近日リリース予定! INSYDIUM Fused の新機能スニークピークが公開

プラグイン

INSYDIUM は、近日リリース予定の Cinema4D 用プラグイン INSYDIUM Fused の最新アップデートで追加される新機能が公開されました。

Taiao

植物生成ツールのTaiaoは、アーティスティックなワークフロー、アニメーション、成長エフェクト、リアルな力を改善する新機能が追加されています。

■toPlant

toPlantは、再構築されて完全にレイヤーベースになり、植物レイヤーごとにコントロールできるようになりました。

toPlantは植物レイヤーごとにモディファイアをスタックできるようになり、ファーリング、乱流、変位などのモディファイアをプロシージャルにレイヤー化し、植物レイヤーごとに追加できるようになりました。 また、フィールドを使用して個々のレイヤーをアニメートすることもできます。

新しい成長システムは、個々の植物レイヤーの成長をアニメーション化する機能を提供します。キーフレーム化された葉やキーフレーム化されたカスタムオブジェクトを使用して、それらの成長を個別にアニメーション化できます。フィールドは、これらのアニメーション化されたレイヤーを成長させるためにも使用できます。

これらにより、幹や枝の長さに沿って力の強さを調整したり、フィールドを使ったり、葉っぱごとに葉っぱの曲げをアクティブにしたりと、完全にアーティスティックにコントロールすることが可能になります。

■toLeaf

toLeafは、新しいプロシージャル葉ジェネレータです。リアルな葉脈構造を作成し、toPlantと同じモディファイア・スタッキング機能を利用できます。

複数のひだ、毛羽立ち、乱れをレイヤーして、特定の外観を作成できます。プロフィールの向き、分布、サイズの変化をコントロールできます。

■toFlower

toFlowerは、独自のプロシージャルレイヤリングシステムを持つスタンドアロンオブジェクトになりました。個々の花のパーツを個々のレイヤーとして使って花を作成することができます。

NeXus

nxQuestionとデータマッピング

NeXusには、シミュレーションを直感的かつアーティスティックにコントロールするための新しいコントロールツールが搭載されます。また、新しいデータマッピングシステムでは、あらゆるモディファイアのパラメータをパーティクルデータにマッピングできます。

nxQuestionは、パーティクルデータとシーンデータからエフェクトをトリガーできます。これを使えば、パーティクルエフェクトを駆動する独自のスクリプトを書くことが可能となります。

nxQuestionは非常に複雑になりますが、初心者でも簡単かつ直感的に使うことができます。質問とアクションを論理的なワークフローで無限に重ねることができるので、複雑なシーンの構築と管理が簡単になります。

nxQuestionsスクリプトレイヤーを使用すると、独自のパーティクルエフェクト用のGLSLスクリプトを作成できます。事前にプロンプトの指示を貼り付けて、AIにXパーティクルの扱い方を教えてから質問すると、ChatGPTを使ってコードを生成することも可能です。

新しいNeXusデータマッピングシステムは、すべてのモディファイアとダイナミックモディファイアをデータマッピングできるようにします。マップをレイヤー化し、パラメータを設定し、ニーズに合わせて調整することが可能です。

追加パラメータと多くの新しいモディファイアが追加

NeXusは、追加パラメータと多くの新しいモディファイアが追加されます。群れシミュレーション、有機的なパーティクル成長システム、ブレンドエフェクト、流体中のリアルな波の生成に最適な新機能が追加されています。

nxUpres、nxInfectio、nxWind、nxAvoid、nxFlock、nxBlend、nxFoam、nxWave、新しいカスタムノイズタイプといったパラメータとモディファイアの追加が行われています。

  • nxUpresは、低カウントのパーティクルシミュレーションをアップレスできます。キャッシュされたエミッタをソースとして、パーティクル数の多いエミッタをターゲットとして使用し、再生ボタンを押すと、ソースパーティクルの速度に基づいて、ライブ生成されたパーティクル数の多いシミュレーションが実行されます。
  • xpInfectioがnxInfectioとしてGPUに対応しました。
  • nxWaveは、流体シミュレーション用のアニメーション波を生成するライブベロシティフィールドを作成できます。さらに、NeXusのために6種類のカスタムノイズも追加されました。
  • xpFoamがnxFoamとしてNeXusに追加され、アートディレクションがより素早く簡単になりました。
  • nxWindにVon Karmanモードが追加され、より物理的に正確な突風をシミュレーションでリアルに作成できるようになりました。
  • nxAvoidにより、パーティクルからオブジェクトへの回避がGPU上で可能になりました。
  • nxFlockでは、カオスやコヒーシオンなど、複数の群れ行動をレイヤー化できます。パーティクルが追いかける追跡オブジェクトを作成したり、逃げる敵パーティクルを作成したりすることが可能です。
  • nxBlendでは、複数のブレンドモードが使えるようになりました。パーティクルエミッタごとにレイヤーベースの待機を行う新しい待機タブがあり、素晴らしいブレンドエフェクトを作ることができます。

