Unreal Engine のスペシャリスト Scott Rafferty 氏によるオープンソースの無料プラグイン『Material Vault』の紹介です。
『Material Vault』とは
『Material Vault』は、Unreal Engineで利用できるダイナミックなマテリアル ライブラリ インターフェイスプラグインです。このプラグインの目的は、あらゆるタイプのプロジェクトが作業できるよう、マテリアルを直接すばやく確認、適用、編集するための統合された包括的なインターフェイスを提供することです。
フォルダを移動したり迷ったりする必要がなくなるため、マテリアルやテクスチャを必要とするプロジェクトであれば、Unreal ネイティブの標準的な分散機能よりも高速かつ効率的に作業を行うことが可能となります。
また、このインターフェイスを使用することで、Lookdev、CMF、その他業界のサブ機能でマテリアルのバージョン管理を行うこともできます。
■主な機能
- コンテンツフォルダ構造と1:1のフォルダ自動生成。
- マテリアル インスタンス表示とエンジン内レンダリング サムネイル。
- Dynamic texture dependency viewer(動的テクスチャ依存性ビューア):どのテクスチャ(とその名前)が特定のマテリアルに影響を与えているテクスチャ(とその名前)を見ることができます。
- メタデータタギングシステム:名前、場所、作者などのデータの表示と編集、
一般的なメモセクション - 複数または単一の静的メッシュへの適用
- 特定の要素IDにマテリアルを適用する機能
- マテリアルを適用したり、コンテンツブラウザで選択したり、より大きなサムネイルスウォッチレンダリングをポップアップするためのマウスボタンコントロール
使用方法
■インストール方法
このプラグインは、自己完結型の Unreal Engine 5.3 プラグインです。フォルダー全体を Project/Plugins フォルダに配置するか (Plugins が存在しない場合は作成できます)、エンジンのインストール ディレクトリの Engine/Plugins に配置してください。
■インターフェイスの読み込み
- アンリアル エンジン プロジェクトを開きます。
- メインのエディタ ツールバーに移動し、パレット ボタンを見つけてクリック (このボタンにカーソルを合わせると、Open the Material Vault Library Interface と表示されます)。
ダウンロード
『Material Vault』は、現在Unreal Engine 5.3で MITライセンスのもと利用できます。
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