AMD、FSR Redstoneの基盤を築くアップスケーリング技術の最新アップデート FSR 3.1.4 と新しいUE 5.6プラグインを発表!

CGソフト

2025年8月7日(現地時間)- AMD は、同社のアップスケーリングテクノロジーの最新アップデートFSR 3.1.4と新しいUE 5.6プラグインを発表しました。

AMD FidelityFX™ Super Resolution (FSR) 3 は、超解像度アップスケーリングとフレーム生成技術を組み合わせることで、対応するゲームのフレームレートを劇的に向上させるAMDの最先端技術です。

FSR 3.1.4

最新リリースであるFSR 3.1.4には、アップスケーラーのゴースト低減などによるアップスケーリング品質の向上など、いくつかの修正が行われました。また、FSR 4ドライバアップグレード機能をサポートする、署名済みの簡単にアップグレードできるDLLが搭載されています。

これら機能により、今後リリースされるFSR Redstoneテクノロジーを含む、将来のFSRバージョンへのアップデートがこれまで以上に容易になります。

FSR Redstoneとは?

FSR Redstone は、開発者向けに提供される、機械学習(ML) を活用したAMD FidelityFXニューラルレンダリング技術の次期スイートです。

AMD Radeon™ RX 9000シリーズ以降のグラフィックスカードで、パフォーマンスの向上、より滑らかな映像、高品質なレイトレーシングを実現することを目的に設計されています。

これは、NVIDIAの競合技術(DLSS)との完全な機能的同等性を目指す、4つのAI技術を統合した包括的なプロジェクトとなっています。

FSR Redstoneは、以下の主要技術で構成されています。

  • Neural Radiance Caching :シーン内の光の伝播を動的に学習・予測し、間接光の情報を効率的にキャッシュします。これにより、計算コストの非常に高いリアルタイムのグローバルイルミネーションやパストレーシングの負荷を劇的に軽減し、忠実度の高いライティングを実現します。
  • ML Ray Regeneration :AIを活用した高度なデノイザー(ノイズ除去)技術です。ノイズの多いまばらなサンプリング結果から、本来あるべき高品質なディテールを推論・復元し、少ない計算コストでシャープかつノイズのないレイトレーシングビジュアルを生成します。
  • ML Super Resolution:AMD FSR 4 を基盤とする次世代のAIアップスケーリング技術です。低解像度のフレームから、鮮明で高品質な高解像度画像を再構築します。従来のバージョンと比較して、ちらつきの抑制やディテールの保持、ゴースティングの削減が大幅に改善されています。
  • ML Frame Generation:レンダリングされたフレームの間に、機械学習モデルを用いて新たな補間フレームを予測・挿入します。従来のオプティカルフローベースの手法よりも多くの情報をコンテキストとして認識し、より滑らかで高品質な高フレームレートのゲーム体験を提供します。

FSR Redstoneの高度な機能へ備えるための第一歩は、最新の FSR 3.1.4 をゲームに導入することです。

3.1.4アップデートには、アップスケーラーのゴースティングを削減し、将来のFSR 4へのドライバー経由でのアップグレード機能をサポートするだけでなく、FSR Redstoneの重要機能である MLフレーム生成 に必要なカメラパラメータのサポートも追加されています。

Unreal Engine 5.6 向けの新しいプラグインが公開

さらにAMDは、 Unreal Engine 5.6 向けの新しいプラグインを公開しました。

AMD FidelityFX SDK の一部として提供されるこのプラグインを使えば、FSR 3.1.4の統合がこれまで以上に簡単になります。プラグインの導入に関する詳細は更新されたガイドをご覧ください。

また、Radeon Anti-Lag 2プラグインもアップデートされ、Unreal Engine 5.6に対応しました。Anti-Lag 2 は、GPU依存のシナリオにおけるエンドツーエンドのシステム遅延を削減します。フレーム生成遅延を軽減するために、FSR 3.1.4との併用が推奨されています。

リソース


Get ready for FSR Redstone with AMD FSR 3.1.4 and our new UE 5.6 plugin

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