Red Giant 2024.2 がリリース!After Effects で3Dオブジェクトをコントロールするための新しいツール『Geo』が追加

プラグイン

2024年4月10日 (現地時間)- Maxon は、Maxon Oneサブスクリプションに含まれる製品の2024年春の大型アップデートを発表しました。

ここでは、Red Giant 2024.2の新機能を紹介したいと思います。

新機能ハイライト

このリリースでは、Red Giant Geoという新しいツールが追加され、ユーザーはAfter Effectsで3Dオブジェクトにテクスチャを割り当てたり、ライトを当てたり、クローンを作成したりできるようになりました。他にもTrapcode Particularのレンダリング性能の大幅に向上やボケに対する新しいカスタムブラーマップの追加、LooksのUIも改善されています。

Red Giant 2024.2では、Red Giant Geoという新しいツールが追加され、ユーザーはAfter Effectsで3Dオブジェクトにテクスチャを割り当てたり、ライトを当てたり、クローンを作成したりできます。Trapcode Particularのレンダリング性能の大幅に向上やボケに対する新しいカスタムブラーマップの追加、LooksのUIも改善されました。

Red Giant Geo

Red Giant Geoは、After Effectsで3Dオブジェクトのライティング、テクスチャリング、クローニングを行うためのシンプルかつパワフルなツールです。

■3Dモデル

Red Giant Geoは、C4D、OBJ、FBX、GLB、glTF、DAE、3DSなど、7つのファイル形式をサポートしており、Maxon Capsuleライブラリからモデルを選択するか、独自のモデルをインポートして、テクスチャやマテリアルを完全にカスタマイズできます。

マテリアルとテクスチャ

最大5つのマテリアルを割り当て、それぞれにベースカラー、ラフネス、メタルネス、サブサーフェス、透過率、不透明度、エミッション、バンプ(法線と高さ)などの物理ベースのプロパティを設定できます。付属のサーフェス プリセットの 1 つを使用することも、完全にゼロから構築することも可能ですまた、Geoでは、現実の屈折率表に基づいたリアルなガラス、水、その他の半透明のマテリアルを作成することができます。

■クローン配列

統合されたクローナーオプションを使用すると、アーティストは簡単かつ迅速にボックス、球体、または円柱形の形状の配列を作成できます。これは、Cinema4DのMoGraphツールに慣れているアーティストにはなじみのあるものとなっています。

■環境

内蔵された太陽光の色、強度、角度を調整して環境をコントロールすることができます。インタラクティブな屈折、イメージベースの照明、反射のための屈折と環境マップの割り当てなども利用可能で、影の色と強さを適切に調整できます。また、視界と霧のフォールオフを定義して、映画のように遠くへフェードアウトさせることも可能です。

■シャドウキャッチャー

選択したカンプレイヤーのAEレイヤートランスフォームを使うだけで、ジオメトリから投影される影の位置と回転をコントロールできます。カメラトラッキングされたVFXショットや、モーショングラフィックスのプロダクトショットなどに最適で、ジオメトリからシャドウパスを分離して、完全なコンポジットコントロールが可能です。

その他のアップデート

  • Trapcode Particularでは、レスポンス、プレビュー再生、レンダリングのすべてが向上しました.

  • LooksのUI改善により、ユーザーエクスペリエンスが向上し、カラーマネジメントに関する品質向上が実現されました。

  • ほとんどのRed Giantツールに、ドイツ語と韓国語のネイティブサポートが追加されました。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

Red Giant製品の詳しいシステム要件はこちらから

価格は Red Giantのすべての製品が含まれるライセンスが12650円/月 または 98450円/年。

ビデオトランジションとエフェクトプラグインのUniverse 単体が、4730円/月 または 32450円/年です。

また、Cinema 4D 、Redshift 、RedGiant はMaxonの製品が全て利用できる24750円/月 または194700円/年のサブスクリプション『MAXON ONE』の一部としても利用できます。

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