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カーブの曲がり具合や角度に応じて滑らかなジオメトリを生成できる無料のBlender用ツール「Adaptive Curve」

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Nodes Interactive によるBlender用ツール「Adaptive Curve」の紹介です。

Adaptive Curveとは

「Adaptive Curve」は、カーブの形状に合わせて解像度を自動調整してくれる便利な無料のBlenderツールです。

ジオメトリノードを使用したこのモディファイアは、カーブの角度が急な部分に解像度を追加することにより、カーブの滑らかな形状を維持するというものです。

作成したカーブは簡単にメッシュに変換できます。カーブから生成されたジオメトリには、UVが自動的に設定され、マッピングスケールオプションを使用して、展開されたメッシュのスケールを調整することも可能です。

さらに追加の機能として、ジオメトリの断面形状として、既存のメッシュオブジェクトやカーブを指定できるので、複雑な形状もカーブに沿って簡単に作成可能となっています。

Tangent Adaptive Curve done with Geometry Nodes

「Adaptive Curve」は、無料版でもすべての機能を備えていますが、ジオメトリノードを学びたい方のために有料版も用意されており、有料版では整理されたノードツリー(解説付き)にアクセスできます。主な機能は以下の通りです。

主な機能

Adaptive Multiply + Angle Threshold

これらのパラメーターを調整することで、メッシュの密度や、解像度調整が適用される範囲を細かく制御できます。カーブの形状に合わせて最適なディテールを得ることが可能です。

カスタムプロファイル

ジオメトリの断面形状として、既存のメッシュオブジェクトや別のカーブを指定できます。これにより、チューブ状やリボン状だけでなく、複雑な形状もカーブに沿って簡単に作成できます。

自動マッピング

UVマッピングも自動で行われるため、テクスチャの配置に手間がかかりません。長さ、Uフィット、Vフィットといったマッピングスケールを選択可能です。また、作成したカーブオブジェクトは通常のメッシュに簡単に変換できます。

その他の機能

  • キャップの調整: チューブ形状の先端部分(キャップ)の形状をNゴン、トライアングル、ファンなどから選択でき、スムージング処理も可能です。
  • ストリップの押し出し: ストリップ形状の場合、厚みを持たせるための押し出し機能が利用できます。
  • プロファイルの解像度調整: カスタムプロファイルを使用する際に、そのプロファイルの解像度を調整できます。
  • カーブ編集ツールとの互換性: Blenderの標準的なカーブ編集ツール(傾斜、半径など)と互換性があり、作成後も柔軟な編集が可能です。
  • マテリアルプレビュー: 作業中にマテリアルの適用結果をリアルタイムで確認できます。

有料版の機能

有料版では整理されたノードツリー(解説付き)にアクセスできます。

価格とシステム要件

「Adaptive Curve」は、Blender4.2以降で利用できます。

有料版の価格は2.99ドル(2.09ドル)~です。

無料のダウンロードまたは購入は以下のリンクから

「Adaptive Curve」はアセットライブラリに登録して使用します。Blenderの環境設定からファイルパスを選択し、ダウンロードしたブレンドファイルを含むフォルダーを指定するだけで、アセットブラウザーに「Adaptive Curve」が表示され、すぐに利用できるようになります。

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