2023年8月17日 – 株式会社ギークピクチュアズと株式会社ビジュアルマントウキョーは、実在の場所を360°CGによって再現するサービス「デジタル・リアリティ・ロケーション」のアップデートと新たなエリアの提供の開始を発表しました。
デジタル・リアリティ・ロケーションとは
日本には映画やドラマの撮影需要が多いロケーションが多くありますが、規制が厳しいため実際の撮影が困難であることが課題となっていました。その課題を解決するために、日本を代表する実在の場所を完全な360°CGで再現し、思い通りの演出ができるプロジェクトが「デジタル・リアリティ・ロケーション」です。撮影困難なロケーションでの自由なクリエーションを実現しており、これまでさまざまなシーンで活用されています。モデルは、3Dスキャンして収集された点群データをもとに作成されているようです。
今後も都内の名所を中心とした全国のロケーションのほか、架空の世界などの創造性のあるロケーションを提供していく予定となっています。
また、「デジタル・リアリティ・ロケーション」では、他にも従来のグリーンバックを高精細LEDディスプレイに置き換えることで、臨場感ある空間で仕上がりをイメージしながら撮影することができる新時代撮影ソリューションを使用したバーチャルプロダクションサービス Virtual DRL も提供しています。。
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スクランブル交差点のアップデート、新宿歌舞伎町とサイバー渋谷の提供が開始
「デジタル・リアリティ・ロケーション」では、サービス開始以来、渋谷スクランブル交差点エリアのメニューを提供していましたが、このたび建造物などのCGを2023年7月時点の景観にアップデートしました。
さらに、新宿歌舞伎町、SF映画を思わせる架空の渋谷を表現したサイバー渋谷も新たに新エリアとして提供開始も発表しています。
これにより、渋谷スクランブル交差点エリアと銀座四丁目交差点エリア、そして今回新たに追加した新宿歌舞伎町エリアとサイバー渋谷エリアの提供がされており、時間帯やアングル、時代設定も自由自在の作品作りが可能です。
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