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遠景用の群集シミュレーションができるBlender用の軽量な無料ツール『People going places』

フリーコンテンツ

Ogjee氏によるBlender用の軽量な無料群集ツール『People going places』の紹介です。

People going places とは

『People going places』は、遠景の群集をシミュレートするための軽量ジオメトリノードのセットアップです。

このシンプルなシミュレーションでは、カーブ、パス、ローポリキャラクタのインスタンスを使用して、街路にすばやく人を配置することができます。ユーザが用意するのは、人々が移動するためのメッシュだけです。このモデルには人同士の衝突はなく、単純なアニメーションを持つローポリキャラクターが含まれています。

People going places – Blender 4.2 Geometry nodes

このツールには、基本的なプロシージャルキャラクターと下の画像に見られるジオメトリノードのセットアップが含まれています。

  • Instancesコレクションから選択されたパスの上に Count の人数をインスタンス化します。
  • スピードはMin speedMax speedの範囲から選び、横方向のランダム移動はLateral spreadに基づいて適用されます。

パス(Path)の計算について

  • Diversityを増やすと、異なるパスの数が増えます(群衆の数は増えません)。
  • Min path length (最小経路長) は極端に短い経路を削除できます。
  • 高いPath cost variabilityは、エッジコストに高いランダム値を追加し、よりカオスな(より長い/最適でない)パスを作成します。
  • Used path avoidance を増やすと、すでにパスが生成されているエッジを避けるようにパス探索が誘導されます。
  • パスはベースメッシュを使用してI/O頂点間で生成されます。単一の接続を持つ頂点は自動的にI/Oとして選択されます。
People Going Places – path control – Blender 4.2 Geometry nodes

パスのベイク

Diversity値が高い場合(~50以上)、リアルタイムのパフォーマンスが低下します。ジオノードグラフのベイクボタンを使用すると、より高いパフォーマンスが得られます。

無料のプロシージャルキャラクター

無料版には以下のプロシージャルなキャラクターが含まれています。

追加の料金を支払うことで以下の人物キャラクタ―を入手できます。

ダウンロード

これはBlender 4.2でビルドされテストされており、他のバージョンでの動作は保証されていません。

ノードのセットアップは無料で利用できます。

2ユーロの追加料金でライセンスフリーの画像から作成した、テクスチャ、低LOD、アニメーション付きの32の群集キャラクターを入手できます。

Ogjee氏は他にもパイプなど工業的な構造物を作成するための無料ツール『Industrial structure generator 』も公開しています。興味がある方は確認してみてください。

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