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KeyShot 2024 がリリース!新しいイメージスタイルオプション、Web Viewer の改良など

プラグイン

2024年3月12日(現地時間)- Luxion は、3Dレンダリングソフトウェアの最新アップデート KeyShot 2024  のリリースを発表しました。

新機能ハイライト

KeyShot 2024は、後処理の必要性を削減する、これまでで最もシャープなビジュアル出力が可能になっています。また、Web Viewerや改良されたリアルタイムビューなど、役立つアップグレードも行われています。

画像のシャープ化(Sharpening )

KeyShot 2024では、画像のシャープ化(Image Sharpening)という新しいイメージスタイルオプションが加わりました。この新しいオプションでは、画像シャープネスでは、暗いエッジをより暗く、明るいエッジをより明るく見せる「強度(Intensity)」と、効果を適用するシャープエッジの外側の距離「半径(Radius)」をコントロールできます。シャープになった画像は、KeyShot Web Viewerにも反映されます。

また、KeyShot 2024は応答性を向上させるUIのアップデートにより、プロジェクト作業中により鮮明なビジュアルを表示できるようになりました。

KeyShot Web Viewerのアップグレード

KeyShot Webは、最もリクエストの多いアドオンの1つで、承認プロセスからマーケティングに適したビジュアルのオンライン公開まで、時間を節約できる利点があります。ユーザーは、KeyShot 2024で、よりレスポンシブでパフォーマンスの高いWeb Viewerを見ることができるようになり、アップロードを実行するために3Dシーンを含めるオプション(必須ではありません)が追加されました。

カラーライブラリの更新

昨年KeyShotは虹のような新しいカラー機能とライブラリの提供が開始されました。KeyShot2024では、2024 RAL(塗料やコーティングのための標準的な色を定義するために使用されるカラー規格)バージョンと、サポートするその他のサードパーティライブラリのアップデートが行われました。

より高速なGPUモード

KeyShotのGPUモードは、NVidiaが提供する “Optix “フレームワークを使用しています。2024.1では、フレームワークが最新バージョン(8)に更新されました。

内部テストによると、これによりパフォーマンスが最大25%向上し、中央値では約12%向上したとのことです。

その他

さらに、以下の品質に関するアップデートも行われました。

❒インポーターの更新:以下ののサポートが追加

  • Rhino 8
  • CATIA V6 / 3DEXPERIENCE 3D R2024x
  • Solid Edge 3D 2024
  • SOLIDWORKS 3D 2024
  • NX 2306 Series (until 2306.7000)

❒シーン圧縮

: ファイルサイズを小さくし(最大33%)、保存時間を短縮(最大10%)。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

アップデート情報

2024.2

2024年7月31日(現地時間)- KeyShot Studio(旧KeyShot)2024.2がリリースされました。このリリースには、日々のワークフローの効率とクリエイティビティを向上させるアップデートが行われました。

❒glTFアニメーションファイルのKeyShot Studioへのインポート 

glTF 2.0で保存されたノードアニメーションをKeyShot Studioにインポートできるようになりました。インポートするglTFファイルにアニメーションが添付されている場合、インポート時に「Import Animations」チェックボックスを選択するだけです。(スケルタルアニメーションやモーフアニメーションには対応していません)。

❒エクスポートプレビューがWeb Viewerに追加

Web Viewerでデザインレビュー用のレンダリングを準備する際、作品がどのように表示されるかをプレビューで確認できるようになり、最終的なアップロードを処理する前に必要に応じてシーンを調整できるようになりました。また、すべてのWeb Viewerアップロードは、テクスチャベーキングを使用して処理されるようになりました。

Web Viewerのもう1つのアップグレードは、マテリアルマッチングです。Web Viewerで同じように見えるマテリアルは、実際のKeyShot Studioシーンで使用されているマテリアルの96%を占めています(KeyShotアナリティクスによる)。

❒移動ツールの改善

Move Toolがより使いやすくなりました。注目すべき最初の変更点は、ツールがアクティブの間、位置入力ボックスが常に表示されるようになったことです。もう一つは、ウィンドウ内のXYZ軸が色分けされ、移動ツールギズモ上の対応する軸と直接相関するようになったことです。

さらに、軸ロックインにより、移動ツールウィンドウの各軸の横にあるラジオボタンを切り替えることで、X軸、Y軸、Z軸に沿って移動ツールギズモをロックすることが可能になりました。トグルすると、軸がマウスカーソルにロックされ、特定の軸に沿ったより精細な移動が可能になります。

また、新しいホットキーが導入されました(環境設定でカスタマイズや変更が可能です)