X-Particlesは、キャッシュされたシーンからパーティクルを生成できるようになります。。さらに、エミッタのアップデートにより、ジェネレータにマルチインスタンスのサポートが追加されます。

  • キャッシュ済みのパーティクルシーンから、実時間のパーティクル効果を生成することも可能になります。xpSpawnをスポーニングエミッターでアクティブにし、再生ボタンを押すだけで、キャッシュされたパーティクルの位置からパーティクルがスポーンされます。キャッシュされた流体シミュレーションからライブ泡を生成して、xpFluidFlipシーンをアップグレード(アップレス)できます。
  • NeXus fluid ツールは、X-Particlesと互換性のあるこの機能でアップデートされました。この次のアップデートで、X-Particleはマルチインスタンスに対応する予定です。マルチインスタンスモードにより、重いシーンの再生やアニメーションの表示が問題なく行えるようになります。
  • スタックしたパーティクルの正しい向きを確保するために、xpEmitterに新しい回転モードが追加されます。ローカル回転を有効にすると機能します。
  • スプラインメッシャーの平面化モードが追加され、xpTrails や任意のシーンのスプラインからリボンを生成できるようになりました。

MeshTools

Rayline

MeshToolには、FUI、HUD、モーショングラフィックス、スプラインアニメーション、レーザーエフェクトに最適な、プロシージャルなレイキャスティングスプラインジェネレータ mtRayline が追加されます。

mtRaylineは、素早く簡単に設定でき、オブジェクトから光線を放射し、シーンオブジェクトを追加するだけで、光線はエミッターからキャストされ、シーンオブジェクトに跳ね返されます。この光線は、リアルタイムでアニメーションし、更新されます。

オブジェクトのボリューム内に光線を投射したり、アニメーションのクローナーを使用して衝突させること、カスタムプロシージャルオブジェクトを設定して、そこから光線を投射することができます。

mtRaylineをX-Particlesと組み合わせて、アニメーション化されたパーティクルシミュレーションから光線を投射したり、X-Particlesと組み合わせてレイザーメルトエフェクトを作成することも可能です。

SplineFX

MeshToolsの新しいスプラインエフェクト生成ツール mtSplineFX は、フォーク状の稲妻の作成、ケーブルシステムの設計、詳細なウェビングデザイン、複雑な電気アークシステムに最適なツールです。

  • オブジェクトを開始オブジェクトと終了オブジェクトのプロパティボックスにドラッグするだけで、オブジェクトを接続できます。接続オブジェクトには、ポリゴンオブジェクト、スプライン、モグラフクローナーのようなジェネレータを使用できます。Xパーティクルを接続することもできます。
  • mtSplineFXには、ノイズを選択できるアニメーションスプライン用のノイズ駆動モーションコントロールがあります。小さなノイズのディテールを重ね、フォールオフカーブを使ってスプラインに沿ってモーションのエフェクトをマッピングするだけで使用できます。
  • 成長タブのアニメーション設定と重力設定を使って、シーンのワイヤやケーブルをすばやく簡単に作成できます。
  • オリジナルのコネクションを基にコネクションを作ることも可能です。フォールオフを使用してノイズを指示し、スプラインに沿って分散させることもできます。
  • 分岐(fork)レイヤーを追加し、分岐の長さ、長さのバリエーション、角度を調整することができます。レイヤーを追加するだけで、分岐点からさらに分岐点を生成することができます。

TerraformFX

抽象的、現実的な風景をデザイン、生成、アニメーション化することができるTerraformFXには、tfTrace、tfRiver、tfFormula、Gradient UV Shader、tfTerrain、新しいプリセットが追加されます。

  • tfTraceは、レイトレーシングを使ってシーンのジオメトリをTerraformFXの高さフィールドに取り込む新しいオペレータで、カスタムランドスケープを簡単に作成できるようになりました。
  • tfRiverでプロシージャルな河川システムを作成できるようになりました。スプラインや完全にプロシージャルのパーリンワームを使用して作成します。また、分岐オプションで二次河川を追加することができ、複雑な河川システムを作成することができます。
  • tfFormulaの追加により、抽象的なアニメーションの風景を生成するために数式を使用できるようになりました。変数を調整し、異なるスタイルのキーフレームを作成することができます。
  • Gradient UV Shaderは、風景の見た目をさらにコントロールできるようになりました。
  • tfTerrainオブジェクトに太陽光リグが追加され、太陽の角度を調整したり、影をつけたり、ビューポートで周囲の明るさを調整できるようになりました。
  • さらに、5つのプリセット地形が追加され、手軽に始められます!

現時点では以上です!今後数週間にわたり、新機能のスニークピーク定期的に公開されるようです。また追加の情報があれば紹介したいと思います。

次のリリースアップデートは7月に公開される予定で、Fusedのサブスクリプションまたはメンテナンス中のライセンスをお持ちのお客様に提供されます。

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