オープンソースの無料 MaterialX エディタ 『 QuiltiX 』がリリース

CGソフト

2023年8月3日(現地時間)- Prism を開発する Richard Frangenberg 氏は、オープンソースの無料 MaterialX エディタ 『QuiltiX 』を発表しました。

オープンソースの無料 MaterialX エディタ 『QuiltiX 』

QuiltiXは、3Dアセットの MaterialX ベースのマテリアルを編集、作成するためのグラフィカルノードエディタです。USDアセット用のマテリアルの作成と編集に使用できます。OpenUSD の Hydra をベースにしたビューポートが含まれており、Hydra と MaterialX の両方をサポートするレンダラーでアセットを表示できます。

これは、スタンドアロンのツールですが、同じく Richard Frangenberg 氏が開発する Prism と組み合わせることで、ライブラリからファイルを開いたり、マテリアルのバージョンを保存したりするオプションを追加するなど、より高度なマテリアルパイプラインを得ることができます。他のパイプラインツールでも、QuiltiX内で同様の機能を提供することが可能です。

主な特徴

アーティストフレンドリー

QuiltiXはアーティストを念頭に置いて設計されており、GUIはカスタマイズ可能で使いやすくなっています。お好みのプロダクションレンダラーでマテリアルを表示し、マテリアル作成中に潜在的な問題を発見することができます。

パイプラインとの統合

QuiltiXは、Prismのような既存のスタジオパイプラインに統合して、ライブラリパネルやパブリッシュプロセスのような追加機能を追加することができます。

ダウンロード

QuiltiXは完全にフリーでオープンソースです。他の多くのオープンソースプロジェクトと同様に、完全な商用利用を許可するApacheライセンスの下でライセンスされています。

QuiltiXはWindowsでテストされていますが、LinuxやMacでも動作するとされています。
※Windowsのみの依存関係が提供されています。LinuxとMacでは、独自のUSD/MaterialXビルドを使用する必要があります。

QuiltiX github ページへ

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