カメラごとのライティング調整で映像制作を効率化するBlenderアドオン「LightCuts」

プラグイン

Loïc Bramoullé氏によるBlenderアドオン「LightCuts」の紹介です。

LightCutsとは

LightCutsは、カメラごとにライティングとコンポジションを設定し、シーンの調整を効率化するためのアドオンです。

このアドオンにより、ショットの視認性と構図を完璧にするために、カメラアングルごとにライトをデザインすることができるようになり、これまでBlenderで行うのは非常に手間のかかった作業を効率化することができます。

LightCutsはどのように機能するのか?

  1. 「Enable LightCuts !」をクリックするだけ!
    • 各カメラは、そのカメラ名を冠したコレクションを生成します。このコレクション内に配置されたオブジェクトは、そのカメラからのみ見えるようになります。
    • LightCutsが有効である限り、カメラを追加/削除したり名前を変更したりすると、コレクションは即座に更新されます。
  2. 最初のクリックの後、心配すべきは各ショットの撮影技術だけ!
    • メッシュを配置して構図を調整したり、ライトはもちろん、シャドウプレーンやフォグキューブ、さらにはコレクションインスタンス、パーティクル、VFXなども配置できます。

開発の背景

Christo Hunting Party / Episode 01

Loïc Bramoullé氏は、OnePixelBrushで非常に効率的に制作された短編映画シリーズを制作しており、アヌシーで選ばれた最初の作品では、監督のShaddy Safadi氏が各ショットのライティング/シャドウ/フォグを完璧にするために、何十ものライティングコレクションを手動で管理する必要がありました。

当時はLightCutsがなかったため、これを行うのは、行うのは非常に困難でした。回避策として、コレクションインスタンスのキーフレームを手作業で設定し、作業中やレンダリング前にライティングコレクションを手動で無効化するといった方法がありましたが、これは非常に時間のかかる作業で、まさに悪夢と表現されています。

Blenderではコレクションの表示/非表示をキーフレーム設定できないため、コレクションインスタンスのキーフレームを手動で設定し、切り替える作業に何日もかかったとのことです。そしてショットの長さが変わったり、ソースコレクションを無効にし忘れて微調整を加えたりした際に、これらのキーフレームの更新を忘れることが頻繁にあり、その結果レンダリングが無駄になり、再度blendファイルを開いてレンダーファームに送り直す羽目になっていました。

LightCutsは、このようなBlenderでの映像制作における長年の課題を解決するために開発されたアドオンです。

チュートリアル

次の動画で使用方法の説明を見ることができます。

LightCuts ! per-camera lighting in Blender !

複数のカメラを使用する方法

カメラマーカーを使用してカットのタイミングを調整できます。

LightCutsにはマーカーを簡単に追加するボタンがありますが、アウトライナーでカメラの緑色のアイコンをクリックするだけでカメラを切り替えることも可能です。どちらの場合も、コレクションの表示は即座に更新されます。

blendファイルをレンダーファームに送信する方法

アドオンがインストールされていないレンダーファームや他のPCにファイルを送信する必要がある場合は、「Bake」をクリックするだけです。

これにより、ライトとオブジェクトの表示/非表示がキーフレームとしてベイクされます。リアルタイム編集に戻したい場合は、「Unbake」をクリックします。

価格とシステム要件

LightCutsは、Blender3.0以降で利用できます。

価格はSuperhiveで10ドル、Gumroadで9ドル(日本からは購買力平価により5.94ドル)です。

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