2025年10月21日(現地時間) – Chaos は、ビジュアライゼーションソフトウェアの最新アップデート「Envision 1.3」のリリースを発表しました。
新機能ハイライト
このバージョン1.2-1.3では、5,000以上の新規アセット、刷新されたCosmosライブラリ、そしてAIによるマテリアル生成機能などが追加されています。
5,000を超える新しいCosmosアセット
高品質なモデル、マテリアル、HDRIスカイなどを提供するスマートコンテンツライブラリ「Chaos Cosmos」が大幅に拡充されました。Envisionとの緊密な統合により、利用可能な3Dアセットは12,000以上に増加。今回のアップデートでは、人物(1,300点)、植生(2,000点)、家具・アクセサリ(1,800点)など、5,000点以上のアセットが新たに追加されています。
Evermotion社およびGlobe Plants社とのパートナーシップにより、アジアの各地域にインスパイアされた植生アセットも拡充されました。これにより、シーンに地理的・文化的な背景を加え、特定の地域や市場のスタイルに適応させることが可能になります。すべてのアセットは高品質かつレンダリングに対応しており、プロジェクトにリアルなディテールを追加できます。

なお、アセットの数はArchDesign CollectionとEnvision単体ライセンスで異なりますのでご注意ください。
EnvisionにおけるAIを活用した高速化
AIマテリアルジェネレーター(ベータ版)
Cosmosに搭載されたAIマテリアルジェネレーター(ベータ版)により、数秒でマテリアルを作成できるようになりました。
現実世界のサーフェスの写真をアップロードするだけで、PBRマテリアルが即座に生成され、外部ツールなしで迅速に環境やインテリアを構築できます。

AIエンハンサーの高度な制御
AIエンハンサーに新たに追加された高度な制御機能により、レンダリング結果をよりクリエイティブに調整できるようになりました。人物アセットの年齢、民族、服装のスタイルを変更したり、植生を微調整してフォトリアルな結果を追求したりすることが可能です。
Enscape、V-Ray、Corona、またはEnvisionからオブジェクトマスクを使用することで、シーン全体への効果と特定のオブジェクトへの編集を組み合わせることができます。
CosmosがChaosのユニバーサルアセットライブラリへ
Envision最新版ではCosmosライブラリが刷新され、すべてのChaos製品で一貫した体験と最適化されたパフォーマンスを提供するようになりました。
最新アセットへのアクセス、Enscapeコンテンツのより正確な転送、そしてローポリモデルからハイポリモデルへの差し替えなどがスムーズに行えるようになっています。

新しい水のマテリアル
リアルで自然にアニメーションする水面を作成できるようになりました。
波の動き、水面の透明度、反射、色といったパラメーターを調整することで、海や湖、プールを本物らしい物理的挙動とビジュアルディテールで再現することが可能です。

その他のEnvisionアップデート
- 直感的なスナッピング機能: シーンのレイアウトを尊重する正確なスナップ機能により、オブジェクトを迅速かつ確実に配置できます。スマートアライメントツールが手動調整と試行錯誤を最小限に抑え、複数のオブジェクトを迷うことなく簡単に配置できます。
- .vrsceneエクスポーター: SketchUp、Revit、Rhinoから.vrsceneファイルを直接エクスポートし、完全なシーンデータをEnvisionに即座に読み込むことができるようになりました。ビジュアライゼーションは元のモデリングツールとリンクされたままなので、プロセスを再開することなくシームレスな更新と設計のイテレーションが保証されます。
- ナビゲーションプリセット: 好みの3Dソフトウェアに基づいたナビゲーションスタイルに簡単に切り替えることができます。シーンのナビゲート、オブジェクトとのインタラクション、調整が素早く、使い慣れた感覚で行えます。現在、Enscapeと3ds Maxのスタイルがサポートされています。
- 大規模プロジェクトのサポート強化: 無数のユニークメッシュを持つような大規模プロジェクトも、スムーズに扱えるようになりました。特にRevitから読み込んだ複雑なシーンでも、パフォーマンスを損なうことなくリアルタイムでの編集と探索が可能です。
- コーナー・ツー・コーナーでのオブジェクト作成: ビューポートでコーナーからコーナーへとドラッグするだけで、完璧なサイズのオブジェクトを作成できます。正確な境界や直径を即座に定義し、新しいジオメトリをシーンに整列させることで、より高速で正確なレイアウトが可能になります。
- 座標モードの切り替え: グローバル座標系とオブジェクトベースの座標系をシームレスに切り替えることで、建築グリッド内でオブジェクトを配置したり、要素を独自の軸周りに回転させたりする際に、正確な制御が可能になります。
- オブジェクトとインスタンスの置換ツール: シーン内のオブジェクトを、プロジェクト、Cosmos、またはカスタムアセットライブラリにある代替アセットと素早く交換できます。位置、回転、スケールを保持したまま、単一のオブジェクトまたはそのすべてのインスタンスを置き換えることが可能です。
- アニメーション付きツールチップ: ツールの使い方を簡単に学べるようになりました。ツールにカーソルを合わせるだけで、その主要な機能の短いアニメーションデモがインターフェースに表示されます。これらのビジュアルガイドは、ユーザーの学習速度を上げ、エラーを減らし、新たな創造的可能性を引き出します。
- 依存関係ビュー: オブジェクトリスターで、オブジェクト間の関連性を即座に確認し、ナビゲートできます。スプライン、ルックアットターゲット、センサーなどの依存関係が明確にマークされ、パラメーターを掘り下げることなく、リンクされたオブジェクトに直接ジャンプできます。
価格とシステム要件
対応プラットフォームとシステム要件は以下の通りです。
対応プラットフォーム
- Chaos Envision は、Enscape、V-Ray Next、V-Ray 5、V-Ray 6、V-Ray 7 および Corona 12 からエクスポートされた .vrscene ファイルで動作します。
- 究極の体験のためには、Enscape、V-Ray 5 以降、または Corona 12 以降の使用が推奨。
- .vrscene ファイルは、ダウンロード可能な独立したファイルエクスポーターを介して、SketchUp および Rhino から直接エクスポートできます。
- Revit 用の .vrscene エクスポートの無料オプションも利用可能です(ダイレクトエクスポーターは近日公開予定)。
システム要件
- Windows 10 Update 2004 以降(バージョン 10.0.19041)
- DXR 互換の NVIDIA または AMD GPU(最大 2 基)
- NVIDIA GPU の場合 – RTX シリーズ以降、必須ドライバー 515 以降、推奨ドライバー 530 以降
- AMD GPU の場合 – RX 6000 シリーズ以降
- システム RAM は GPU メモリと同等以上である必要があります(最小 8GB RAM)
Envision の価格は64,800/年です。
また、新しく発表されたArchDesign Collectionの一部としても利用可能です。
Envision 1.3 adapts to your workflow with richer assets and AI-powered speed


























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