2024年3月27日(現地時間)- Autodesk は、Autodesk ShotGrid とAutodesk Moxion の名称を発表しました。
ShotGridとMoxionの名称が変更
これまで「ShotGrid」として知られていたオートデスク製品は「Flow Production Tracking」に名称変更され、「Moxion」は「Flow Capture」となります。
これは、Autodeskのメディア&エンターテインメント業界向けクラウド Autodesk Flow でより合理化されたクリエイティブな未来を目指すために行われた変更の一環として行われました。ShotGrid(2014年)とMoxion(2022年)はどちらもAutodeskが買収したメディア&エンタメ向け管理ソリューションです。
名称変更の影響と今後の新機能
Autodeskは、この変更は将来起こることの良い兆候としています。今のところ、ShotGridとMoxionを知り、愛用しているユーザーはすべての機能を引き続き利用することができます。
また、「Flow Production Tracking」と「Flow Capture」には、ワークフローを合理化し、撮影現場から最終的な納品まで、クリエイティブチームをより良くつなげる以下のような新機能が追加予定です。
- Flow Capture を利用するユーザーは、クリエイティブなワークフローをさらに加速させる、より直感的な新しいUIを体験できます。また、エディターやポストプロダクションチームが撮影が終了した瞬間に作業に取りかかれるようにする、Avid Media Composerとの新しい統合も近い将来実現する予定です。
- Flow Production Tracking の顧客は、間もなくAIを活用した新しいスケジューリング機能を体験できるようになり、スタジオは自信を持ってプロジェクトを予算内に納品できるようになります。
Flow Production TrackingとFlow Captureを組み合わせることで、撮影現場とポストプロダクションのワークフロー間の障壁が取り除かれ、チームとスタジオはより効率的にコラボレーションできるようになります。これは、自由な創造性を実現するというAutodeskの使命の第一歩であり、最近のPIX買収によってさらに加速されたとのことです。
業界におけるAutodesk Flowの早期導入
受賞歴のあるアニメーションおよびビジュアルエフェクトスタジオ Jellyfish Picturesは、世界中に500人以上のアーティストを抱え、生産性とコラボレーションを最大化するハイブリッド、クラウドベース、タレント重視の体制で業務を行っています。Jellyfish Picturesは、 Autodeskツールの長年のユーザーであり、Autodesk Flowの早期テスターとして、オープンエコシステム、オープンスタンダード、連携データのパワーを活用しています。
Jellyfish Picturesのプロダクションテクノロジー責任者であるPaul Baaske氏は次のように述べています。
「制作における最大の課題は、入出力データの管理です。Autodesk Flow はこのプロセスを簡素化し、ベンダーやパートナーとのアセット共有のためのインターフェイスを提供します。また、各スタジオ独自のワークフローを尊重し、内部トラッキングにも対応しています。一人で制作する時代は終わりました。今は、パイプラインで素早くデータをインポートして処理し、摩擦のない方法で共有可能なアウトプットを作成することです。ペースを維持するためには、可能な限り効率的にアセットを共同制作しなければならない。Flowは、この作業を大幅に効率化します。」
Autodesk Mayaと3dsMaxに次のレベルの機能強化を提供
また名称変更と同時に、OpenUSDやOpenColorIOなどのオープンスタンダードのサポートを継続しながら、モデリング、アニメーション、レンダリングのワークフローを改善することを目的とした、Autodesk MayaとAutodesk 3ds Maxのアップデートが発表されました。
Mayaでは、再設計されたDope Sheet、Smart Extrude、LookdevXの強化、アーティストの生産性とアセットの移植性を高めるツールの追加などが行われました。3ds Maxでは、カラーマネージメントの更新、Retopologyの改善、グローバル検索機能の更新など、重要な機能強化が行われています。これらのアップデート内容は後に個別に紹介したいと思います。



























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