Marmoset Toolbag 4.06 がリリース!OpenUSDサポートの拡張、ライブラリにオブジェクトプリセットが追加

CGソフト

2023年8月3日(現地時間) – Marmosetは、リアルタイムレンダリング、テクスチャリング、ベーキングツールの最新アップデート Toolbag 4.06 をリリースしました。

新機能ハイライト

このリリースの主な焦点は、OpenUSDとしても知られ、3Dソフトウェア業界全体で幅広い支持を集めているUSDファイルフォーマットのサポートを拡張したことです。また、ライブラリにオブジェクトプリセットフォルダが追加され、プリメイドアセットでシーンを素早くブロックアウトしたり、カスタムアセットを保存して再利用したり、他のユーザーと共有したりできるようになりました。

USD サポートの拡張

ToolbagのUSDのインポートおよびエクスポート機能の強化により、Toolbagシーン間でのメッシュ、ライト、オブジェクトデータの転送機能が向上、Toolbag、DCCアプリケーション、ゲームエンジンなどとの相互運用性が向上しました。この強化により、多くのメッシュ、マテリアル、ライティング プロパティがパイプライン全体で保持されるようになり、作業のやり直しが最小限に抑えられます。

PBRマテリアル

アルベド(Albedo)、ラフネス(Roughness)、メタルネス(Metalness)などの一般的な物理ベースのマテリアル値は、選択したDCC(3ds Max、Maya、Modoなど)、Toolbag、ゲームエンジンでUSDファイルをインポートおよびエクスポートしても保持されます。PBRが現代の標準あることにより、コンテンツが3Dアプリケーション間で移動しても、マテリアルとシェーディングの精度を維持でき、他のアーティストやスタジオとファイルを簡単かつ確実に共有できます。

メッシュ以外もサポート

USDファイルのサポートにより、コンテンツのエクスポートとインポートがより広範囲で可能になったことで、アセット、ライティング、マテリアルデータをアプリケーション間で転送する機能が向上しました。これは、製品ビジュアライゼーションのワークフローに便利で、転送時にデータの精度が保たれ、プロパティを調整する必要性が軽減されます。

Toolbag オブジェクトのサポート

フォグ、シャドウキャッチャー、ターンテーブル、カメラなど、Toolbag独自のオブジェクトタイプのUSDサポートが統合されました。カメラオブジェクトのUSDエクスポートは、被写界深度、ポストエフェクト、カーブなどの主要データを保持することができます。これは、Toolbag シーン間でデータをエクスポートおよびインポートしたいユーザーにとって便利です。

NVIDIA Omniverseとの互換性

OpenUSDとしても知られるUSDサポートの拡張により、USDにエクスポートされたToolbagシーンとアセットは、Autodesk Maya、3ds Max、Houdini、Unreal Engineなどのお気に入りのDCCアプリやクリエイティブツールキットを含む、NVIDIA Omniverseエコシステムと接続することが可能となりました。


Omniverseについて
Omniverseは、3Dコンテンツクリエイターのための強力なRTXアクセラレーションプラットフォームであり、クリエイティブアプリケーションとツールのNVIDIA Studioスイートの一部として無料で提供されています。
Omniverseは、3Dクリエイティブ・アプリケーションをシームレスに接続し、強化する中心的なハブとして機能し、中断のないワークフローを実現するために、アセット、ライブラリ、ツールを統合します。これにより、アーティストは、複数のアプリケーション間でリアルタイムにアセットをインポートして編集したり、共有シーンで他のアーティストと共同作業したりすることができ、クリエイティブの自由度をさらに高めることができます。

新しいライブラリコンテンツ

ライブラリに新しいオブジェクトプリセットが追加されました。オブジェクトアセットを使用すると、プレハブメッシュとライティングセットアップを使用してシーンを素早く作成できます。

完璧にUV処理されたプリミティブや背景をシーンに追加したり、あらかじめ用意された家具で環境を構築したり、素早く3点ライティングセットアップを追加したり、オブジェクトプリセットは、時間を節約するのに役立ちます。

シーンアウトライナーでオブジェクトを右クリックしてライブラリに保存したり、ファイルエクスプローラーからライブラリウィンドウにメッシュファイルをドラッグ&ドロップするだけで、簡単にオブジェクトプリセットを作成して保存することが可能です。

また、オブジェクトプリセットは、チーム設定で共有リポジトリを使用する際、よりスムーズなパイプラインにも役立ちます。チーム用に同期リポジトリを設定する方法について詳しく知りたい場合は、完全なライブラリガイドをご覧ください。

新しいToolbagドキュメント(ベータ版)

Toolbagの新しいテクニカルドキュメントがベータ版として公開されました。 この新しいドキュメントは、これからToolbagを始めようとする初心者ユーザーから、Toolbagが提供する機能セットを最大限に活用しようとする熟練したToolbagユーザーまで、有用な情報を含んでいます。

ベータ版ですが、毎週新しいコンテンツや記事が追加される予定です。

その他にも、Toolbagの3Dペイントとテクスチャリングツールの改善、レンダリングシステムのアップデート、全システムにわたる多くのクラッシュとバグの修正が行われています。

その他すべてのアップデート内容の確認はこちらから

価格とシステム要件

Toolbag 4.06は、Windows10 22H2 (19044)以降とmacOS10.15以降で利用できます。

永久ライセンスの価格は、Individual ライセンスが319ドル、Studio ライセンスが879ドルです。

サブスクリプションも利用可能で、Individual 15.99ドル/月、Studio ライセンスは43.99ドル/月です。

Toolbag 4.06は、Toolbag 4 の全ユーザーを対象とした無償アップデートとなります。ユーザーでない方は、30日間の無料トライアルが利用可能です。

最新版、体験版のダウンロードはこちらから

Marmosetウェブサイトへ


Toolbag 4.06 Available Now

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