  • T: ギズモの移動(Translate gizmo)
  • R: ギズモの回転(Rotate gizmo)
  • S: ギズモの拡大縮小(Scale gizmo)
  • X: X軸にロック(Lock into the X-axis)
  • Y: Y軸にロック(Lock into the Y-axis)
  • Z: Z軸にロック(Lock into the Z-axis)
  • インポートの更新(Import updates)

インポートの更新❒新しい CAD 形式のサポート追加

  • Sketchup 2024
  • CATIA V5 3D Read: V5-6R2024
  • Parasolid 3D V36.1
  • NX 2312 Series (until 2312.4000)

2024.3

2024年11月12日(現地時間)- KeyShot Studio 2024.3がリリースされました。

このリリースでは、ユーザーからの要望が多くあった機能のアップデートやアップグレードが行われています。

KeyShot Quick Tip – Progressive Denoising In KeyShot Studio 2024.3

❒プログレッシブノイズ除去

画像の繊細な部分を過度に処理してぼかすことなく、より高速にノイズ除去できるようになりました。プログレッシブデノイジングを使えば、すべてのレンダリングにノイズ除去を使用でき、レンダリング時間を大幅に短縮できます。

❒改善されたノイズ除去アニメーションレンダリング

KeyShot Studio 2024.3では、ノイズ除去エフェクトがアップグレードされ、以前のバージョンよりも一貫性が増し、アニメーションフレームに使用したときのちらつきが減少しました。

❒フィジカルライトがスピードアップ

フィジカルライトはこれまで以上に高速化され、より多くのライトを使用できるようになったため、同じ時間内に、より優れたリアルなレンダリングを作成できるようになりました。リアルタイムのビューを継続的にレンダリングするため、多くのフィジカルライトを必要とするシーンでの作業も、より反応良く行えます。

これらのパフォーマンス向上は、各光源に個別に適用されるため、シーンで使用される物理ライトの数が多ければ多いほど、パフォーマンスが向上します。

❒Rhinoプラグインのアップデート

インスタンス化されたジオメトリのサポートにより、KeyShot Studioにインポートされた大規模なRhinoシーンがより高速に実行されるようになりました。

この改善は、Rhinoからインポートされたジオメトリを含むKeyShotシーン(.bipファイル)のファイルサイズにも影響します。インスタンス化を多用するシーンでは、ファイルサイズを80%以上削減できます。大幅に小さくなったシーンは、開くのも、保存するのも、転送するのも速くなります。

❒Fusion 360プラグインのアップデート

すべてのジオメトリが、例外なくFusion 360からKeyShot Studioに転送できるようになりました。同様の利点は、マテリアルとテクスチャの改善、トランスフォームと方向の修正にも適用されます。

❒ウェブビューアでの書き出しの改善

Studio から Web Viewer へのシーンのエクスポートが 50-60%高速化されました。さらに2024.3では、エクスポート時にシーン内のどの部分を高、中、低解像度にするかを決定できます。一般的な画質のプリセットを選択して、個々のパーツの解像度を選択的に変更することが可能です。

これにより、Web Viewerへのエクスポートをよりコントロールできるようになり、シーンで強調したい製品にフォーカスを当て、貴重なテクスチャメモリが背景や重要でないパーツで無駄にならないようにし、中心的なパーツが最大限のビジュアル忠実度を得られるようになります。

❒その他

  • ユーザビリティの向上:移動ツールが修正され、特定の量だけパーツを移動、回転、拡大縮小したり、負のスケールを適用してパーツを反転できるようになりました。パースウィジェットがリボンに戻り、グループやパーツの親にジャンプしたり、トップレベルに直接スキップできるようになりました。
  • 新しい Mold-Tech マテリアル:KeyShot Studio 2024.3 には 10 種類の新しい Mold-Tech マテリアルが同梱されています。これらは、Mold-TechのメーカーであるStandex社から直接提供されているため、実際の形状に近い精度が保証されています。
  • 新しいライブラリコンテンツ:INTERPON® powder coating カラーは、メーカーであるAkzoNobelから直接提供されているため、信頼性の高いカラーマッチングが可能です。これらは特別な色で、従来のRGBではなく、より正確なCIELabフォーマットです。

価格とシステム要件

KeyShot 2024は、Windows10または11、Windows Server 2019以降、macOS 12 Monterey 以降で利用できます。より詳しいシステム要件はこちらから

現時点での価格は、KeyShotProサブスクリプションが174,438.00円/年 (1,188ドル/年)となっています。その他すべてライセンスオプションの最新価格の確認はこちらから

KeyShot Proの試用版のダウンロードはこちらから

KeyShot ウェブサイトへ


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