2023年7月5日(現地時間)‐ Rizom-Labは、UVマッピングソフトウェアの最新アップデート Rizom UV 2023.0 をリリースしました。
新機能ハイライト
このリリースに関する新機能は以下の動画で紹介されています。
詳細な説明は今のところ上記の動画のみのようです。動画では以下のような新機能が紹介されています。
■RizomUVLink Python モジュール (Windows のみ):RizomUVLinkは、pythonモジュールで、pythonベースのプログラムがryzenUVのインスタンスと通信できるようにするものです。つまり、ファイルのロードや保存、最適化の展開などのタスクを実行することができます。基本的にRizom UVのすべての機能を、pythonをサポートする3Dアプリケーションで実行することが可能です。
これは、独自のワークフローを開発するスタジオ、RizomUVと3Dアプリケーション間のブリッジを構築したい人、3Dプログラムの中で独自のPythonスクリプトを書くユーザーにとって便利な機能となります。
■GUI の再設計:UIが変更され全体的な見た目が変わりました。より簡潔でよいレイアウトになっています。
・マウスカスタマイザーで、機能リストを名前でソートできるようになりました。また、ズーム時のマウスホイール方向を反転できるようになりました。
■Pixar USD のサポート (Windows のみ)
■NVidia Omniverse のサポート (Windows のみ)
■ポリゴン選択ツール Magic Wand の自動展開モード:ポリゴン選択を自動的に展開する新しいモードが追加されました。
■最後のアクションと最後の2つのアクションを繰り返す
■U と V に沿って展開
■ヒストグラムバーを使用したUV空間でのエッジの向きによるエッジ選択
■Fit to grid の改善:
- グリッドにフィット(Fit to grid)がタイル/UDimグリッドにフィットできるようになりました。
- グリッドにフィット(Fit to grid)がタイルモードでタイルのマージンを追加できるようになりました。
- グリッドにフィット(Fit to grid)で、U軸、V軸、または両方の軸を独立または均一にフィットできるうになりました。
■非立体プリミティブを選択できるようになりました。
■Exporter Stamperで、背景が透明なPNGファイルをエクスポートできるようになりました。
■その他のアップデート
- 環境設定ファイルとロードダイアログで、自動ウェルドオプションを提案。
- アイランドのマーキー選択に対する耐性が向上しました。
- HUDテキストの色をカスタマイズできるようになりました。
- グループボックスのコーナーが編集されると赤くなるようになりました。
- Linux を RHEL 8 のみのサポートに変更。
- ラベルを表示するスイッチがグループスタックにも影響するように。
- ファイルを保存またはエクスポートする際、ステータスバーに青い通知が表示されるように。
- ミックススケールボタンがスケール最適化範囲ブロックに追加されました。
価格とシステム要件
RizomUV2022.1 は、Windows 7 / 8 / 10 – (64 bit)、macOS 10.12.5以降、Linuxで使用できます。コミュニティによる3ds Max、Blender、Cinema 4D、LightWave、Maya、Modo、ZBrush用のブリッジプラグインもあり、こちらから確認できます。
より詳しい情報システム要件はこちらから
ライセンスは、インディーユーザー(年間10万ユーロ未満の収益を上げているアーティストや企業)とプロユーザーの間で異なります。
- インディーユーザーは、永久ライセンスとサブスクリプション(レンタル)形式のライセンスを利用できます。
- プロユーザーはサブスクリプションのみです。インディーライセンスは2台のコンピューターにノードロックされていますが、プロユーザーはフローティングライセンスをレンタルすることもできます。
RizomUV VSの場合、インディー永久ライセンスは149.90ユーロ、サブスクリプションは14.90ユーロ/月です。Proライセンスは34.90ユーロ /月です。
RizomUV RSの場合、インディー永久ライセンスは299.00ユーロ、サブスクリプションは29.90ユーロ/月です。Proライセンスは59.90ユーロ/月です。
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