2026年3月3日(現地時間)- ノードベースのAI生成環境として広く普及しているComfyUIの公式クラウドサービス「Comfy Cloud」にて、完全無料で利用できる「Free Tier(無料枠)」が新たに提供開始されました。
「Comfy Cloud」に無料枠が登場
これまでサブスクリプションが必要だった「Comfy Cloud」サービスですが、今回のアップデートにより、Googleアカウントでサインインするだけで、クレジットカードの登録なしで即座に無料枠が適用されます。
無料枠のユーザーには毎月400クレジットが付与され、画像、動画、音声、3Dモデル生成など、多岐にわたる最先端のAIモデルをクラウド上で試すことが可能になります。
Comfy Cloudにおいては、パートナーノード(旧APIノード)では、使用量に応じてクレジット価格が設定されます。クラウドワークフローの場合、ワークフローの実行時間に基づいてクレジットが課金されます。実行時間が長いほど、消費クレジット数が多くなります。例えば、「Wan 2.2 Image-to-Video」テンプレートを使用して5秒の動画を生成する場合、毎月の400クレジットで約35本の動画を作成可能のようです。

無料枠で提供される主な機能と環境
無料枠であっても、処理は数千人の有料ユーザーが利用しているのと同じ、強力なRTX Pro 6000 GPU- 96GB VRAM上で実行されます。環境構築などの手間なく、約10秒でサインアップを完了し、すぐにワークフローを動かし始めることができます。

- 毎月400クレジットの付与: クレジットカードの登録や支払い手続きは一切不要です。期限付きのトライアルではなく、毎月継続してクレジットがリフレッシュされます。(※クレジットの翌月への繰り越しは不可)
- 350種類以上のテンプレート: 画像生成から動画、3D変換まで、用途に合わせた構築済みのワークフローが用意されています。
- カスタムワークフローの利用: ユーザー独自のワークフローのインポートや保存が可能です。有料プランと同様のカスタムノードやモデルを利用できます。
- 過去データの保持: クレジットを使い切った後でも、アップロードした入力データや生成結果の出力データには引き続きアクセス可能です。(さらに生成したい場合は、月額20ドルからのサブスクリプション登録、または翌月のクレジット付与を待つ形となります)
- ワークフロー実行時間の制限: Free枠では、1回のワークフロー実行につき最大10分間(10-minute max runtime)の制限が設けられています。
利用可能な最新AIモデル
Comfy Cloudでは現在900以上のモデルがサポートされており、無料枠でも話題のオープンソースモデルからクローズドな高性能モデルまで、幅広く試すことができます。

これらのモデルは、現在利用できるものだけでなく、今後数ヶ月の間にリリースされる予定の新しいモデルにも順次対応して行く予定です。
すぐに試せる注目のワークフロー例
「何から始めればいいかわからない」というComfyUI初心者の方でも心配ありません。Comfy Cloudにはクリエイターが作成した最高品質のテンプレートが350種類以上用意されており、無料クレジットを使ってすぐに以下のような高度な処理を体験できます。
公式発表で言及されている代表的な対応モデルは以下の通りです。
上記に加えて、Grok Imagineによる高品質な画像生成や、Hunyuan3Dを用いた1枚の画像からの立体的な3Dモデル生成などもテンプレートから即座に実行可能です。
Comfy Cloudで無料枠を試す
ComfyUIは高度な制御が可能である反面、ローカル環境での環境構築や高いGPUスペックの要求がハードルとなることがありました。
今回の「Comfy Cloud」無料枠の登場は、PCのスペックに依存することなく、ブラウザ上から無料で最新のAI生成技術に触れられる絶好の機会と言えます。
























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