台湾出身のフリーランスの 3D /コンセプトアーティスト兼開発者であるCasey_Sheep 氏によるBlenderアドオン『GeoSign』の紹介です。今回のセール(2023夏)でも人気なアドオンとなっています。
簡単にネオンサインを作成できるBlenderアドオン『GeoSign』
『GeoSign』は、複雑な手順を必要とせず、簡単に様々な看板を作成できるBlenderアドオンです。ワンクリックで適用できる1000以上のサインテキストアセットのライブラリに加えて、画像や動画をワンクリックで看板に変換する機能、アニメーションの対応、テキストツールやカーブ描画を使用したカスタマイズも可能となっています。より多くのアセットが近日公開予定のようです。
主な機能
■看板テキストアセットにワンクリックでアクセス
ワンクリックで適用される1000以上のサインテキストアセットのライブラリを搭載。数秒で無数のサインバリエーションを作成することが可能です。
■アニメーション対応
付属のネオンシェーダーはアニメーションエフェクトに対応しています。
■メディアをスクリーンに
画像/動画/GIFをワンクリックでアニメーション付きのスクリーンサインに変換。
■テキストやカーブ描画ツールを搭載
テキストやカーブ描画ツールやオートスナップツールなど便利な機能が搭載されています。次の動画でツールを使用している様子を確認することができます。
・テキストツール
数回クリックするだけで、素早くカスタムサインテキストを作成できます。
・カーブ描画
描画でどんなネオンライト形状も素早く作成することができます。
Nパネルインターフェースの概要
アセットを選択し、シーンに配置します(アセットのプレビューが表示されなかったり、不完全に表示される場合は、’Reload’をクリックしてください)。
・Tools (青いセクション):
よく使用される重要な機能はこのパネルにあります。一部のツールボタンの機能は、選択したオブジェクトによって異なります。
・GeoNode ( 緑のセクション):
GeoSign の GeometryNode パラメータを制御します。このインターフェイスは ‘GeoNode Control’ ボタンをクリックすることで表示/非表示を切り替えることができます。
GeoSign には調整可能なパラメータや機能が広範囲にあるため、多数のオプションの中から自分が修正したい特定のパラメータを見つけるのが難しいと感じることがあるかもしれません。そこで、このインターフェースにメニューが組み込まれています。調整したい項目の種類を選択することで、関連する調整オプションのみをインターフェイスに表示させることができます。
・Material (黄色のセクション):
GeoSign の Material をコントロールする場所です。このインターフェイスは「Material Control」ボタンをクリックすることで表示/非表示を切り替えることができます。
Source Settingについて
購入前に知っておくべきこと
ビデオで紹介されているコンテンツはCyclesを使用してレンダリングされています。
- Eeveeレンダラーを使用している場合、一部のマテリアルエフェクトが完全に表示されない可能性がありますが、その他の機能は通常影響を受けません。
- ライブラリ内のテキストアセットは、無料の Google フォントを使用して作成され、Curve Objects に変換されています。
- ショーケース内の動画/画像で使用されているフォントは、本製品には含まれていません
- 漢字を入力する際、入力に問題がある場合は、他の場所で入力してからBlenderにコピー&ペーストしてみてください。(これは Blender の制限であり、アドオンの制限ではありません)。
- 一部のプロシージャルなマテリアル(例: Metal_2 & Metal_3)はEeveeへの負荷が高くなり、ラグが発生する可能性があります。古いハードウェアを搭載したコンピュータでは、これらを動かすのに苦労するかもしれません。この問題を解決するための代替策を積極的に探しています。
価格とシステム要件
このアドオンは Blender 3.4 以上(3.5 と 3.6 を含む)と互換性があります。
シェーダーは Cycles と Eevee の両方で使用できますが、Eevee 固有の制限が完全なパフォーマンスを妨げる可能性があるため、最適な結果を得るには Cycles の使用が推奨されます。
価格は14.50ドルです。
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