サッカーやバスケなど様々なスタジアムを素早く作成できるBlender アドオン『Procedural Stadiums』

プラグイン

Difffuse Studio によるBlender アドオン『Procedural Stadiums』の紹介です。

Procedural Stadiumsとは

Procedural Stadiumsは、ほんの数クリックで詳細で完全にカスタマイズ可能なスタジアムやアリーナを生成することができるBlenderアドオンです。

サッカースタジアム、アメリカンフットボール場、バスケットボールアリーナ、アイスホッケーリンク、ボクシングリングなど、必要なものが何であれ、このツールを使えばリアルな競技場を数秒で作成できます。

Procedural Stadium Add-on

カスタマイズ可能&多用途

壮大な屋外スタジアムから屋根付きの屋内アリーナまで、カスタマイズ可能なスタジアムを作成することができます。

スタンドの数、座席間隔、全体的なレイアウト、階段、通路、VIPルーム、シートの色、トンネルのデザイン、入り口の配置といった様々な要素をカスタマイズ可能です。

画像で座席をカスタマイズ

カスタムイメージを使って、座席を詳細なモザイク画にすることができます。

チームのロゴ、スローガン、複雑なパターンなど、画像をインポートして、その色を座席に自動的にマッピングできます。

これにより、スタジアムのレイアウトにシームレスに溶け込む大規模なデザインを簡単に作成し、カスタマイズのレイヤーをもう1つ増やすことができます。

モジュール式スタンド – さらにカスタマイズ

完全なスタジアムを生成するだけでなく、プロシージャルスタジアムでは、個々のコンポーネントを個別にインポートして、シーンをさらにカスタマイズできます。

  • 観客席(Audience)
  • スコアボード(Scoreboards)
  • カメラマンとセーフティガード(Photographers and safety guards)
  • コートとフィールド(Courts and fields)

スタジアムの外観 – 4つのユニークなスタイル

サッカーやアメリカンフットボール用の屋外スタジアムには、モダン(modern)、フューチャリスティック(futuristic)、クラシック(classic)、インダストリアル(industrial)の4種類の外観デザインがあり、それぞれシーンに合わせてカスタマイズ可能です。

瞬時に観客を生成

Procedural Stadiumsは、Procedural Crowdsとシームレスに統合されており、ワンクリックで完全にカスタマイズ可能な観客でアリーナを埋め尽くすことができます。

➤ 簡単なファンパーソナライゼーション

衣服、チームカラー、スカーフ、アクセサリー、様々なサイズや色のフラッグを調整して、どんな雰囲気にもマッチさせることができます。

Procedural Crowds について

3Dシーンにさまざまなタイプの群衆を簡単に追加することができるDifffuse Studio による人気のBlender用アドオンです。

詳細は以下の記事をご覧ください。

プリセットによる保存と再利用

Procedural Stadiumsの強力な機能の1つは、スタジアムをプリセットとして保存できることです。

理想的なセットアップを一度作成すれば、将来のプロジェクトですぐに再利用できるため、ワークフローが効率化され、デザインの一貫性を保つことができます。

パフォーマンスの最適化

Procedural Stadiumsが複雑なシーンでもスムーズに動作するように設計されています。

このアドオンには、速度を犠牲にすることなく最高の結果を得るための以下のようなパフォーマンス最適化機能が含まれています:

  • 要素を動的に表示または非表示 – レンダリングで表示されないスタジアムの一部を無効にして、メモリ使用量を削減し、パフォーマンスを向上させます。
  • Level of Detail (LOD)システム – クローズアップのショットにはハイポリ、遠景にはローポリから選択でき、不要なオーバーヘッドなしにシーンを最適化できます。

Blender専用設計

Procedural StadiumsはBlender専用に作られており、そのプロシージャル機能を最大限に活用しています。

プロシージャル生成の性質上、これらのスタジアムを他のソフトウェアにエクスポートするのは難しく、公式にはサポートされていません。

価格とシステム要件

Procedural Stadiums は、Blender4.2以降で利用できます。

価格は18.75ドル~です。

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