EmberGen 1.1 がリリース!62以上のプリセット、衝突と圧力のための新しいソルバーの追加など

CGソフト

2024年1月24日(現地時間)- Jangafx は、リアルタイムのボリューメトリック流体シミュレーションソフトウェアの最新アップデート『EmberGen 1.1』をリリースしました。

EmberGen 1.0がリリース

EmberGen 1.1は、昨年3月のEmberGen 1.0のリリースから約10ヶ月でのリリースとなりました。このアップデートは、主にパフォーマンス、衝突物や圧力を扱う際のシミュレーション精度、そして一般的な品質に焦点が当てられています。

インポートしたメッシュからボーンやトランスフォームにフォース、エミッター、シェイプ、その他のノードタイプを親にする機能の追加やコライダーが動いて煙を “食べる(eating)” という長年の問題も解決しました。

他にも新しいグラデーションピッカー、簡単にアクセスできるシミュレーション品質設定、更新されたフォースマスキング、メニューから有効にできるノード グラフミニマップなどのQuality of lifeのアップデートにより、シミュレーションの作成とシェーディングがこれまで以上に簡単にできるようになりました。

■新機能リスト

  • 62の新しいプリセットと更新されたプリセット: 新しい技術的なショーケースや爆発の追加、既存のプリセットのシェーディングやモーションの更新が行われました。
    • 32 の新しいプリセット
    • 13 の再構築されたプリセット
    • 17 の更新されたプリセット
  • 衝突に対する大幅な改善。
  • メッシュのボクセル化の大幅な改善。
  • Import ノードからボーンやメッシュでトランスフォームをコントロールする機能が追加
    • Import control(インポートコントロール)チェックボックスでノードのControl pin(コントロールピン)を有効に。
    • 可能なノード: Collider、Emitter: Volume、 Emitter: Particles、Force: Line、Force: Noise、Force: Point、 Force: Toroidal、Force: Vector Field、Force: Vorticles、Shape: Burst、Shape: Primitive、Shape: Particles、Shape: Transform
  •  カラーグラデーションのエクスポート機能(グラデーションをpngにエクスポートする機能)が追加。
  • グラデーションを作成するために画像(任意のモニタピクセル)をサンプリングする機能を追加
  • 環境設定メニューから有効化できるノードグラフミニマップ。
  • Shape modifiersにShellオプションを追加。
  • ノードが選択されていないときにシミュレーションノードビジュアライザーギズモを持続させる機能が追加。チェックボックスはビジュアルタブにあります。
  • シミュレーションノードのVorticityタブとForceノードに “Temperature Range “と “Smoke Range “のminmaxパラメータが追加。
  • EmberGen内にライセンスマネージャーを実装。
  • 多くのバグ修正。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

EmberGen 1.1は、NVIDIA GeForce GTX 1060 シリーズ以上のビデオ カードを搭載するWindows 10 または 11、Linuxで利用できます。AMD カードもサポートされています。

価格は永久ライセンスが299.99ドルです。12 か月間のアップデートが含まれ、1 年目以降のメンテナンスは 149.99ドル/年となります。18回連続支払い後永久ライセンスになるRent-to-ownは19.99ドル/月です。

また、EmberGen は、JangaFXのすべての製品が含まれる JangaFX Suite の一部としても利用できます。価格は、399.99ドル。12 か月間のアップデートが含まれ、1 年目以降のメンテナンスは 189.99ドル/年です。18回連続支払い後永久ライセンスになるRent-to-ownは24.99 ドル/月となります。


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