2026年1月29日 – Sony は、モーション編集ソフト「XYN Motion Studio」におけるAdobe Mixamoデータのインポート対応と、モバイルモーションキャプチャー「mocopi」開発者向けプラグインのオープンソース化を発表しました。
ここでは、その詳細を合わせて紹介したいと思います。
XYN Motion Studio が Mixamoデータインポートに対応
2026年1月29日、XYN Motion Studioがアップデートされ、Adobeが提供する3Dアニメーションサービス「Mixamo」のモーションデータインポートに対応しました。
今回の対応により、ユーザーはMixamoで公開されているプロ品質のリグ付きモーションデータをFBX形式でダウンロードし、そのままXYN Motion Studioへ取り込むことができるようになりました。主なメリットは以下の通りです。
プロトタイピングの高速化
ゼロからキーフレームを作成したり、すべてを撮影する必要がなくなり、Mixamoの豊富なライブラリを利用して素早く動きのイメージを確認・構築できます。
特に個人制作や小規模チームにおけるプリビジュアライゼーション(事前可視化)の工程で大きな時間短縮が可能となります。
高度な編集機能との連携
インポートしたMixamoのデータは、単に再生するだけでなく、XYN Motion Studioの持つ以下の編集機能を適用できます。
- 自動タグ付け:歩行やジャンプなどの動作種別を自動判別。
- 中間モーション生成:異なる2つのモーション間を自然に繋ぐ補間データを自動生成。
- ハイブリッド編集:モバイルモーションキャプチャー「mocopi」で取得したデータと組み合わせた編集が可能。
利用手順と設定
Mixamoのデータを正しくインポートするためには、ダウンロード時に特定の設定が必要です。
- Mixamo設定:キャラクターを「X Bot」または「Y Bot」に設定。
-
ダウンロード設定:
- Format: FBX Binary (.fbx)
- Frames per Second: 60
- Keyframe Reduction: none
- インポート:XYN Motion Studioに読み込み。
制約事項
- キャラクターは「X Bot」または「Y Bot」を使用してください。それ以外では正しく表示されない可能性があります。
- フレームレートは必ず「60 fps」に設定してください。
- 指のモーションデータの再生・保存には対応していません。
- リグ構造の差異により、特に「物体を持つ」ような動作では期待通りの再生ができない場合があります。
作成したデータはUnity、Unreal Engine、Blenderなど主要なDCCツールへエクスポート可能です。VTuber活動やゲーム開発、映像制作など、幅広いクリエイティブシーンでの活用が可能です。
mocopi レシーバープラグインのオープンソース化

2026年1月23日より、先行して公開されたUnity向けのプラグインに続いて、これまでSDKとして提供されていた「mocopiレシーバープラグイン」がオープンソースとして順次公開されました
ソースコードはGitHub上で公開され、どなたでも自由に利用・改良・機能拡張が可能になります。
公開されたリポジトリ一覧
主要なDCCツールおよびゲームエンジン向けプラグインが対象です。
- mocopi Receiver Plugin for Unity
- mocopi Receiver Plugin for Unreal Engine
- mocopi Receiver Plugin for Blender
- mocopi Receiver Plugin for Maya
- mocopi Receiver Plugin for MotionBuilder
- mocopi Motion Serializer
また、各種プラグインは mocopiデベロッパーサイトからダウンロードできます。
開発者へのメリットと展望
ソースコードへのアクセスが可能になったことで、開発者は独自の機能拡張や、プロジェクト固有のニーズに合わせたバグ修正を直接行うことができます。
プラグインの主な役割である「mocopiモーションフォーマット(特定のパッケージ)」へのデータの梱包(シリアライズ)と、各ツールでの読み取り形式への変換(デシリアライズ)のロジックが公開されたことで、コミュニティ主導による新たなプラットフォームへの対応や、予想外の利用方法が生まれることが期待されています。
※技術的な質問や相談は、引き続き公式Discordサーバーにて受け付けられているとのことです。
























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