2024年11月1日(現地時間)- Sketchsoft は、iPad 向けに生まれ変わった3Dドローイングアプリ Feather 1.0 を発表しました。
ドローイングとモデリングの境界をなくした3Dドローイングアプリ『Feather』
ドローイングとモデリングの境界をなくした3Dドローイングアプリ『Feather』がiPad用の完全オフラインアプリとして生まれ変わりました。
新しいFeatherは、レンダリング、筆圧感知、パターンのカスタマイズなど、パワフルでクリエイティブな機能の数々とともに、大幅なパフォーマンスの向上を実現しています。
また、オンラインギャラリーなど、今後のアップデートも計画されています。
主な機能
新しいFeatherはオフラインでの使用を完全にサポートし、いつでもどこでも利用できます。また、以前のアプリ最大20倍速くなるなどのパフォーマンス向上の他に以下のような機能を備えています。
ドローイングとモデリングの境界をなくした3Dドローイング
3D空間を自由に探索し、好きな角度から描いてアイデアを実現できます。
ペンとタッチ操作だけで利用可能です。
また、『Finger-pen』モードをオンにすると、指だけでスケッチ、ペイント、編集ができます。
ゲーム 感覚で編集。
ジョイスティックを使って絵を移動、回転、拡大・縮小できます。
面倒な3D編集も簡単にできます。
3Dドローイングは、さまざまな角度から鑑賞することができます。
好きなアングルでショットを撮り、シーケンスとして繋げて、自分だけのストーリーを作成することが可能です。
ブラシの立体解釈
ブラシが筆圧感知に対応しました。Apple Pencilを押す強さに応じて、サイズや不透明度を調整できます。
ドローイングの感覚を生かしたスタイルやパターン、筆圧に対応した3Dブラシで、より豊かな表現が可能となりました。
3D空間のゆがみ
ゆがみ(Liquify)ツールを使えば、選択したブラシやカーブをすばやく直感的に調整できます。
エフェクトを追加

■ライト
ワンタップで絵に光を当て、影をつけることができます。レンダリング機能とパターンを使って、スケッチの新しい側面を発見し、次のプロジェクトのアイデアを広げることができます。
■ポストプロセス
新しいグレイン、被写界深度(DOF)、グローで映画のようなシーンを作成したり、ピクセル化、 トゥーンシェーディングで作品に仕上げを加えることができます。
3Dエクスポート
Featherで作業をエクスポートして、他のツールで活用することができます。
こちらからBlenderアドオンがダウンロード可能です。
「Blender for Feather」は、OBJ ファイルで羽のアートワークをインポートした場合にのみ正しく動作し、Blender バージョン 3.0 以上をサポートしています (バージョン 4.2.0 LTS まで検証済み)。
3Dガイドを保存
閉じるボタンをタップして上にドラッグすると、保存ボタンに変わります。これで3Dガイドを保存して管理できます。

ジオメトリック・プリミティブ
立方体や球体などの基本的な形状を素早く追加して、3Dガイドとして使用できます。

ダークモード
ダークモードUIが追加されました。

その他の機能
- オフライン 使用:インターネット不要で使用
- 図形:直線、円、楕円、曲線を描く
- 消しゴム:期待通りに動作
- リアルタイム 対称:仮想ミラーで対称線を描く
- リファレンス 挿入:画像や3Dモデルを空間に挿入
- クリップ ボード:参考画像を別ウィンドウに表示
- 背景画像:色や画像を3D作品の背後に挿入
- フォルダ:ドローイングをフォルダで整理
- 基本立体図形:球、柱、円錐、リングに描く
- iCloud対応:ファイルを安全に保管
- AR表示*:現実空間に3D作品を表示
- 共有*:3Dビューアリンク生成と共有
*:マークされた機能は近日公開予定です。
価格とシステム要件
Feather 1.0 の利用には、iPadOS 16.0以降が必要です。
価格はサブスクリプションなしで2200円です。
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