2023年12月26日 – Pixiv の VRoidチームは、現在開発中のVRoid Studioの新機能を公開しました。この機能は現在はベータ版のトライアルが実施中です。
好きなフルスクラッチモデルの着替えが可能に
pixivと連携した創作物の総合マーケット「BOOTH」では、VRoid Studio向けの3Dアイテムの他にも、VRChatでの使用を想定した衣装アイテムなどが数多く出品されていますが、VRoid Studioでは.vroidファイル以外のモデルデータの着せ替えをすることができませんでした。
この度公開された開発中のVRoid Studioの新機能では、フルスクラッチの衣装データを独自フォーマットにすることでVRoid Studioへの読み込みを可能にし、フルスクラッチモデルの着せ替えを行うことができます。
エクスポート機能も備えており、作成したモデルをVRChatなどの外部のプラットフォームで利用可能な形式またはVRMファイルでの書き出しが可能です。
■機能詳細
1. UnityのEditor拡張によるモデルデータの変換
VRChat想定のアバターデータおよび衣装データをVRoid Studio上で扱うための独自フォーマットへ変換できます。
2.独自フォーマットのデータ&VRMファイルのインポート
独自フォーマットのデータあるいはVRMファイルを、VRoid Studioへ読み込むことができます。
アバターデータあるいはVRMに対して衣装データを追加し、編集することができます。
3. フィッティング機能
体型の異なるモデルにも快適に衣装をフィッティングさせることができます。
- ワンクリックでモデルの体型に衣装をフィットさせる「自動フィット」機能
- ボーン単位での移動・拡大縮小・回転
- 素体のメッシュを可逆的に消す機能
- 編集画面から遷移せずにアニメーションを再生する機能
4. VRChat向けデータおよびVRMファイルでのエクスポート
着せ替えたモデルはVRChat向けのデータあるいはVRMファイルとしてエクスポートすることが可能です。
ベータ版トライアル応募
新機能のベータ版を試してみたい方に向けてベータ版トライアルへの応募リスト(ウェイティングリスト)が用意されています。
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