3Dファッションデザインソフト CLO 7.3 がリリース!生地クリエイター、AIによるテクスチャ生成機能が追加

CGソフト

2023年11月2日(現地時間) – CLO Virtual Fashion は、3Dファッションデザインソフトウェアの最新アップデート CLO 7.3 をリリースしました。

新機能ハイライト

このリリースでは、衣装に合った生地を素早く簡単に作成することができる生地クリエイター、生成AIを利用したテクスチャ生成機能のベータ版などが追加されています。

生地クリエイター

生地タイプ、組成、密度を入力することでCLO内で新しい正確な生地をすばやく作成できるようになりました。

AIテクスチャ生成

キーワードを入力するだけで、必要な生地のテクスチャに柄を作成することができるAIテクスチャ生成機能が追加されました。適用結果はリアルタイムで確認できます。

この機能は、現在ベータサービスとして提供され、事前に申請されたベータテスターに​​のみ提供されます。テクスチャ生成には、クレジットの制限が適用され、AIテクスチャを1回作成すると、1クレジットが差し引かれます。

■作成のヒント(現在のプロンプトは英語でのみ入力可能です。)

単語を入力

長い文章ではなく、必要な単語を入力することで、より効果的な結果が得られます。

・特定の単語を強調

強調したい単語に括弧を使用すると、その単語のウェイトを増やすことができます。二重括弧を使用すると、さらにウェイトを増やすことが可能です。

より詳しい情報はこちらから

パターンのリンク編集

異なるパターンの外周線同士をリンクすることで、複数のパターンをまとめてすばやく編集できるようになりました。

その他

  • 配色の機能向上:配色エディタにて、配色ごとに異なる生地属性を設定できるようになりました。
  • ソフトボディシミュレーションの機能向上
    • アニメーションモードにて、ソフトボディの効果が反映されるようになりました。
    • アバター自動変換にて、OBJをCLOアバターの見た目またはサイズ編集可能なアバターに変換した場合、ソフトボディの効果を適用できるようになりました。
  • 2Dパターン長さ合わせ:線分の長さを、別の線分に合わせて素早く簡単に編集できるようになりました。
  • UV自動配置:UVが最適化された状態で自動配置されるようになりました。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

以下のCLO7.3新機能ウェビナーでは、基本的な操作方法や、ワークフローに最適に統合する方法について紹介されます。

価格とシステム要件

CLO は、Windows 10 64ビット(1903以降)、Mac OS Catalina 10.15以降で利用可能です。

最新のシステム要件はこちらから

自営業、フリーランスなどの個人での利用は50ドル/月、450ドル/年です。企業向けプランはお問い合わせが必要となっています。また学生向けのプランもあり、個人プランの半額となっています。

詳しい価格情報こちらから


CLOウェブサイトへ

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