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Premiere Pro 2025年9月アップデート(v25.5)がリリース!新しいベータ版にはAIオブジェクトマスクが追加!

CGソフト

2025年9月12日 – Adobe は、動画編集ソフトウェアPremiere Proの最新アップデート(バージョン25.5)のリリースを発表しました。

新機能ハイライト

このアップデートでは、先日正式リリースに先駆けて発表された内容のとおり、新しいエフェクト、トランジション、アニメーションが追加されています。

Film Impact によって作成された映画のようなトランジション、洗練されたエフェクト、ダイナミックなテキストやグラフィックアニメーションといった90種類の全く新しいエフェクトが追加料金なしで利用可能です。

公式に公開されている動画などは以下の記事をご覧ください。

新しいトランジションとエフェクト

新しいトランジションとエフェクトには以下が含まれています。各エフェクトはカスタマイズ可能で、GPUアクセラレーションに対応しています。

以下が実際に確認できたリストとなります。

Film Impact Essentials

  • Blur Dissolve Impacts: ショット間をディゾルブしながらブラーを適用します。
  • Blur to Color Impacts: 単色に移行するブラーを適用し、次のシーンにフェードインさせます。
  • Burn Alpha Impacts: アルファチャンネルの焼き付け効果を使用し、画像の燃えるようなエッジで溶解させながら次のショットを表示します。
  • Burn Chroma Impacts: カラフルな焼き付けエッジと色彩の歪みを使用して、クリップ間をワイプします。
  • Chaos Impacts: フッテージの動的でランダムな歪みを作成し、次のシーンに崩壊または爆発させます。
  • Clock Wipe Impacts: 回転する時計の針のようなワイプで次のショットを表示します。
  • Dissolve Impacts: 徐々に不透明度を変化させて、あるクリップを別のクリップにブレンドします。
  • Flash Impacts: 明るいフラッシュまたは露出オーバーのバーストを追加して、カットをスムーズに隠します。
  • Frame Impacts: フレームのようなボーダーエフェクトを適用し、スライド、スケール、またはアニメーションさせてクリップ間を移行させます。
  • Linear Wipe Impacts: 直線的なワイプ(水平、垂直、または斜め)で次のクリップを表示します。
  • Luma Fade Impacts: 明るさの値に基づいて画像をフェードさせ、明から暗へ、またはその逆へとトランジションを追加します。
  • Mosaic Impacts: 画像を幾何学的なタイルに分解するピクセル化されたモザイク効果を適用します。
  • Neon Wipe Impacts: 輝くネオンエッジを使用して、シーン間をワイプします。
  • Push Impacts: 前のクリップの上に次のクリップを任意方向にスライドさせます。
  • Roll Impacts: 自然な回転や転がる動きで、出て行くショットを次のショットにロールさせます。
  • Star Wipe Impacts: 星形で表示または非表示にすることでクリップ間のトランジションを追加します。
  • Stretch Impacts: フッテージを画面全体に引き伸ばし、次のクリップにスムーズにワープさせます。

Film Impact Lights & Blurs

  • Chroma Leak Impacts: 鮮やかな色彩のフレアを伴うカラフルな光漏れをショット間に追加します。
  • Directional Blur Impacts: 水平、垂直、またはカスタムの方向に沿ってトランジションをスムーズにぼかします。
  • Flare Impacts: レンズフレアを使用してシーンを移行させます。
  • Glow Impacts: 明るさを強調し、次のショットに穏やかにフェードするグロー効果を追加します。Lens Blur Impacts
  • Light Leak Impacts: 自然なフィルムの焼き付きや光漏れをシミュレートして、次のクリップに移行します。
  • Light Sweep Impacts: フレームを横切る光のビームを作成し、次のシーンを明らかにします。
  • Phosphor Impacts: 輝くリン光のフェードを作成し、トランジション中に光の軌跡を残します。
  • Radial Blur Impacts: 中心に向かって、または中心から離れるように焦点を引く放射状のブラーでトランジションを回転させます。
  • Ray Impacts: トランジション全体に広がる光線を投影します。
  • Soft Wipe Impacts: 自然なレンズスタイルのブラーを適用して、クリップ間にソフトで焦点の合わないトランジションを作成します。
  • Solarize Impacts: 写真のソラリゼーション効果を模倣した、反転または高コントラストの色を使用して移行します。
  • Stripe Impacts: 光の帯やストライプを使用して移行します。
  • Zoom Blur Impacts: ズームのようなブラー効果でショットをブレンドし、速い動きやワープスピードをシミュレートします。

