2024年4月9日 – EIZO株式会社は、HDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG1」を発表しました。
製品概要
「ColorEdge PROMINENCE CG1」(以下、CG1)は、ColorEdge PROMINENCE CG3146(以下、CG3146)の後継機種で、映像制作での最終色調整(カラーグレーディング)に使用する30.5型・DCI 4K(4096×2160)解像度のHDRリファレンスモニターです。
前機種からの主な進化ポイントは以下の2つあります。
- EIZO初となるSMPTE ST 2110対応。SMPTE ST 2110は、IPネットワーク上における映像データの伝送方式を定めた標準規格の一つで、放送局を中心にSDI規格からの移行が推進されています。CG1はこの規格に対応したことで、IPネットワーク上で非圧縮方式で送られた映像を扱うことができ、より効率的な制作ワークフローの構築をサポートします。
- HDMIの伝送モードFRL(Fixed Rate Link)に対応。HDMI接続時、4K解像度かつ12-bit表示といった、高解像度でより滑らかな階調の映像を表示することができます。
表示性能や、映像制作者の使いやすさに配慮した機能はCG3146を踏襲しており、1000cd/m2の高輝度、100万:1の高コントラスト比を実現するほか、広色域表示や滑らかな階調表現ができ、画面の表示ムラ補正機能などを搭載しています。モニター筐体上部には、1000cd/m2の高輝度を正確に測定できるEIZO独自のキャリブレーションセンサーを内蔵しており、色管理を自動化しています。
展示イベント
会期:2024年4月14日~17日
ブースの詳細はこちら
■IBC 2024(オランダ アムステルダム)
会期:2024年9月13日~16日
■Inter BEE 2024(日本)
会期:2024年11月13日(水)~15日(金)
会場:幕張メッセ
価格と発売時期
今冬に発売予定。
価格はオープン価格※です。
※オープン価格の製品は標準価格を定めていません。
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