2023年7月25日(現地時間) – Trimble のSketchUpチームは、無料3Dモデルライブラリ 3D Warehouse のアップデートを発表しました。
3D Warehouse について
3D Warehouse は、SketchUpの開発元でもあるTrimbleによって運営されているウェブサイトで、ユーザーが3Dモデルをアップロード、共有、ダウンロードすることができる3Dモデルライブラリです。
建築、エンジニアリング、建設、都市計画、映画、ビデオゲームなど、さまざまな業界で使用できる3Dモデルが利用できます。SketchUpユーザーによって広く使用されていますが、SketchUpファイル(.skp)や Colladaファイル のインポートをサポートしているソフトウェアでも利用可能です。
3D Warehouse がアップデート
3D Warehouse の最新のアップデートでは、デスクトップ、モバイル、ウェブのインターフェイスの刷新され、ライトモードとダークモードが追加されました。また、AIを活用した全く新しい検索機能により、画像による検索が可能となりました。
画像検索
3D Warehouseの検索バーで、テキストの代わりに画像を使って3Dモデルを検索することができるようになりました。例えば、ショールームやムードボードから椅子の写真を撮り、インテリジェントな検索エンジンにドロップすると、AIが何百万ものモデルから理想的なものを探し出してくれます。
3D Warehouseの検索には、メーカーの実際の製品や設計要件に合わせてパラメトリックにカスタマイズできるLive Componentsも含まれています。さらに画像検索は、テキストベースのキーワードだけでの検索に制限されないので、世界中のモデルを絞り込むことができます。

マテリアルを簡単に検索
3D WarehouseのMaterialsタブからマテリアルを検索、フィルタリング、直接ダウンロードできるようになりました。キーワード検索を使用して、SketchUpで使用するマテリアルとテクスチャの見本を簡単に入手することが可能です。マテリアルの名前を検索バーに入力し、マテリアルタブをクリックするだけです。
どこでもお気に入りの製品にアクセス
Trimble IDでログインすると、デスクトップ、モバイル、ウェブからお気に入りの製品、モデル、カタログ、コレクションに簡単にアクセスできます。SketchUpプロジェクト内で3D Warehouseを起動すると、すべてのキュレーションされたコンテンツにアクセスでき、モデル内ですぐに使用できるため、ワークフローがスピードアップします。
その他の機能
■拡張現実(AR)ビュー
10MB以下、20万ポリゴン以下の軽量モデルは、拡張現実(AR)ビューでチェックすることができます。3D Warehouseは、あなたの作品を自動的にUSDとGLBフォーマットに変換し、共有可能なQRコードを提供します。
■フィルタリング
ファイルサイズ、ポリゴン数、ファイルタイプで製品やモデルの検索結果をフィルタリングし、ダイナミックコンポーネント、ライブコンポーネント、ジオロケーションモデルにチェックを入れて絞り込むことができます。
利用について
3D Warehouseの利用は基本的に無料ですが、画像検索の利用はサブスクリプションプランの加入が必要なようです。既にサブスクリプションに加入している方は、ログインして無制限の画像検索を含む3D Warehouseのフルパワーを利用することができます。サブスクリプションを契約していない場合、無料トライアルで試すことができます。
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