Blender向けのアドオンやアセットを提供しているpolygoniqによる新たな人物モデルライブラリ「humaniq」の紹介です。
humaniqとは
「humaniq」は、建築ビジュアライゼーションなどの背景制作に欠かせない、3D人物モデルのライブラリです。外観のリアルさ、シーンに配置した際のパフォーマンスの軽さ、そして導入しやすい価格帯の3つのバランスを考慮して制作されています。
ライブラリの内部には、119種類の人物アセット、16種類のアイテムアセット、そして2種類の群衆ジェネレーター用プリセットが収録されています(Full版の場合)。膨大な数のアセットはカテゴリごとに整理され、タグ付けも行われているため、ブラウザから目的のモデルをスムーズに検索することが可能です。
AI技術の併用と手作業による品質管理
このアセットは、ベースとなるメッシュやテクスチャの初期生成においてAI技術を部分的に活用しているとのことです。ただし、これは制作パイプラインの出発点としての利用にとどめられています。
生成されたすべてのメッシュに対しては、ポリゴンのクリーンアップ、穴の修正、UV展開、顔や手先の微調整といった広範な手作業が加えられています。テクスチャについても同様に手作業で補正や洗練が行われており、他のソフトウェアツールと同じようにAIを活用することで作業を効率化しつつも、polygoniqの高い品質基準を満たすよう丁寧に仕上げられています。
主な特徴
humaniqには、初心者からプロフェッショナルまで、ワークフローを補助するためのさまざまな機能が搭載されています。
なお、これらの機能は同社が提供する無料のオープンソースBlenderアセットブラウザ「engon」を通じて利用することになり、高度なフィルタリングや配置機能と連携して動作します。
カラーレイヤーのカスタマイズ
カスタム設定を使用することで、すべてのモデルにおける服などのパーツの色やトーンを個別にコントロールできます。シーンのライティングや全体的な色合いに合わせて、柔軟な調整が可能です。
リグ付きキャラクター
すべてのアセットには基本的なリグが設定されています。これにより、完全に固定されたポーズではなく、状況に応じて立ち姿などにわずかな調整を加えることができ、より自然な配置が可能です。
群衆ジェネレーター
広場などの広範囲を群衆で埋めたい場合に便利な機能です。キャラクター同士の衝突判定の追加、指定したオブジェクトへのスナップ、向いている方向の調整など、高度な編集オプションを使用して自由にレイアウトを構築できます。
最適化されたパフォーマンス
人物モデルを配置する際ネックになりがちな動作負荷にも配慮されています。すべてのアセットは適切に最適化が行われており、大規模なシーンに多数の人物を配置した場合でも、スムーズなパフォーマンスを維持できるように設計されています。

整理されたカテゴリとタグ付け
すべてのアセットはわかりやすいカテゴリに分類されており、さらに細かなタグ付けも行われています。
これにより、膨大なライブラリの中から、目的に合ったお気に入りのアセットを簡単に見つけ出し、効率的に探索することができます。
含まれるアセットリスト
価格とシステム要件
humaniqはBlenderバージョン4.2以降で利用でき、CyclesとEeveeの両方に対応しています。
ライセンスは、プロジェクトの規模や用途に合わせて、以下の3つのバリエーションが提供されており、どのプランでも、humaniqの基本機能(カラーレイヤーやリグなど)はすべて利用可能です。
| Starter | $6 | 約13%のテクスチャ付きアセットを収録。アセットの全メッシュデータと、全機能が利用可能なお試し用エントリープラン。 |
| Lite | $33 | 約50%のテクスチャ付きアセットを収録。全メッシュと全機能が含まれており、中規模プロジェクトに最適なプラン。 |
| Full | $69 | 100%すべてのテクスチャ付きアセットと全機能が収録された完全版。開発元からの優先的なサポート付き。 |































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