2024年2月14日(現地時間)- Adobe は、3Dモデリングおよびスカルプト アプリケーションの最新アップデート Substance 3D Modeler V1.7 をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースでは、アップレゾアルゴリズムの改善、QoL機能の追加、その他修正が行われています。
解像度アップアルゴリズムの改善
解像度を上げる際に、意図しないアーティファクトが発生しないようになり、ディテールやフォルムがより維持されるようになりました。
上の比較は、単純な立方体と球体が互いに交差している様子を示しています。新しいアルゴリズムは、解像度を上げた後に現れるアーティファクトを防ぎ、スムースツールの追加パスなしで、より滑らかなサーフェスになります。
フレームレートリミッター
パフォーマンスパネルに、デスクトップのフレームレートを制限するオプションが追加されました。フレームレートを制限することで、CPUとGPUの使用量を減らし、特にラップトップユーザーの温度を下げるのに役立ちます。
その他
- 未保存の作業ダイアログが、新しいテキストと色分けされたボタンによって、一目で理解できるように更新されました。
- ブーリアン演算にプログレスバーを追加。
- インテリアカラーの処理が変更され、除去(removal )ツールがより信頼性の高い結果を生成するようになりました。
- マテリアルがなく頂点カラーがあるメッシュをイン ポートすると、シェーダの問題が発生する問題を修正しました。
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
価格とシステム要件
Substance 3D Modelerは、Windows 10 (64bit)以降で利用できます。
サポートされるヘッドセットのリストはこちら(Modeler を使用するためにVRデバイスは必須ではありません)
Adobe Substance 3D Modelerは、Adobe Substance 3D アプリのサブスクリプションプランに含まれており価格は次のようになっています。
- Adobe Substance 3D Collectionプランには、Painter、Designer、Sampler、Stager、Modelerアプリと、1か月あたり最大50の3Dアセット(マテリアル、モデル、およびライト)が含まれ、6,028円/月(税込)です。
- チーム向けAdobe Substance 3D Collectionプランには、5つのアプリ、100の3Dアセット、1TBのストレージ、と簡単なライセンス管理が含まれ、12,188円/月(税込)です。
価格ページへ■学生・教員向けライセンス
Substance 3Dは、大学・高等教育機関向けCreative Cloudコンプリートプランに含まれており、追加料金なしで利用できます。高等教育機関向けプランにアセットは含まれていません。また、現在のところ小中高校はこのプランの対象外です。
学生・教職員の方は、Substance 3Dテクスチャ作成アプリを無料で使えます(非営利、教育目的での使用のみ)
■Steam版ライセンス
Adobe Substance 3D ModelerはSteamでも購入可能です。価格は16500円。2023を購入していた方は、今年も無料のアップデートを受け取ることができます。
Adobe Substance 3D Modeler Steam ページへ
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