Blender向けツタ生成アドオン「BagaIvy」V3アップデート!シミュレーションによる成長アニメーション機能が追加!

プラグイン

Blender内でリアルなツタ(アイビー)をプロシージャルに生成できる人気アドオン「BagaIvy」がV3へアップデートされました。

BagaIvyとは

BagaIvy Generatorは、Blenderでツタやつる植物を自然に生成するためのアドオンです。Geometry Nodesを基盤にしており、アーティストが細かく調整できる操作性と、プロシージャルな自動生成を両立した非破壊ワークフローを実現しています。

広い城壁を一気にツタで覆ったり、カメラ前の小物に繊細なツルを手作業で絡ませたり、用途に合わせて柔軟に扱えます。パラメトリックな生成、シミュレーション、豊富なプリセットライブラリによって、有機的な植物表現を効率よく作り込めます。

Blender NEW BagaIvy Simulation

この人気アドオンが待望のV3へアップデートされ、これまで多くの要望があった「成長アニメーション機能」が実装されました。以下では、ここでは、新機能を含めたBagaIvyの機能を紹介したいと思います。

新しいシミュレーションモードで成長アニメーションが可能に

V3の大きな特徴は、有機的で動きのある成長表現を実現する「シミュレーションモード」が加わったことです。自動で形を作るだけでなく、成長の方向性や勢い、絡み方などを細かく調整でき、アーティストの意図をそのまま反映しやすい高い操作性を備えています。

リアルな成長アニメーション

シミュレーション全体を一度にベイクして結果を確定させることも、成長の各ステップを追いながら細かく調整することもでき、ツタが伸びたり、方向を変えたり、障害物に沿って絡みついたりといった挙動まで自然に表現できます。こうした柔軟なワークフローにより、他の手法では再現しにくい有機的なリアリティや、動きのあるアニメーション表現を実現します。

高いコントロール性

対象となる3Dメッシュの上に直接描くことで、ツタがどの方向へ伸び、どの範囲に広がるかを直感的に指定でき、意図したレイアウトをそのまま反映できます。

また、ベイクの範囲に関わらず、成長アニメーションの速度変更やループ再生が自由に行えます。段階的に成長範囲や葉の密度を調整する詳細なワークフローに加え、ワンクリックで全自動処理を行う「Auto-Bake」機能も備わっています。

 用途に合わせて選べる3つの「プロシージャルジェネレーター」

シミュレーションモードが動的な成長表現に特化しているのに対し、既存のプロシージャルモードは純粋な作業効率に特化しています。非破壊(後から調整可能)で、複雑な植生を数秒で生成できる3つのモードが用意されています。

  • FAST
    (パフォーマンス重視)
  • ACURATE
    リアリティ重視)
  • PRECISION
    (精密コントロール)

背景シーンや広範囲のカバーに最適です。パフォーマンスを最優先し、大量のツタを素早く生成します。

オブジェクトの表面に沿って自然に広がり、リアルな枝のネットワークを自動的に生成します。メインとなる被写体に適しています。

ツタの枝を1本ずつ手作業で描画していくモードです。細部まで完全に制御したい場合に最適です。

豊富なアセットライブラリ

BagaIvyには、すぐに使える高品質な植物アセットが多数同梱されています。さらに、レンダリングエンジンのパフォーマンスを最大限に引き出す設計がされています。

300点以上のアセットと70種類のプリセット種が用意され、必要に応じてユーザー自身のアセットも組み合わせられます。各プリセットには植物ごとの設定が保存されているため、種類に応じた自然な生成をワンクリックで切り替えられます。

アセットは四角ポリゴン構造で作られ、アルファ抜き部分を最小限に抑えることで描画負荷を軽減しており、EEVEEとCyclesのどちらでも快適に扱えます。

その他の実用的な編集・パフォーマンス管理機能

風のアニメーションとシームレスなループ

直感的に制御できる風のアニメーション機能が備わっており、ループ再生にも対応しています。シミュレーションモードで生成したツタを編集可能なメッシュに変換(Convert to Mesh)した場合でも、この風の影響は保持されます。

部分的な削除と編集

プロシージャルモードでは、他のオブジェクトとの接近を利用して自動的に葉や枝を削除する「エフェクター機能」が利用できます。シミュレーションモードでは、ツタをメッシュ化することなく、不要な枝だけを直接カットして整理することが可能です。

ビューポートの最適化(Proxy & Bake All)

ハイポリゴンのアセットを軽量なプロキシ(代替モデル)に置き換えることで、作業画面の動作を軽くすることができます。プロシージャルモードでは葉のバウンディングボックス化やビューポート/レンダーでの解像度の個別設定が、シミュレーションモードではアニメーション全体のベイク(Bake All)による負荷軽減が可能です。

注意事項

  • 成長アニメーションの制限: ツタが伸びる「成長アニメーション」はシミュレーションモード限定の機能です。
  • メッシュ変換に関する注意: 生成したツタを編集可能なメッシュに変換することは可能ですが、変換すると成長アニメーションは失われます(風のアニメーションは保持されます)。
  • エクスポート: アドオン自体に外部フォーマットへのエクスポート機能は含まれていません。
  • レンダリングの独立性: 生成されたシーンは、BagaIvyがインストールされていない環境(レンダリングファームなど)でもレンダリング可能です。
  • ライセンス: ロイヤリティフリーおよびGPLのデュアルライセンス構造で提供されています。

更新履歴

V3 – メジャーアップデート- 2026年2月

物理ベースのシミュレーションを使用してツタを生成する、まったく新しい方法が導入されました。

  • 新しいジェネレーター: シミュレーションモード(成長アニメーション)を追加。
  • ライブラリの全面改修: 全70種の植物を完全アップグレード(シェーダーと3Dモデルの改善)。
V2 – アップデート- 2023年11月
  • 新しいジェネレーター: Fast Generator(高速生成)、Precision Generator(精密生成)を追加。
  • ライブラリの拡張: 40種類の新種を追加。
  • ワークフロー: プリセット切り替え機能を追加。
V1 – 初回リリース- 2022年11月
  • BagaIvyの初期リリース。
  • Accurate Generator(正確な生成)の実装。
  • ライブラリ: 30種の植物を収録。

チュートリアル

基本的な操作は非常にシンプルで直感的です。

 プリセットを選択 > ターゲット(対象メッシュ)を選択 > ツタの原点(開始位置)を設定 > 描画(ドロー)するだけです。

 BagaIvyはBlenderのアセットブラウザと完全に統合されているため、任意のアセットを簡単に選択して使用できます。各プリセットには、その植物の種を最も正確かつ自然に生成するための独自の設定が用意されています。

手順は以下の動画で確認することができます。

BagaIvy Simulation Tutorial

その他詳しい情報は公式ドキュメントページへ

価格とシステム要件

 BagaIvy Simulation (V3) は Blender 4.3以降 に対応しています(V1およびV2を所有している場合は、Blender 3.5以降向けとして引き続き利用可能です)。

SuperhiveGumroad
通常価格$79.00$80.00
日本向け価格
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※コードはGumroadのライブラリ > BagaIvy内に記載
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以前のバージョン(V1/V2)をお持ちの方は50%オフでアップグレード可能です。2025年以降にご購入された方は無料アップデートの対象となります(開発者へお問い合わせください)

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