Red Giant 2025.2 がリリース!ピクセルアートやディザリング効果を作成できるPixel Ditherプラグインが追加

プラグイン

2024年11月6日(現地時間)- Maxon は、映像制作・モーショングラフィックス用ツールの最新アップデート Red Giant 2025.2 とUniverse 2025.1 をリリースしました。

新機能ハイライト

Red GiantとUniverseのサブスクリプション契約者は、新たに6つのピクセルディザやピクセルアートプラグインが利用できるようになりました。

また、After EffectsテンプレートエンジンのMaxon Studioも改善され、ダッシュボードから直接映像を置き換える機能が追加されています。

6つの Pixel Ditherプラグインが追加

Red GiantとUniverseには、6つのピクセルディザとピクセルアートプラグインが追加され、レトロなゲームやアニメーションのようなエフェクトを追加することができるようになりました。

これらの新しいツールにより、クラシックな8ビットや16ビットのビデオゲームグラフィックを簡単に再現して、カラーパレット、ピクセル密度、ディザリングスタイルも自由にカスタマイズ可能になりました。

エフェクトは、Adobe After Effects、Premiere Pro、DaVinci Resolve、Avid Media Composerなど、UniverseがホストされているほとんどのNLEで使用できます。

Halftone Dither

Halftone Ditherは、クラシックな印刷技術を模倣し、テクスチャ効果を作成します。

ドットのサイズや間隔をカスタマイズして、独自のアートスタイルを作成でき、レトロテーマのプロジェクトに最適です。

Error Diffuse Dither

Error Diffuse Ditherは、映像のアーティファクトを最小限に抑えるため、滑らかなグラデーションや洗練されたディテールが必要なプロジェクトに役立ちます。

Ordered Dither

Ordered Ditherは、均一なパターンを作成するのに役立ちます。。ピクセルの密度や分布を制御して、ビジュアルにクリーンで構造的なルックを与え、プロフェッショナルな仕上がりを維持できます。 

Threshold Dither

Threshold Ditherは、しきい値レベルを設定して、画像を印象的な白黒やRGBのコントラストに変換することができ、大胆でコントラストの強いビジュアルを作成するの便利です。

Custom Dither

Custom Ditherでは、プロジェクトに合わせた独自のディザリングパターンを完全にコントロールできます。

プロジェクトに合わせて独自のディザリングパターンを作成したり、さまざまなスタイルを試して、レトロまたはモダンなスタイルを実現できます。

Palettes

Palettes機能では、カスタムカラーのスウォッチを簡単にインポートおよび管理できます。

色彩スキームを調整し、ピクセルアートやディザー効果を強化することができます。

次のチュートリアル動画で、ディザとは何か、ディザを使用して映像をスタイル化するクリエイティブなアイデア、パレットを使用して複数のフォーマットからカスタム カラー パレットを適用する方法が紹介されています。

Pixel Dither Tutorial

Maxon Studio に映像の置きかえ機能が追加

Maxon StudioというAfter Effectsテンプレートエンジンが改善され、ダッシュボードから直接映像を置き換える機能が追加されました。

この機能を使えば、簡単なドラッグ&ドロップで、カプセルの中に直接メディアを追加することができます。

価格とシステム要件

Red Giant 2025 のシステム要件の確認はこちらから

価格は Red Giantのすべての製品が含まれるライセンスが14,960円/月 または 111,540円/年。

ビデオトランジションとエフェクトプラグインのUniverse 単体が、5,720円/月 または 37,400円/年です。

また、Cinema 4D 、Redshift 、RedGiant はMaxonの製品が全て利用できる『MAXON ONE』の一部としても利用できます。

その他詳しい価格の確認はこちらから


Red Giant ウェブサイトへ

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