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Topaz Photo AI 4.0 がリリース!ホコリと傷の画像修復モデルが追加、オートパイロットの強化、顔の修復の改善など

CGソフト

2025年5月8日(現地時間)- Topaz lab は、Topaz labs は、画像品質を向上するための AIを活用したツールの最新アップデート Topaz Photo AI 4.0 をリリースしました。

新機能ハイライト

このアップデートは、ホコリと傷の除去と修復するためのAIモデルが初めて追加されました。他にも、オートパイロット体験の刷新、フィルターUXの変更、顔の修復機能の改善、SSSログインの合理化など多くの新機能が追加されています。

Introducing Photo AI 4

ホコリと傷の修復

Topaz Photo AI 4.0に初めて搭載されたTopaz lab独自のホコリと傷の修復モデルにより、深刻な傷やホコリの粒子を効果的に修復し、画像をクリーンな状態に蘇らせることができるようになりました。

スマートな ホコリ・傷モデル と、高速で直感的な 修復ブラシ を組み合わせたPhoto AI 内で完結する2段階のワークフローにより、時間節約を節約して効率的に長年の課題であった古い写真のホコリや傷を簡単に除去することができます。

このDust & Scratch(ホコリと傷)モデルには コントロールがありません。初期設定のままで素晴らしい結果が得られるように設計されており、編集ワークフローの早い段階で使用することでより効果を発揮します。

この機能は、ローカル環境でもクラウド環境でも利用可能です。ローカル処理では追加費用なしで無制限に画像を修復でき、より強力な処理が必要な場合はクラウドサーバーを活用できます。さらに、内蔵の修復ブラシを使えば、細部の仕上げも簡単に行えます。

主な特徴

  • AIによる高精度なホコリ・傷の自動検出と修復
  • ローカル処理とクラウド処理の選択が可能
  • 直感的な修復ブラシによる手動調整機能
  • スキャンしたフィルムやアーカイブ写真の修復に最適

使用方法

  1. 画像を開き、「Choose Something Else(他のものを選択)」から「Dust & Scratch(ホコリと傷)」モデルを選択します。
  2. 「Process(処理)」をクリックすると、デバイス上で処理が実行されます(クラウドクレジットは不要)。
  3. 処理完了後、「Healing(修復)」に進み、ブラシで気になる箇所をなぞるだけで、リアルタイムに修復が行われます。
  4. 「Done(完了)」をクリックして補正を終了します。

■Dust & Scratch をローカルで実行するための要件

Windows環境では8GB以上のVRAMが必要です。

Intel CPUまたはAMD製グラフィックカードを搭載したIntel Macではローカル実行できず、クラウドレンダリングを利用する必要があります。

💡ヒント

研究員たちは、このモデルをさらに改良するために懸命に取り組んでいますが、画像によってはソフトすぎる、過剰に加工されている、あるいは背景のディテールが失われているといった問題が発生する場合があります。

・今のところ、「テキスト保存(Preserve Text )」機能強化を使うことで、これらのディテールの一部を復元できることが分かっています。

・「スーパーフォーカス(Super Focus )」モデルは、ダスト&スクラッチと組み合わせると、古い写真のようなぼやけた仕上がりにも効果的です。

刷新されたオートパイロット体験

オートパイロット(Auto pilot)機能が、より直感的で使いやすく刷新されました。

初めてPhoto AIを起動する際、オートパイロット機能のオン・オフを選択する画面が表示され、この設定はいつでも右パネルのスイッチで簡単に切り替え可能です。

フィルターの提案はスタックの上部に表示されるようになり、操作性が向上しています。

オートパイロットはオフにすると、自動補正は行われず、ユーザーが完全に手動でコントロールできます。オンにすると、推奨される補正が自動的に適用され、さらなる改善のための提案が表示されます。提案が求めているものと一致しない場合は、「Choose Something Else(他のものを選択)」をクリックして、他の補正ツールにアクセスし、結果を手動で微調整できます。

フィルター スタックの UX の変更

フィルター スタックでは、編集の順序がより直感的に操作できるようになりました。他の多くの編集ソフトと同様に、フィルターの処理順序が「下から上へ」と表示されるようになり、最新の編集内容がスタックの一番上に表示されます。これにより、編集の流れが把握しやすくなりました。

また、オートパイロット機能の改善に伴い、「Super Focus」や「Remove」といった生成モデルは右パネルから「Choose Something Else」メニュー内に移動し、インターフェースがよりスッキリとしました。トリミングやプリセット保存ボタンへのアクセスも改善されています。

顔の修復での髪と首のコントロール性の向上

顔の修復 (Face Recovery) 機能でこれまで隠れていた、または設定の奥深くに配置されていた「髪と首のブレンディング」オプションが、編集ワークフローの前面に表示されるようになりました。

