2025年8月26日(現地時間)- Chaos は、同社のレンダリングツールのBlender版 「V-Ray for Blender」 アップデート1 のリリースを発表しました。
新機能ハイライト
このアップデートでは、Cyclesマテリアルの取り込み、複雑なジオメトリノードセットアップのレンダリング、物理的に正確なマテリアルの調整といった新機能が追加され、既存の作業方法により深く統合されるようになりました。
Cycles からV-Rayマテリアルコンバータ
V-Ray for Blender はCyclesマテリアルの直接サポートもしていますが、これに加えて、CyclesのマテリアルライブラリをV-Rayへ手軽に移行できるようになりました。
新しいCycles-to-V-Rayマテリアルコンバーターを使用すると、Cyclesの主要なマテリアルをV-Rayで直接レンダリングし、自動的にV-Rayの同等マテリアルに変換できます。
長年かけて構築してきたライブラリをゼロから再作成することなく使用し続けることができ、時間を節約し、作業の中断を避け、シームレスな移行が可能になります。追加のCyclesマテリアルのサポートも継続的に拡大されるため、クリエイティブなツールキットを拡張し続けることができます。
現在サポートされている素材の完全なリストはこちらをご覧ください >
ジオメトリノードのレンダリング
V-Rayは、Blenderのジオメトリノードセットアップのレンダリングを標準でサポートするようになりました。
これにより、慣れ親しんだプロシージャルモデリングのワークフローを維持できます。複雑なパラメトリックサーフェスから広大な環境のスキャッタリングまで、複雑なプロシージャルジオメトリをベイクや変換なしでV-Rayで直接使用できるため、プロジェクトを軽量かつ柔軟に保ったまま制作を進めることができます。
Chaos Scansマテリアルにアクセス可能に
Cosmosを通じて、金属、革、紙、プラスチック、ゴムなど、3,100以上の超リアルなスキャンマテリアルが含まれるChaos Scansライブラリにアクセスできるようになりました。これらの実世界の写真からスキャンされたアセットは、検索、プレビュー、シーンへのドロップにより簡単に利用できます。
Cosmosは今後、30,000以上のハイポリアセットと14,000以上のローポリアセットにまで成長する予定で、AIマテリアルジェネレーターも登場予定です。
OpenPBRのサポートに
OpenPBRのサポートにより、ツールとレンダラー間の切り替えがこれまで以上にスムーズになりました。
V-Rayマテリアルの新しいOpenPBRモードは、互換性のあるアプリケーション間で一貫したシェーディングを保証し、面倒な手動調整を避け、最初から最後まで視覚的な忠実度を維持するのに役立ちます。
その他
修正・改善された機能
- V-Ray for BlenderはBlender 4.5に対応
- V-Ray Physical Cameraに口径食(Vignetting)効果のオン/オフを切り替えるチェックボックスを追加。
- V-Ray Gradient Rampに「from position」のグラデーションタイプを追加し、位置プロパティに最小・最大値を設定。
- V-Ray TexAColorOp, TexFloatOp, TexLayered, TexRemapプラグインのインポートに対応。
- CyclesのレガシーMixノードをサポート。
- ディスプレイスメント、サブディビジョン、V-Rayマテリアルノード、モーションブラー設定のUIを改善。
- ヘッドレスレンダリング中にコンソールログで推定残り時間を確認可能に。
- プロダクションレンダリングではアクティブなカメラのみをエクスポート。
- Chaos Cloudへのエクスポート時にV-Ray Sceneバージョン2フォーマットを使用。
- V-Ray Toon Volumeのサンプリングを改善。
バグ修正
- ヘッドレスモードでの起動時や、特定のノード操作(マテリアルのコピー、ビットマップの貼り付けなど)で発生していたエラーやクラッシュを修正。
- V-Ray GPUで特定のテクスチャ設定を有効にした際のクラッシュを修正。
- Cyclesのボリュームシェーダー変換時の例外や、一部のCosmosマテリアルがインポートされない問題を修正。
- 変換時や一部のCosmosマテリアルでUVスケールが誤ってインポートされる問題を修正。
- Cyclesマテリアル変換後のレンダリング結果の差異や、V-Ray Skyの「Invisible」オプションが機能しない問題などを修正。
- V-Ray Toonレンダーエレメントが機能しない問題を修正。
- ノードの「デフォルト値にリセット」が正しく機能しない問題や、非表示ソケットを持つノードが正しく配置されない問題などを修正。
- Cosmosの再リンク進捗ウィンドウがインタラクティブレンダリング中に表示されない問題を修正。
価格とシステム要件
V-Ray for Blenderは、Blender 4.2 LTS、4.3、4.4を公式にサポートしています。最新のLTSリリースと直近2つの公式バージョンとの互換性を維持することを目標としています。
V-Ray for Blenderは現在Windowsで利用可能です。macOSとLinuxへのサポートも計画されており、今後のアップデートで導入される予定です。
より詳しいシステム要件の価格はこちらから
V-Ray for Blender 料金プラン
| 月額プラン | 年額プラン | |
|---|---|---|
| 支払い方法 | 毎月払い | 年間一括 |
| 月額換算料金 | ¥4,698 | ¥2,389 |
| 年間一括料金 | – | ¥28,674 |
| 主な内容 | ・Blender版 V-Ray ライセンス x1 ・高品質なレンダリング機能 ・3Dアセットコレクション | ・Blender版 V-Ray ライセンス x1 ・高品質なレンダリング機能 ・3Dアセットコレクション |
補足事項
- 上記の価格はすべて税抜きです。
- 全てのプランに、無料の学習リソース、サポート、14日間の返金保証、継続的なアップデートが含まれます。
- V-Ray for Blender は V-Ray Solo ライセンスにも含まれています。
- さらに年間20,400円の学生ライセンスも用意されています。
V-Ray for Blender: Update 1 brings your most requested features

























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