2024年8月21日(現地時間)- Adobe は動画編集ソフトウェアの最新アップデート Premiere Pro 24.6 (2024年8月)をリリースしました。
新機能ハイライト
Premiere Pro では、エッセンシャルサウンドパネルでサウンドエフェクトを直接検索できるようになりました。これには、Adobe Stock の何千もの無料ファイルが含まれます。他にも、リニアタイムコード(LTC)のサポート、カメラのサポート拡張が行われています。
無料のストックオーディオへのアクセス
Premiere Pro 内で、サウンドエフェクトを直接検索できるようになりました。これには、Adobe Stock の何千もの無料ファイルが含まれ、「無料版」または「プレミアム版」のカテゴリでフィルタリングして、ミュージックやサウンドエフェクトをて利用することが可能です。
タイムライン同期を使用して、エッセンシャルサウンドパネルでミュージックトラックまたはサウンドエフェクトの再生ボタンを押すと、タイムライン上のメディアの再生が開始され、編集のコンテキストでキューをプレビューすることができます。
プレビューオーディオトラックは透かしが付いていない、低ビットレートの M4a フォーマットです。オーディオトラックのプレビューを使用して、プロジェクトに適合するかどうかを確認できます。
オーディオトラックを気に入ったら、ライセンス版を取得できます。ライセンスされたオーディオファイルは、44.1 kHz または 48 kHz のサンプルレートで非圧縮 WAV 形式です。
リニアタイムコード(LTC)のサポート
ネイティブのリニアタイムコード(LTC)のサポートにより、オーディオ信号にタイムコードをエンコードするデバイスからの複数のビデオソースとオーディオソースを迅速かつ正確に同期できるようになりました。LTC を使用すると、クリップを同期することや、マルチカメラソースシーケンスを作成することができます。
新しい、より手頃な価格のデバイスの多くは、ビデオファイルのメタデータとしてタイムコードを記録することをサポートしていないため、LTC の有用性が高まり、人気が高まっています。
一般的な解決策は、オーディオトラックにタイムコードデータを保存することです。このトラックは人間の耳にも聞こえますが、「通常の 」音ではなく、データを含む高い音です。多くの低価格のタイムコード同期デバイスは、LTCを生成することが可能です。
Canon のサポートの拡張
Canon EOS R5 Mark IIとEOS R1のカメラファイルをネイティブに扱うことができるようになりました。ファイルをインポートして、すぐに編集を開始できます。トランスコードは不要です。
追加アップデート
旧バージョンエフェクトフォルダーとプラグイン、旧バージョントランジションフォルダーとプラグイン、および旧バージョンエフェクトから作成したプリセットが削除されました。
これらのエフェクトおよびトランジションは、Premiere Proまたはサードパーティによって提供される、より高速で最新の代替エフェクトがあります。これらのエフェクトは、プロジェクトの大幅なスローダウンやパフォーマンスのボトルネックの原因となっていました。Premiere Pro内の廃止されたエフェクトおよびトランジションに代わるすべての最新エフェクトに加えて、サードパーティ製のエフェクト、トランジション、およびフィルタも使用できます。
価格とシステム要件
Premiere Pro は、Windows 10(64 ビット)V20H2 以降、macOS Monterey(バージョン 12)以降で利用できます。
より詳しいシステム要件はこちらから
単体プランの価格は以下の通りです。
- 年間プラン, (月々払い) — 3,280 円/月(税込)
- 年間プラン, (一括払い) — 34,680 円/年(税込)
- 月々プラン — 4,980円 /月(税込)
また、Creative Cloud コンプリートプランの一部としても利用できます。
詳しい価格はこちらから
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