Xane Studios による Blender 用衣服ジェネレーター「Divine Cut 2.0 」の紹介です。基本的な機能の確認はこちらから
新機能ハイライト
このアップデートではプリセット機能やサウンド機能の追加、ズボン生成の改善などが行われています。
プリセット
V2.0では Divine presets が追加されました。クロスを生成した直後にプリセットを選択して、1クリックでクロスを生成できます。
生成されたプリセットをカスタマイズするオプションもあり、前を開いたままにしたり、フードの色を選んだり、マテリアルグループのオプション、クロスのキーエリアにマテリアルを簡単に割り当てたりすることができます。バージョン2の最初のリリースでは、Puffer Jacket、Varsity Jacket、Shirt の3つのプリセットが用意されています。
ズボン生成の改善
ズボン(Trouser)生成機能が改善され、これまでより良いズボンを生成を生成できるようになりました。
ウエストサークルの高さを尊重するようになり、裾を絞ったり(Cuff Ankles)マテリアルを生成するオプションも追加されています。またUV展開された状態で出力されるようになり、通常のペイント機能でコントロール可能となっています。
Divine Sound
環境設定でサウンドを有効にし、Divine cutアドオンがあるフォルダを選択すると、サウンドエフェクトとDivine voiceがアドオンに追加されます。サウンドエフェクトはアドオンをよりインタラクティブにし、ボイスは特定のクロス設定をいじっているときや問題があるとき、時々それが必要なときにアドバイスをくれます。
物理設定パネル
布の主要な物理設定、重さ、伸縮性、品質などを調整できるパネルが用意されるようになりました。
緊急バインド
緊急バインド機能もあります。サーフェスデフォームモディファイアの性質上、キャラクターが悪いトポロジー(例えば、2つ以上の面を持つエッジ)を持っている場合、キャラクターへのクロスのバインドは成功しません。バインドを3回クリックしても動作しない場合、自動的に緊急バインド機能がトリガーされ、クロスがキャラクターのリグにバインドされます。
その他
他にも以下のようなQOLの改善がおこなわれています。
- 新しいクロスを作成するとき、リグはデフォルトでキャラクターのサイズに合わせてスケールし、頂点の位置をより簡単に調整できるようになりました。
- トグルシームは新しいサウンドエフェクトとともにパフォーマンスが向上。
- クロスを生成している途中で最初から始めるオプションが追加。
- トップスの頂点を配置するときに不要な要素を表示しなくなりました。
- トップスの背面は変形がなく生成されるようになりました。
- シュリンクラップ( shrink wrap)の距離がキャラクタとアーマチュアのスケールを検出するようになり、すぐに使えるようになりました。
- いくつかの小さな修正
今後の新機能
アセットライブラリ
まだ開発中ですがアセットライブラリが現在作成中とのことです。すでにクロスに追加の詳細を加えることができるアクセサリーが利用可能です。
価格とシステム要件
Divine Cut は、Blender 3.0 – 4.1 で利用できます。
個人&商用ライセンスの価格は39.75ドルです。
V1を購入した方はコード(divineupgrade)を使用することでV2を無料で手に入れることができます
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