 |
詳しいシステム要件、価格の確認はこちらから































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