【発表まとめ】Adobe、FireflyやPhotoshopなどクリエイティブクラウドアプリの2025年6月アップデートをリリース!

CGソフト

2025年6月18日 – アドビは、同社の生成AI「Adobe Firefly」のモバイルアプリ版の提供開始と、Adobe Creative Cloudの主要製品における6月のアップデートを発表しました。

Adobe Firefly:モバイル対応と機能強化

「Adobe Firefly」のモバイルアプリ版が登場

Fireflyの強力な機能をどこでも利用可能にする「Adobe Fireflyモバイル版」(iOS/Android対応)の提供が開始されました。これにより、クリエイターは外出先でもアイデアの探求からコンテンツ制作まで、シームレスに行えるようになります。

新しいモバイル版では、テキストプロンプトからの画像・動画生成はもちろん、参照画像のスタイルや構図を反映する「スタイル参照」「構成参照」、画像の不要な部分を消したり新しい要素を追加する「生成塗りつぶし」、画像を自然に拡張する「生成拡張」など、多彩な機能をモバイルで直感的に実現します。生成した画像を動画に変換することも可能です。

機能強化

Adobe Firefly ボード

Web版の一部としてパブリックベータ版が提供されている「Adobe Firefly ボード」には動画機能が追加され、クリエイティブチームは画像に加え、動画クリップのリミックスやテキストからの動画生成も活用し、多様なメディアを用いてアイデアを共同で模索できるようになりました。

パートナーモデルの拡充

アドビは独自のFireflyモデルファミリーに加え、パートナーAIモデルのエコシステムも大幅に拡大しました。

今年 4 月には、OpenAI の Image Generation、Google の Imagen 3 と Veo 2、Black Forest Labs のFlux 1.1 Pro が利用可能になりました。

今回、Black Forest Labs の Flux.1 Kontext、Ideogramの Ideogram 3.0、Luma AI の Ray2、Pika2.2 のテキストから動画機能、Runway の Gen-4 Image、そして Google の最新の Imagen 4 および Veo 3 モデルの追加が発表されました。

これらのモデルは、アドビの包括的な Adobe Firefly モデルファミリー(画像、動画、音声、ベクターに対応)と併せて利用することができ、クリエイターはより柔軟に使用するモデルを選択できます。

パートナーモデルを使うのに追加のアカウントやサブスクリプションは不要です。これらの新モデルは、まず Adobe Firefly ボードで利用可能で、今後 Adobe Firefly アプリ全体に展開される予定です。

Creative Cloudアプリのアップデート

Fireflyだけでなく、Creative Cloudアプリにも新機能が発表されました。

Adobe Lightroom

  • クイックアクション: モバイル版とWeb版で、風景写真の空や前景などをAIが検出し、個別に編集できる「シーン補正機能」などが追加され、より詳細な編集が簡単に行えます。
  • 窓の反射を削除: ガラスに映り込んだ不要な反射をAIが自動で検出し、簡単に削除できようになりました。
  • 人物をワンクリックで削除: 「生成AI削除」機能が強化され、写真の中の不要な人物をAIが自動で検出し、ワンクリックで自然に削除できるようになりました。
  • スニークピーク:最高の写真をフィルタリングする新ツールが追加予定!
Lightroom’s New AI filtering Tools That Will Streamline the Photo Selection Process.

Adobe Photoshop

  • ダイナミックテキスト: テキストボックスに合わせて、文字が自動でリサイズ、再配置、再フォーマットされます。行間や単語間の細かなスペース調整も可能で、ピクセル単位の完璧なタイポグラフィを実現します。
  • 選択機能の強化: 「被写体を選択」と「背景を削除」がクラウド処理によって強化され、ワンクリックで従来よりも高速かつ正確な処理が可能になりました。

Adobe Illustrator

  • 生成拡張: Adobe Firefly Vector Modelを搭載した「生成拡張」により、ベクターアートワークの元のスタイルやカラー、ディテールを保持したまま、アートボード全体をシームレスかつ自然に拡大できます。
Illustrator デスクトップ版 2025年6月アップデートがリリース!ベクターグラフィックをシームレスに拡張できる「生成拡張」が追加
2025年6月17日(現地時間)- Adobe は、Illustrator デスクトップ版 2025年6月アップデート(バージョン29.6)をリリースしました...

透明性の確保とクリエイターへの配慮

アドビは、クリエイターに寄り添ったAIアプローチを重視しています。Adobe Fireflyで生成されたコンテンツには、どのAIモデル(アドビ製かパートナー製か)が使用されたかを示す「コンテンツクレデンシャル」が自動的に付与されます。これにより、制作プロセスの透明性を確保し、クリエイターが安心してツールを利用できる環境を整えています。

価格と提供状況

Adobe Firefly の最新機能はすべて、Adobe Creative Cloud サブスクリプションのユーザーが利用することができます。

Adobe Firefly モバイル版は、本日より iOS および Android に対応し、App Store および Google PlayStore からダウンロード可能です。

Adobe Firefly ボードは Adobe Firefly web 版の一部としてパブリックベータ版として利用することができます。各プランの詳細についてはこちらをご覧ください。


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