Film Impact Transformers

  • 3D Roll Impacts: 三次元的な視点でフッテージをロールさせ、クリップ間に深みと動きを与えます。
  • 3D Spin Impacts: クリップを3D空間で回転させ、ダイナミックに次のショットに移行します。
  • Film Roll Impacts: プロジェクターでフィルムが回るような見た目を模倣します。
  • Louver Impacts: 水平または垂直のブラインドが開閉して次のシーンを明らかにするトランジションを追加します。
  • Mirror Impacts: トランジション中に鏡面反射を適用します。
  • Page Peel Impacts: ページの角をめくるようにフッテージをめくり、次のクリップを表示します。
  • Panel Wipe Impacts: スライドするパネルを使用してフレームを開閉または移動させ、次のシーンを表示します。
  • Plateau Wipe Impacts: あるクリップを台地のような平面に平坦化してから、次のクリップに展開します。
  • Slice Impacts: 画像を複数のスライスにカットし、それらがスライド、ずらし、または移動して次のクリップを表示します。
  • Split Impacts: 画面を複数のセクションに分割し、それらがスライドして離れたり一緒になったりするトランジション効果です。
  • Stretch Wipe Impacts: ワイプモーションでフッテージを引き伸ばし、滑らかな弾性効果を生み出します。
  • Wave Impacts: 波紋のように広がる流体のような歪みを使用して、シーン間をモーフィングさせます。

Film Impact Smart Tools

  • Motion Camera: 手持ちカメラの動きをシミュレートして、静的なショットに生命感を吹き込みます。
  • Motion Tween: 位置、スケール、回転のための滑らかな中間アニメーション(トゥイーン)を自動的に作成します。
  • Shape Flow: トランジション、背景、またはアクセントグラフィックとして使用できる、流れるようなシェイプベースのアニメーションを生成します。
  • Text Animator: 複雑なキーフレーム設定なしで、プロフェッショナルなモーションプリセットを使用してタイトルやテキストをアニメーション化します。

その他の新しいエフェクトとトランジション

トランジション

Film Impact Distortions

  • Earthquake Impacts
  • Flicker Impacts
  • Glass Impacts
  • Glitch 2.0 Impacts
  • Grunge Impacts
  • Kaleidoscope Impacts
  • Liquid Distortion Impacts
  • TV Power Impacts
  • VHS Damage Impacts

エフェクト

Film Impact Essential FX

  • Alpha FX
  • Blur FX
  • Long Shadow FX
  • Mosaic FX
  • Rounded Crop FX
  • Stroke FX
  • Vignette FX

Film Impact Lights & Blurs FX

  • Bokeh Blur FX
  • Compound Blur FX
  • Echo Glow FX
  • Edge Glow FX
  • Focus Blur FX
  • Glint FX
  • Light Leaks FX
  • RGB Split FX
  • Volumetric Rays FX
  • Wonder Glow FX

Film Impact Motion FX

  • 3D Rotate FX
  • Camera Shake FX
  • Grow FX
  • Move FX
  • Shrink FX
  • Spacer FX
  • Spin FX
  • Wiggle FX

Film Impact Tools FX

  • Auto Align FX
  • Channel Mix FX
  • Clone FX

新しいアニメーションツール

次のリストは、モダンなアニメーションツールとしてAdobeが公式で紹介しているものです。

Film Impact Animation

  • Block Motion Impacts: ビデオを動くブロックに分解し、シーン間を移行させます。
  • Flip Motion Impacts: あるクリップを垂直または水平に反転させて、別のクリップへと移行させます。
  • Fold Motion Impacts: 折り紙のようにクリップを折りたたんだり広げたりして、トランジションを作成します。
  • Pop Motion Impacts: クリップが飛び出したり入ったりするような、はじけるトランジションを作成します。
  • Pull Motion Impacts: シーンから次へとスムーズかつダイナミックに引き込むトランジションを作成します。
  • Spin Motion Impacts: シームレスな回転エフェクトでクリップを回転させ、ショット間に勢いを加えます。
  • Spring Motion Impacts: シーンチェンジに弾むようなバネの動きをもたらします。
  • Travel Motion Impacts: 一方のシーンをスライドアウトさせながら、次のシーンを押し込みます。
  • Typewriter Impacts: テキストやビジュアルを文字ごとにタイピングするエフェクトで表示します。

