2023年11月2日(現地時間)- BorisFX は、ビジュアルエフェクトプラグインの最新アップデート Sapphire 2024 のリリースを発表しました。
新機能ハイライト
このリリースでは、デジタルデータモッシュエフェクト、大気中のダストエフェクト、新しいレンズフレア、Adobe、Avid、OFXワークフロー用の65種類のプリセットの追加などが行われています。
PixelMosh
新しいS_PixelMoshエフェクトとトランジションを使用すると、映像に正確なデジタルの欠陥やグリッチを追加できます。
このエフェクトでは、1つのフレームグループから別のフレームへ、ピクセルを塗りつぶしたりドラッグしたりできます。ブルームやパルスのはじけるようなカラーブロブ(Blob)を追加したり、フレームを破損させてデジタルの崩壊を追加したりすることもできます。また、S_Effect や S_Transition 内の他の Sapphire ダメージ エフェクトとシームレスに組み合わせることができます。さらに、14のプリセットが含まれています
Dust エフェクト
新しい Sapphire のS_Dust エフェクトを使用すると、CG レンダリング、モグラフ要素、静的なショットにフォトリアリスティックな雰囲気をすばやく追加できます。
S_Dustは、ユーザーフレンドリーなコントロールを備えており、高速かつシンプルなパーティクル シミュレーションのルックを複雑な操作なしに再現することが可能です。
CGレンダリングにフォトリアリズムのタッチを加えたり、映画のような雰囲気を作り出したり、モーショングラフィックスを強化するのに最適で、きらめく水滴でムードを盛り上げたり、砂嵐を巻き起こしたりといったシーンに利用できます。
タイムエフェクトの改良
Sapphire Timeカテゴリのすべてのエフェクトは改良され、動作が改善されました。時間操作に特化した30種類のエフェクトが含まれています。各エフェクトは、迅速かつ正確にレンダリングされ、S_EffectとS_Transitionで使用できるようになりました。
その他のアップデート
- 10 種類以上のレンズ フレアが追加
- 65 種類以上のプリセットが追加
- Adobe: After Effects MFR のサポートの改善
- Adobe: Premiere の安定性の向上
その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから
次の動画では新機能の説明を見ることができます。
価格とシステム要件
Sapphire 2024 のシステム要件は以下の通り
- macOS:10.14 or higher
- Windows: Windows 10 & 11
- Linux: Red Hat Enterprise Linux 7 & 8, CentOS 7 & 8
また、以下のホストアプリケーションをサポートしています。
- Adobe After Effects & Premiere Pro
- Avid Media Composer
- Autodesk Flame
- FOUNDRY Nuke
- Blackmagic Resolve and Fusion
- SGO Mistika
- VEGAS Pro
より詳しいシステム要件の確認はこちらから
Sapphire は、年間/月間サブスクリプション、アップグレードおよびサポート プラン、永久ライセンスを備えたプラグインのコレクションとして利用できます。価格は以下の通りです。
■マルチホスト (Adobe、Avid、OFX)
アップグレードは 895 ドルから |
年間サブスクリプション:895ドル |
月額サブスクリプション:112ドル |
永久ライセンス:2795ドル |
■シングルホスト
Adobe/OFX | Avid |
アップグレードは 495 ドルから | アップグレードは 495 ドルから |
年間サブスクリプション:495ドル | 年間サブスクリプション:495ドル |
月額サブスクリプション:62ドル | 月額サブスクリプション:62ドル |
永久ライセンス:1695ドル | 永久ライセンス:1695ドル |
Sapphire 2024は、アクティブなサブスクリプションまたはアップグレードとサポートプランをご利用の場合、無料でアップデートすることができます。
最新版のダウンロードはこちらから
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