2025年6月24日(現地時間) – Thinkinetic は、破壊エフェクトや巨大な剛体シミュレーションを目的とした3ds Max用ダイナミクスプラグイン Pulldownit 6 のリリースを発表しました。
新機能ハイライト
この新しいバージョンでは、高品質の破壊エフェクトを高速で簡単にじつげんするための改良に重点が置かれています。
Shatter(破砕)機能の強化
非破壊Shatterワークフロー
非破壊ワークフローが導入されました。これにより、ユーザーはモデル上で自由に破片をスカルプトし、意図した部分を視覚的に破壊できます。
さらに、元のモデルの位置、向き、スケール、形状を変更したり、3ds Maxのモディファイアを適用したりしても、既存のすべての破片が自動的に更新されるため、試行錯誤のプロセスが大幅に効率化されます。
Edge Fracture ツール
この新しいツールを使用して、選択した破片の内側の境界線を、ビューポート上でインタラクティブに欠けさせることができるようになりました。
破片の再破砕とシミュレーションの再生をすぐに行えるほか、最後に行った操作の取り消しや、いつでも元の破砕状態に復元することが可能です。
パスベース破砕の品質向上
パスに沿って、よりリアルな丸みを帯びた破片を生成することができるようになりました。これにより、石のようなマテリアルの表現力が向上します。

カットマテリアルの自動置換が強化
破壊シーンのどの段階でも、選択した破砕グループにのみマテリアルを置き換えることができるようになりました。ギザギザの破片やベイク済みのオブジェクトにも対応しています。
ダイナミクス機能の強化
クラスター化パターンの改善
より自然で、整列していないリアルなクラスターを生成できるようになりました。また、落下するオブジェクトが静的なサーフェスと衝突した際、特別な調整なしに衝突領域で壊れやすくなりました。

硬度に応じたデブリ生成
破壊ボディの「Relative to Mass」が「hardness(硬度)」と連動するようになり、モデルをより脆く設定するだけで、衝撃を受けたエリアでより多くのデブリ(破片くず)を簡単に生成できるようになりました。
詳細な破壊コントロール
「Excluded from Cracks Propagation(亀裂の伝播から除外)」や「Relative to Mass(質量に応じた優先破壊)」といった新しいクラスターオプションにより、破片がどのように壊れるかをより細かく制御できるようになりました。
- Excluded from Cracks Propagation:この新しいパラメータは、クラスターが直接的な衝突によってのみ破壊されるように強制します。これにより、亀裂の伝播やフォースフィールドの影響によって、意図せず早期に分離してしまうことを防ぎます。
- Relative to Mass:大小の破片が混在するクラスターで、最初に欠けやすい(chipping)エリアから破壊されるようになります。このオプションは、クラスター作成時のデフォルト設定となりました。
UIとその他の改善点
Alembicエクスポーターの大幅な高速化(約20倍)と進捗バー
数千のオブジェクトを含むシミュレーションでも、わずか数秒で単一のAlembicメッシュとしてエクスポート可能になりました。エクスポート後はシーンに自動でロードされ、元のシェーダーを再適用したり、Alembicメッシュを削除して元のジオメトリに戻したりすることも可能です。また、エクスポート中の進捗バーも追加されました。
カットマテリアルの色の自動変更
マテリアルを置き換える際、新しく作成されたマテリアルには異なるベースカラーが自動で設定され、古いマテリアルとの識別がしやすくなりました。
Bake Allオプション
PDIシミュレーションタブに追加されたこのオプションにより、シーン内のすべてのPDIボディをワンクリックでベイクし、PDIデータをすべて削除してアニメーションキーのみを残すことができるようになりました。
価格とシステム要件
Pulldownit Pro for 3dsMaxは、windows 8-11、Mac OS X10.11以降で動作する3dsMax で利用できます。
価格は、single license が290ユーロ、floating licenseは360ユーロとなっています。
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