テキストやグラフィックの登場時のアニメーションなんかに使用することもできるためアニメーションツールとして紹介しているっぽいですが、これらは実際にはトランジションの項目にあります。

その他のアップデートと改善点

  • シーケンスのカラータブ: 視覚的なインジケーターとして機能するカラータブが導入され、プロジェクトの整理がより効率的に行えるようになりました。
  • エフェクトコントロールパネルの改善: パネルの操作性が向上し、キーフレームの追加や調整がより直感的で予測しやすくなりました。
  • デフォルトフォントの設定: テキストとキャプションに使用されるデフォルトフォントを、環境設定から指定できるようになりました。
  • 新しいキーボードコマンド: ターゲットとなっているトラックのミュートとソロを、ワンタッチで切り替えられるコマンドが追加されました。
  • Adobe Stock連携: ファイルメニューから直接Adobe Stockのメディアを検索し、プロジェクトに追加することが可能になりました。
  • 16ビットPNGのサポート: 高ビット深度メディアを必要とする最新のHDRフィニッシングワークフローに対応するため、16ビットPNG画像のサポートが追加されました。
  • データ処理の改善: DNxHR、DNxHD、およびPNG形式のファイルにおける、データレンジとカラーメタデータの取り扱いが改善されました。

ベータ版の機能

最新のPremiere Pro (ベータ版)に、新しいマスキングワークフローの早期開発プレビューが導入されました。

AIオブジェクトマスキング

新しいマスキングツールは、カラーグレーディング、エフェクトの適用、背景からのオブジェクトの切り抜きなど、編集者が簡単な作業のため、わざわざAfter Effectsに移行することなく作業を続けることができるようにするためのAIを活用したツールです。

新しいAIマスクの主な特徴

  • オブジェクトマスク: AIを使用して映像内のオブジェクトや人物を自動的に識別し、ワンクリックで分離します。さらに、マスクの微調整ツールとクリップ全体での高速トラッキングも備わっています。
  • 再設計されたシェイプマスク: 従来のシェイプマスクツール(楕円、長方形、ペン)が、多くのパフォーマンスとUIの改善とともにゼロから再構築されました。
  • より高速なシェイプマスクのトラッキング: トラッキングアルゴリズムも完全に再構築されました。以前よりも大幅に高速かつ正確になり、補正のためのより精密な制御が可能です。
  • 合成ツール: 新しいブレンドモード(追加、減算、交差)を使用して、オブジェクトマスクとシェイプマスクを組み合わせて複雑なマスクを作成します。

使用手順

  1. タイムライン上のクリップを選択します。
  2. ツールバーの新しい「マスクツール」グループを見つけ、長押しして全てのマスキングオプションを表示し、「オブジェクトマスクツール」を選択します。
  3. プログラムモニター上でマウスをホバーさせるとオブジェクトが識別されるので、クリックします。これにより、オブジェクトまたは人物の周りに静的なマスクが描画されます。
  4. 動きをトラックします。エフェクトコントロールパネルの「Unassigned Masks」セクションにある新しい「Object Mask」を見つけ、進む・戻るボタンをクリックします。
    ヒント:エフェクトパネルはエフェクトコントロールパネルとは別のパネルです。ウィンドウメニューから見つけられます。
  5. エフェクトを追加します。エフェクトパネルで任意のエフェクトを見つけ、タイムライン上のクリップにドラッグ&ドロップします。マスクは自動的にエフェクトに適用されます。

価格とシステム要件

Premiere Pro は、Windows 10(64 ビット)V20H2 以降、macOS Monterey(バージョン 12)以降で利用できます。

より詳しいシステム要件はこちらから

単体プランの価格は以下の通りです。

  • 年間プラン, (月々払い) — 3,280 円/月(税込)
  • 年間プラン, (一括払い) — 34,680 円/年(税込)
  • 月々プラン — 4,980円 /月(税込)

また、Premiere Pro は、Adobe Creative Cloudプランの一部としても利用可能です。

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