Nodes InteractiveによるBlender用ツール「Solidify Plus」紹介です。
Solidify Plusとは
Solidify Plusは、従来のSolidify（ソリッド化）モディファイアを大幅に拡張し、より高度で直感的なモデリングを可能にするジオメトリノードベースのモディファイアです。
標準のSolidifyモディファイアでは難しかった、リム部分のみへの精密なクリース適用などが、Solidify Plusでは簡単に行えます。例えば、特定の角度を持つエッジだけにリムクリースを適用したり、手動で選択した頂点に基づいてリムをシャープにしたりすることが可能です。
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— Nodes Interactive (@BeltMakerTool) May 6, 2025
主な特徴は以下の通りです。
■リムループ
押し出し部分にエッジループを自在に追加できます。
有料版の機能
■完全なクリース＆ベベルウェイト制御
内側、外側、そしてリム部分のクリースとベベルウェイトを個別に、かつ精密にコントロール。トポロジーベース（角度のしきい値、凸型/凹型）または頂点クリースによる手動制御が可能です。
- トポロジーベース
(Convex＆Concave) - 角度のしきい値
(Angle Threshold) - 手動制御
(Vertex Crease)
■カスタムプロファイルシェイプ
押し出しの断面形状を、プッシュスライダーやカスタムカーブオブジェクトを使って自由にデザインできます。
カーブのポイント数とリムループ数を一致させることで、より詳細な形状制御も実現可能です。
Solidify Plusはアセットとして提供されます。
Blenderの環境設定からアセットライブラリにフォルダパスを追加するだけで、モディファイアのドロップダウンリストから簡単にアクセスできるようになります。
次の動画ではより詳しく説明を見ることができます。
無料版と有料版の違い
ニーズに合わせて選べる2つのバージョンが用意されています。無料版では、基本的なSolidifyの機能に加えてリムループの追加機能のみが利用可能で、「まずは試してみたい」という方におすすめです。
| 機能 | Free | Paid |
| Standard Solidify features | ✔ | ✔ |
| Rim Loops | ✔ | ✔ |
| Advanced Crease & Bevel Weight control | ✘ | ✔ |
| Custom Profile Shape | ✘ | ✔ |
| Geometry Nodes setup | Disguised | Visible |
価格とシステム要件
Solidify Plusは、Blender 4.2 以降で利用できます。
価格は、6.99ドル（Gumroadで、日本からの購入の場合購買力平価で4.89ドルとなっています。）
【期間限定】ローンチクーポンが配布
リリースを記念して、5月14日（現地時間）まで限定で有料版が20% OFFになるプロモーションコードが提供されています。Superhiveで購入する場合はこのクーポンを使用するのがお得です。
クーポンコード: TPT4C5Y
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