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UV マッピングソフトウェア Rizom UV 2024 がリリース!UIの強化、トリムシート機能など

CGソフト

2024.1.X アップデート情報を追加。

2024年6月23日(現地時間)- Rizom-Lab は、UVマッピングソフトウェアの最新アップデート Rizom UV 2024.0 をリリースしました。

新機能ハイライト

このリリースは、2018年以降で最も重要なアップグレードとされており、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、UVマッピングプロセスを合理化するために設計された新機能が追加されています。

RizomUV 2024.0

ユーザーインターフェースの強化

RizomUV 2024 の主なアップデートの一つは、ユーザーインターフェース(UI)の大幅な改善です。全プラットフォームでDPIを変更できるHDPIをサポートしてUIエレメントがぼやけることがなくなり、UIのスケーリングとズームの設定が追加されてワークスペースを好みに合わせてカスタマイズできるようになりました。

また、新しいビューポートのコンテクストメニューによって、プリミティブや編集モード、ロック、グループ化、タグ付けへの素早い変更が可能になり、ワークフローの効率が大幅に向上しています。さらに長押しボタンやより標準的なドロップダウンの動作など、UIが整理されたことで、より直感的でユーザーフレンドリーな体験が可能になりました。

RizomUV: User Interface Update 2024

トリムシートとホットスポット

RizomUV 2024 には、パワフルなトリムシート(Trimsheet)機能が搭載されています。PNG、BMP、TGA、SVGなど、さまざまなファイル形式でトリムレイアウトを読み込み、書き出すことができます。トリムシートは、ロック、リシェイプ、変形、タグ付けが可能で、UV マッピングプロセスをこれまでにない方法でコントロールできます。

新しいホットスポット(Hotspotting)機能では、面積、縦横比、タグ、円形状に基づいて、アイランドとトリムを正確にマッチングさせることができます。この機能には、リアルタイム更新、カスタマイズ可能な表示オプション、高度な前処理機能も含まれており、UVレイアウト工程をより柔軟かつ効率的にします。

RizomUV: Trim Sheet Tools

高度なトランスフォームツール

トランスフォーム機能が大幅に強化されました。グループ、スタック、トリム用の新しいツールにより、UVエレメントのフィット、整列、分配を含む包括的なトランスフォームが可能になりました。ユニバーサルフィット&アライメントツールでは、様々なマッチングやスナップオプションが導入され、より高い精度と使いやすさを実現しています。

ビューポートの強化

ポリゴンの最短パス (Shortest Path) 機能や強化されたスナッ プオプションなど、ビューポートに多数の改良が加えられました。

エッジの新しいシャープネスヒストグラムとビューポート用の独立した輝度(luminant)テクスチャモードによって、UV編集環境の柔軟性とパワーが向上しました。

アルゴリズムとパッキングの改良

RizomUV 2024 は、ポリゴンのジオ法線またはユーザー頂点法線を読み取ることができる、改良された Auto Seams ツールを搭載しています。パッキングプロセスは、より良いオリエンテーションアルゴリズムと、より分かりやすいスケール設定で最適化されました。

また、密度マップの導入は、パッキングとホットスポット時のアイランドサイジングに影響し、より効率的で整理されたUVレイアウトが可能になります。

アイランドグループとタグ付け

新しいアイランド グループ パネルのドッカーとタグ付けパネルが大幅に追加され、アイランド、グループ、スタック、トリムの管理とカスタマイズ性が向上しました。

色の変更、グループの分離、非表示、エラスティック、リジッド、スタックグループの作成がソフトウェア内で直接行えるように なりました。

その他の機能強化

他にもバージョン3.11と3.12用のRizomUVLink Pythonモジュール、アイランドの境界線をDXFファイルにエクスポートする機能、透明背景のPNGファイルを含むエクスポートオプションの改善などが追加されました。

さらに、正規化(Normalize)ツールと非正規化(Unormalize)ツール、タイルのスケーリングとオフセットフィールドにより、UV変換をよりコントロールできるようになりました。

アップデート情報

2024.1.X

RizomUV 2024.1 Update

新機能リスト

  • タブレットでのエッジと頂点の選択の改善 (検索ウィンドウのサイズが大きくなりました)
  • タイルの色がカスタマイズ可能になりました。
  • マウスとキーボードのカスタマイズダイアログが改良されました。
  • アンラップと最適化の大幅なスピードアップ (最大 20 倍)
  • 変形とマーキー選択のためのビューポートの高速化
  • (Windows) 組み込み Python がバージョン 3.10 になりました。
  • Distorsion と Texel の密度バーがすべてのプリミティブタイプに対応しました。
  • Real Space: タイルを右側、上側、右側と上側で開くことができるようになりました。
  • Real Space: DXF ボーダーエクスポートでタイルの形状をエクスポートできるようになりました。
  • その他修正多数

すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格について

■Pro ライセンス(年間売上高 100,000 ユーロ以上の企業向け)

RizomUV Virtual Spaces月額34.90ユーロ
RizomUV Real Spaces月額59.90ユーロ

■Indie ライセンス(年商100,000ユーロ未満のホビーアーティストまたはインディーズアーティスト向け)

RizomUV Virtual Spaces14.90ユーロ/月 (Rent-to-Own)
149.90ユーロ (Perpetual)
RizomUV Real Spaces29.90ユーロ/月 (Rent-to-Own)
299.90ユーロ (Perpetual)

他にもアカデミック&学生、デモ&評価版、SDKライセンスがあります。

詳細は価格ページへ

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