これにより、補正された顔と髪の生え際や首周りとの馴染み具合を、メニューを探し回ることなく細かく調整できます。古いポートレートの復元やクローズアップ写真の補正において、より自然な仕上がりを簡単に実現できます。

オートパイロットの顔の修復の改善

オートパイロットによる顔の修復機能も強化されました。

画像内の顔のサイズに応じて、顔の修復の強度が自動的に調整されるようになり、より自然な結果が得られるようになりました。

大きな顔にはより繊細な補正が、小さく低品質な顔にはより強力な補正が適用されます。また、背景にある処理すべきでない顔はデフォルトで無視されるため、一貫して高品質な結果が期待できます。

顔の修復 UXの改善: 選択とコントロールの分割

顔の修復におけるワークフローが合理化され、より明確で使いやすくなりました。「顔の選択(Select faces)」が補正コントロールおよびプレビュー(enhancement controls and preview)から分離され、各ステップが区別しやすくなりました。

コントロールタブのドロップダウンから素早く顔を選択でき、手動選択の場合は「顔を選択」タブに切り替えて行います。

オートパイロットのインテリジェントな選択

オートパイロットが、処理対象の画像が風景写真なのかポートレート写真なのかを自動的に判別し、それに応じてデフォルトの選択範囲を調整するようになりました。

これにより、シャープ化、照明調整、カラーバランス、顔の修復といった機能で、あらゆる種類の画像に対して最適な結果が得られやすくなります。例えば風景写真でシャープネスを適用する際に、森全体ではなく一本の木だけが選択されてしまうといった問題も解消されます。

ノイズ除去とシャープ化の簡素化されたコントロール

ノイズ除去とシャープ化のコントロールが簡素化され、特に複数のフィルターを同時に使用する際の編集体験がよりクリーンで直感的になりました。

意図しない効果の重複やアーティファクトの発生を抑えつつ、目的のノイズ除去量やシャープネスの度合いを正確に調整しやすくなっています。

SSO(シングルサインオン)による合理化されたログイン

既存のGoogleアカウントまたはAppleアカウントを使用してPhoto AIにログインできるようになりました。

これにより、手動でのアカウント作成プロセスを省略でき、より少ないステップで迅速にアプリの使用を開始できます。

既知の問題

  • ホコリと傷の修復は、Intel CPU / AMD グラフィックカードを搭載した Intel Mac では動作しません。これらのシステムでモデルにアクセスするには、クラウドレンダリングを使用する必要があります。
  • Sharpen Standard および Denoise Strong を使用する場合の RTX 5000 シリーズカードの修正は引き続き作業中です。(以前のリリースからの)

価格とシステム要件

Topaz Photo AI は、Windows10, 11、Big Sur 11以降で利用できます。また、Adobe Lightroom Classic,  Photoshop&Photoshop Element, Capture Oneなどのプラグインとしても利用できます。

価格は、永久ライセンスで199ドルです。1年間の無償アップデート、2台の コンピュータで同時に使用できる2ライセンスシートが含まれています。

クラウドクレジットについて

クラウドクレジットは、一度限りのクレジットパック、または毎月クレジットをもらえるサブスクリプションプランが入手可能です。

*画像/ビデオあたりのクレジット費用は出力サイズによって異なります。

クレジット費用の詳細を見る
  • 画像
  • 動画
画像出力サイズクレジットコスト/画像
0-1MP1
1-2MP2
2-4MP2
4-8MP3
8-16MP4
16-32MP8
32-64MP14
64-128MP27
128-256MP54

画像出力サイズはメガピクセル(MP)で測定されます。例えば、4000 × 6000 px の画像は 24MP です。クラウドレンダリングは現在、最大 256MP の出力サイズをサポートしています。

クラウドのクレジットコストは、使用するモデルによって異なります。上記の推定値は Redefine モデルのみに提供されています。価格は定期的に更新され、アプリ内の価格と一致しない場合があることにご注意ください。アプリ内で価格プレビューを利用できます。

動画出力サイズ – 24fps/1分クレジットコスト/動画
1080p6
4K24

■Starlight


動画出力サイズ – 30fps/1 min
クレジットコスト/動画
1080p90
4K150

動画出力サイズは、解像度、fps(フレーム/秒)、および時間で測定されます。クラウドレンダリングは現在、最大 16K の出力サイズをサポートしています。

クラウドのクレジットコストは、使用するモデルによって異なります。価格は定期的に更新され、アプリ内の価格と一致しない場合があることにご注意ください。アプリ内で価格プレビューを利用できます。

■アップグレードについて

Photo AI を 1 年以上前に購入された場合は、アップグレード ライセンスを購入して、最新のバージョンを入手し、さらに 1 年間の継続的なアップグレードを受けることができます。

アップグレードはこちらから


Topaz Photo AI ウェブサイトへ

※プロモーションを含む

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